滋賀県と三重県の県境にある「道の駅 あいの土山」は、1993年4月に登録され、その登録番号が1番目と言う事から「近畿で最初の道の駅」と言われています。また、この地は甲賀流忍者発祥の地とされる事から、記念撮影用のパネルや信楽焼の忍者たぬきも設置されていて、「そうか!ここは忍者の故郷なんだ」とワクワクした気持ちにさせてくれます。
ところが、この道の駅には忍者よりも旅行者を魅了するものが……それが名物の「お茶」です。館内に入ればすぐに分かりますが、ここに来たら思わず笑顔になる絶対に食べておきたい名物があるのです。
写真:旅人間
地図を見るこの道の駅に足を踏み入れると、「おっ」と言う面白いサービスが目に飛び込んで来ます。それは「あいの土山名物 1日100個限定、抹茶ソフトクリームの盛り放題」の文字。そして、この盛り放題を選ぶと、受付でコーンが手渡され、セルフで自分の好きなように、限界まで好みの量の抹茶ソフトクリームが盛れると言うもの。面白そうでしょ!
逆に、そんなたくさん食べられないと言う場合は、メープルコーンにスタッフの方が規定量を入れてくれるタイプもあります。少量で良いから土山の抹茶ソフトの味を楽しみたいと言う方には、こちらがおすすめ。
写真:旅人間
地図を見るしかし、せっかくなら盛り放題にチャレンジしたいですよね。「よし、やるぞ」という方に注意事項があります。それは盛るのは1回限りで、お代わりは出来ないという事。そしてスプーンがないので、食べにくい盛り方にならないように注意する事。最後に下にこぼさないように気を付ける事です。
この注意事項を頭に入れたら、あとは行動するのみ!
写真:旅人間
地図を見るコーンを片手に持ち、レバーを下げると緑色のソフトクリームがニョロニョロっと落ちて来ます。速度はゆっくりで、ソフトクリームに一定の硬さがあるので盛りやすい。思い切って横に広げたり、果てしなく高さを求めたり、とにかく我流のソフトクリームを作ってみましょう。想像以上に楽しめるはず。
不細工なほど盛り上がり、下手なほど写真映えする抹茶ソフト。このように言えば、味よりも話題性が重視かな、なんて思いがちですが、抹茶は濃厚にして口当たりはサラッ、そして香り高い抹茶の風味がドンとやって来る……ハッキリ言って驚くほどに美味しいです。
写真:旅人間
地図を見る館内を歩くと、お茶、お茶、お茶とお茶に関するものが沢山売られています。お茶の葉だけでなく、茶のお菓子や茶うどんなどの麺類、土山茶ドレッシングや緑茶ジャムなど、お茶処の産地としての雰囲気も抜群。
この土山のお茶の歴史は南北朝時代にまで遡り、1356年に南土山常明寺の僧鈍翁が京都の大徳寺から茶の実を持ち帰って、寺で栽培したのが起源と言われています。滋賀県甲賀市はお茶の栽培に適した気候と豊かな水源に恵まれた肥沃な大地の宝庫。この最高の条件に満ちた土地だからこそ香り高い最高のお茶が出来上がるのでしょう。
写真:旅人間
地図を見るこの土山のお茶は無料で自由に飲むことが出来ます。館内に設置された畳の休憩所で一服してみましょう。香りに癒されます。
写真:旅人間
地図を見るこの道の駅では、無料で飲める土山茶、そして盛り放題の抹茶ソフトクリームなどを口にして、その風味の良さに、お茶を買って帰る人も多い。ただ、種類が多いので何が良いか悩んでしまうはず。そんな時はスタッフの方に聞いてみましょう。きっと気持ち良く特徴を教えてくれるはず。このアットホームか雰囲気もまた道の駅「あいの土山」の魅力なのです。
写真:旅人間
地図を見る場所:滋賀県甲賀市土山町北土山2900
電話番号:0748-66-1244
営業時間:9:00〜18:00
定休日:火曜日
2018年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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