写真:Ise Shinkurou
地図を見る紀勢自動車道が「紀伊長島IC」まで延長され名古屋・大阪方面からのお出かけにはとても便利になりました。
でも紀北町を目指される方にお勧めするのは、一つ手前の「紀勢大内山IC」で紀勢道を出られ、国道42号線を南下するルート。
と言うのは、このルートは熊野古道の玄関口にあたる荷阪(にざか)峠を超えるからです。険しい峠を越えてドーンと目の前に広がる海という、熊野詣ならではの景観。これをお車からでも愉しんで頂け、清々しい気分になれるお勧めルートです。
さらに「荷阪トンネル」(紀北町の入り口となります)を出られてすぐの場所にある「マンボウの丘」もお勧め。可愛いマンボウのモニュメントが観光客をお出迎えしてくれます。ここからは山の麓に迫る海が望め「マンボウと海の町・紀北町」を実感して頂けるお勧めスポットです。
そして国道をさらに南下し紀北町の市街地へと向かいます。
写真:Ise Shinkurou
地図を見る「マンボウの丘」から42号線を車で5分程南下して頂くと、道の駅「紀伊長島・マンボウ」へ到着です。
車を降りると早速香ばしい香りが! 建物入り口前にある「マンボウ串焼き」のお店からですね。マンボウを食べるなんて本当に珍しいと思われませんか? ここでは「マンボウ串焼」と「マンボウ唐揚」を販売しています。バスが到着すると一度に多くの人が並ぶほどの人気のあるお店ですよ。
マンボウは焼くのに少し時間が掛かるので、店の前で香りを楽しみながらお待ち下さいね。それでは早速「マンボウの唐揚」を頂きます。
写真:Ise Shinkurou
地図を見る初めて食べた時は怖々口に運びましたが、今では紀北町を訪れると必ず食べる程のマンボウファンです。
食感は少し歯ごたえがあり、柔らかい鶏肉の唐揚のような感じです。味は魚臭さがなく淡白なので、「これ魚?」と思われるかもしれませんね。魚嫌いの方にも是非試していただきたいお味です。
串焼きは少しあっさり味、唐揚は少し濃い目のお味ですが、どちらもマンボウ独特の鶏肉のような食感を愉しんで頂けます。
その場でアツアツを頂くのが最高ですが、お家でもと思われる方は、道の駅の店内へどうぞ。お土産用のマンボウもたくさん揃っています。ではそちらもご紹介しますね。
写真:Ise Shinkurou
地図を見る回遊魚であるマンボウは、他の魚の定期網にかかる事で水揚げされるので、漁獲量が安定しません。そのためほとんど現地で消費されてしまいます。
ここ道の駅「紀伊長島・マンボウ」の店内には、様々な種類のマンボウの冷凍食品が販売されています。お土産には最適ですね。「マンボウ唐揚」「マンボウ串焼」の他に「マンボウナゲット」「マンボウホルモン」もあります。色々なマンボウ料理をお愉しみ下さい。
道の駅「紀伊長島マンボウ」
年中無休
営業時間 8:15〜19:00
最後に紀北町が誇る熊野灘を望む風景をご紹介します。
写真:Ise Shinkurou
地図を見る紀北町には「孫太郎オートキャンプ場」「比幾(ひいけ)海岸海水浴場」「黒浜海岸海水浴場」など夏を満喫できるスポットが沢山あります。また湯質を誇る「古里温泉」もお勧め。海遊びの後の疲れた体を癒し、ほっこりと温めてくれます。
海水浴には少し早いかなと思われる方は、是非「道瀬海岸」へお立ち寄り下さい。何度訪れても素晴らしい景観を見せてくれる、地元民お勧めのビュースポットです。
(先にご紹介した道の駅から42号線を南下、「古里トンネル」を出て約400mで左折。車で10分程の距離です。)
紀北町で味わう「マンボウ」は古くから日本中で食べられてきた珍しい魚。現在はほとんど見かけませんが、ここではスーパーの店頭にも並ぶほど人気の魚です。是非その歯ごたえのある食感と、鶏肉のようなお味を試してみて下さいね。さらにこの町は美しい海を見るだけでなく、遊ぶ事も出来る場所。蒼い海と珍味を味わいに紀北町へおいでになりませんか?
その場で食べられる「マンボウの串焼き」のお店は土曜・日曜・祝日のみの営業ですのでご注意くださいね。店内販売の「冷凍マンボウ」は道の駅の営業時間内でしたらいつでも購入して頂けます。
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この記事を書いたナビゲーター
Ise Shinkurou
はじめまして。旅連れの小太郎と日本中に足跡を付けたく始めた旅も2周目に入りました。「やっぱり日本は広くて深い」ペットと愉しむ旅を・・そして有名観光地に加え「えっ?」って思っていただけるような穴場スポッ…
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