北海道は西側に位置する積丹(しゃこたん)は、美味しいウニがとれると有名な場所。スムーズに行くと札幌から車で約2時間半。積丹にはいくつかのウニ専門店があります。今回紹介する「鱗晃(りんこう)」の女将は積丹生まれ、積丹育ち。明るい接客と丁寧な仕事で芸能人も数多く訪れる人気のお店です。
名物は赤白二色のウニどんぶり。白いほうが夏が旬のムラサキウニ、赤いほうがバフンウニです。贅沢にも器全体に敷き詰められています。札幌でも美味しいウニはたべられますが、わざわざ積丹まで時間をかけていくというのが、より一層ウニを美味しくしてくれるような気がします。
ムラサキウニ、バフンウニの時期は解禁の6月から8月まで。新鮮なウニはもちろんミョウバンなどは使わず、塩水で保存されています。甘みのあるウニ独特の味わいを楽しむことができますので、北海道まで行って食べる甲斐があるというものです。
ウニ丼にはお味噌汁、昆布の煮つけ、ホタテ、お新香がついて3500円。シケで漁ができないときはいただけないこともありますが、シーズン真っ只中になると全国から積丹のウニを求めて旅行者が集まります。時間によっては「売切れ」ということもありますので、向かう前に電話で確認すると安心です。
メニューは色々あって悩みます。がっつり丼ものが好きな方はどんぶりで豪快にいただきましょう!小鉢を色々楽しみたいという方には定食がオススメ。「定食ではせっかくのウニが少ししかなくて満喫できないかも……」という方は、「生ウニ」を1皿追加すると心もおなかも大満足間違いなしです!
車で行くとお酒をいただくことはできませんが、お酒と共に海の幸をいただくことを前提に、バスなどで行かれる方もいるでしょう。そういう方も楽しめるよう、お刺身などの一品料理も用意されています。冷凍保存ができず、保管がむずかしいウニはやはり北海道でとれたてをいただくのが一番!甘エビやホッケも旬を迎える夏をめがけて積丹まで足を運んでみましょう。
公式ホームページには割引クーポンがあることも。行かれる前に確認し、クーポンがあれば印刷をしておかれるとオトクです!鱗晃に行くまでに「鱗晃荘」というお食事処がありますが、そちらではありません。お間違いのないようお気を付けください。
ウニでおなかがいっぱいになったら、お店から出てすぐそばにあるこの小さいトンネルをくぐりましょう。島武意海岸に通じるこのトンネルは徒歩のみで車は通れません。お車の方は駐車場にとめて歩きます。
トンネルを抜けると、素晴らしい島武意海岸の景色が開けます。階段の段数はかなり多いのですが、海のそばまで行くことができますのでぜひチャレンジしてみてください。お天気の良い日は海辺まで行くととても気持ちがよく、北海道の大自然を堪能できますし、食後の良い運動にもなります!
トンネルといっても歩いて1分もかからない短いものですので、ぜひ足を運んでみてください。
住所:北海道積丹郡積丹町入舸町109-9
電話番号:0135-45-6651
アクセス:札幌から車で約2時間半
2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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