写真：Happy ブンブン
地図を見る鳥取県の東郷湖は山陰八景のひとつで、南岸に位置する「東郷湖温泉」に対して西岸にあるのが「はわい温泉」で、今回紹介する「望湖楼」はこちらの温泉にあります。この写真は対岸にある県立東郷湖羽合臨海公園から撮影した「はわい温泉街」で、中央の2棟が湖上露天風呂が自慢の「望湖楼」です。
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地図を見る湖に浮かぶようにそびえたつ「望湖楼」は、客室91室を誇る大型旅館。左が「対水閣」で右側が「湖上閣」と2棟からなっています。「対水閣」はスタンダードの和室・和洋室の他に、露天風呂付客室の「湯の栖」が4部屋、「湖上閣」は旅館最高峰の特別室をはじめ、色々なタイプの部屋が用意されています。今回紹介する部屋は「湖上閣」に4部屋だけの最高の景色が楽しめる角部屋です。
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地図を見る「湖上閣」は新館で、全ての部屋から東郷湖の景色を見る事ができます。また東側に位置しているので天気が良ければ朝陽も見られます。通常の和室（10畳～12畳）の他に、2016年には琉球畳の敷かれたデザイナーズモダン和室もリニューアルオープンしました。写真の部屋は「湖上閣」でも最高の景色を誇る角部屋で、94平方メートルの広さと抜群の景色が自慢の部屋となっています。
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地図を見る角部屋は180度を見渡せる大きな全面ガラス張りになっていて、東側の窓からは湖面をきらきらと輝かせる朝陽を、正面の窓からは東郷湖の自然と旅館自慢の「湖上露天風呂」を見る事ができます。また東側の窓際は掘り炬燵形式となっています。
写真：Happy ブンブン
地図を見る正面側からは東郷湖とその向こうに「東郷湖羽合臨海公園」を見る事ができます。この公園は四季折々の花が咲き誇る「あやめ池公園」やスポーツ施設があるので、時間があったらこちらに足を運ぶのもお勧めです。
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地図を見る「望湖楼」の一番の自慢は東郷湖から湧き出る湯量豊富な温泉です。温度差のある各泉源を混合して温度調節をしているので、館内のすべての温泉は加温・加水を一切していない文字通りの源泉かけ流し。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉（低張性 弱アルカリ性 高温泉）で飲むことも可能です。
大浴場は2か所で、夜中に男女の入れ替えが有るのでどちらも楽しむ事ができます。こちらは13:00～1:00の間は女性用となる「天女の湯」で、奥に見える硯の形をした湯船は約15トンの巨岩をくりぬいた「硯湯」です。
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地図を見るもう一方の「神話の湯」はサウナが完備されています。翌朝も6:00～8:00の間は使えるので、女性の方も利用できます。また土日祭日は、両方の大浴場でゆらゆらと揺れるキャンドルライトの灯りを点す「キャンドルバス」が行われます。
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地図を見る日本でもここ「望湖楼」だけの湖上露天風呂の全景です。宿から湖へと結ばれた朱色の橋を渡って、東郷湖の絶景を眺める湖上露天風呂に向かいます。右側の建物が「夕陽」で、屋上には湖一望の足湯が用意されています。左側は「朝陽」で、早起きをしてこの温泉に浸かれば、湖から昇る日の出の風景を見る事ができます。
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地図を見る湖上露天風呂の温泉も、もちろん源泉かけ流しです。温泉に浸かれば湖の上の浮かんでいるような感覚を味わえます。こちらの「朝陽」は、木のぬくもりを感じる事のできる大きな湯船です。テラスからは東郷湖だけでなく、対岸の温泉街（東郷温泉）も見る事ができます。
写真：Happy ブンブン
地図を見る13:00～23:00 が女性の時間帯となる「夕陽」は肌触りがいい御影石を使った湯船です。平日（祝祭日、GW、お盆、年末年始を除く）の女性の時間帯は、湯船にバラが浮かべられ「バラ風呂」を楽しめます。贅沢な気分で美肌の温泉を満喫できます。
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地図を見る今回紹介したお部屋の食事場所は湖上閣の１階にある個室食事処「浮殿」でいただきます。窓際の席なら東郷湖を見ながら食事を楽しむ事ができます。
料理の内容は「季節の会席」で、その時期の旬の食材が並びます。今回紹介するのは「望湖楼」の人気NO1プランでグルメチョイスプラン。３大グルメ「アワビ姿焼き・伊勢海老姿造り・鳥取和牛陶板焼」の３種類の中から１品をチョイスするプランです。写真の左側が伊勢海老の姿造り、右上がアワビの姿焼きです。
写真：Happy ブンブン
地図を見る大きな伊勢海老のお造りは迫力満点で食べ応えも十分です。伊勢海老はお造りにすると身が少なく感じてしまう事が多いのですが、このサイズなら十分満足です。また調理法がお造りなので、最後のご飯と一緒にこの伊勢海老の味噌汁がドーンと出てきます。
写真：Happy ブンブン
地図を見る温かい料理は時間を見計らって出されます。最初に並べられた料理の後も、鳥取和牛ビーフシチューパイ包焼きや鯛荒煮に続き、最後は天ぷらが運ばれてきます。一番人気の海老天を中心に揚げたての熱々です。ご飯を一緒に持って来てもらえば、伊勢海老の味噌汁付きの豪華な「天ぷら定食」にもなります。
はわい・東郷温泉は自然に湧き出た湯を鯉が教えたという伝説から「こいの湯」とも呼ばれていました。いつの頃から『恋の湯』とも呼ばれるようになり、安産祈願や若いカップルにも人気の温泉街になりました。
「望湖楼」はこの温泉街で最高級の旅館でありながらコスパもいい旅館です。ここだけの「湖上露天風呂」や旬の会席料理はもちろん、自分で作る温泉たまごやシャンプーバーなど無料のサービスも受けられます。日本の“ハワイ”で温泉三昧はいかがですか。
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(2024/12/7更新)
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