「河内藤園」の一番の見所は、入場した途端に目に入ってくる「藤の花のトンネル」。
水彩画のようなグラデーションで彩られる藤の花のトンネルは、他に類を見ない美しさで、様々な色の花が順々に咲き乱れるその素晴らしい光景を目にすると入り口から先に進めなくなってしまうほどです。トンネルは80mと110mの2本があり、いずれも同様の絶景を楽しませてくれますので、どちらから入られてもいいでしょう。
入園料は、咲き始めが500円〜見頃が1500円(高校生以下は無料)となり、開花状況によって変動します。1500円で入場したら、もっとも美しい時期に訪問できたということです。
トンネル内ではいろんな種類、いろんな色の藤の花を楽しめます。入り口で全体のグラデーションを楽しみ、ゆっくり歩を進めながらそれぞれの藤の花を堪能しましょう。
どうしても混雑してしまうトンネル内ではありますが、人に押し流されるほどではありませんので、自分のペースで心ゆくまで楽しむことが出来ます。
ほんとによく手入れされていて一房一房がとっても綺麗です。藤の香りに包まれながらの観賞は、想像以上にリラックスできますよ。
トンネルを抜けて大藤棚に向かう途中にはドーム状の藤棚もあります。小さな入り口から内部に入ると、360度の花景色を楽しめます。
藤棚の周辺にはもみじの木もたくさんあり、5月であればきれいな新緑も一緒に楽しめます。
これほどの絶景ですから、国内外からたくさんの観光客が来園します。山間の藤園に向かう道路が大渋滞!なんてことがあたりまえの状況になっていました。
そこで、交通渋滞を緩和してスムーズな通行を促すとともに、ストレスなく藤を鑑賞してもらうことを目的に、公式サイトまたはコンビニで販売される事前チケット(コンビニチケット)を購入するシステムになっています。
詳細は、公式ホームページ(MEMO参照)で丁寧に説明されていますので、確認の上で計画を立てることをおすすめします。
ここの見所は藤のトンネルだけではありません。トンネルを登りきった先には藤棚で覆われた約1000坪の広場があるのですが、この大藤棚の豪華さにも圧倒されてしまいます!!
満開時の藤の房は目前まで垂れ下がり、背の高い方は花をかき分けなければいけないほど。広大な藤棚の下でゆっくりした贅沢な時間を過ごせます。
見上げると、まるで藤の花のシャワーです。
2014年までは、大藤棚の下で持参の弁当を食べたり、藤の下でごろごろ寝たりして過ごす光景が見られたのですが、2015年からは少し様子が変わり、樹木保護のため、根本周囲がすべてて立ち入り禁止になっています。
今後もずっときれいな花で楽しませていただけるように、みんなで協力して保護していきたいですね。
大藤棚から入場口への直通通路ももちろん藤棚。こちらの藤園はどこを歩いても藤の花なんです。めずらしい八重の藤も見られますよ。
ちょっとめずらしい八重の藤。まるで葡萄がたくさんぶら下がっているようです。
目で楽しめるのはもちろんですが、これだけの藤の花ですから香りもすごいんです!!
その香りに誘われてクマバチなんかもたくさん飛んでいたりします。ハチが苦手な方にはちょっと怖いかな・・・でも、おそってくることはまずありませんから、安心して下さい。
桜のシーズンが終わると待ち遠しいのがゴールデンウィークですよね。ちょうど藤が見頃の時期で混雑が予想されますので、チケット事前購入など早めに検討されてみてはいかがでしょうか。
こちらで掲載した写真だけではここの素晴らしさは伝わらないと思います。「日本で最も美しい藤棚トンネル」、そして大スケールの「大藤棚」をご自身の目で堪能して下さい。
2018年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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