写真:泉 よしか
地図を見るJR信越本線「越後広田駅」から川に沿って延びる道は広田温泉で行き止まり。まさにここは奥まった「奥の湯」の秘湯。もともとは三軒の宿が並んでいましたが、今も営業しているのは湯元であるこの「奥の湯 湯元館」のみです。
山の中の鄙びた秘湯かと思いきや、古民家風の母屋も客室のある新館も綺麗。実は女性客にもとても評判が良い旅館なのです。
写真:泉 よしか
地図を見る創業は明治7年で、現在の当主は5代目。館内は改築されていますが、大広間の梁を支える柱は創業当時のままです。この部屋の天井が少し低く感じるのは、当時の設計だからです。
写真:泉 よしか
地図を見るバーラウンジには薪ストーブが置かれています。飾りではなく冬には実力を発揮。このあたりは2m近く雪が積もることもあるのですが、お客さんや近所の方がわざわざ薪を持ってきてくれることもあるのだそう。
そんなエピソードを若女将に伺うと、常連のお客さんに愛されている温泉旅館なのだなとほっこりさせられますね。
写真:泉 よしか
地図を見る「奥の湯 湯元館」の温泉は、宿から300mほど離れた場所で自噴しています。源泉温度は低いのですが、新潟県内では有数の高アルカリ泉。とてもにゅるにゅるとする手触りが楽しめます。
広田温泉は地元では、昔は薬代わり。どこか痛いところがあればここに入れば良くなると言われていました。当時のお客さんが、今はお孫さんを連れてきたり3世代で泊まったりされています。
写真:泉 よしか
地図を見る「奥の湯 湯元館」の露天風呂はロケーションもばっちりです。緑に囲まれて癒やし効果満点。深夜と朝風呂は内湯だけなので、露天風呂は夕食前など日のあるうちにゆっくり入浴するのがオススメです。
写真:泉 よしか
地図を見る広田温泉の源泉温度は低いので、浴槽には加熱して注いでいます。もし熱すぎると感じたら、内湯の赤いレバーをひねれば冷たい源泉が出てきます。水道水ではなく生源泉ですから、いくらうめても温泉は薄くなりません。ただし、必ず上がるときには止めてくださいね。
このほかに、シャワー、カランから出てくるお湯も全て温泉です。ですから髪や体を洗ったら、いくら流してもまるで全身をリンスしたみたいな手触りに!
写真:泉 よしか
地図を見る「奥の湯 湯元館」の館内はくつろげるスポットがあちこちに。バーベキュー設備もあり、夏は家族連れで賑わいます。
テラスにはカフェを併設。宿泊してここで本を読むのもいいし、日帰りでランチも可。
写真:泉 よしか
地図を見る客室は素朴で落ち着いた和室。冬にはコタツが登場することも!
すぐ隣を小川が流れているので、初夏には蛍も飛びますよ。窓から蛍が見えるかもしれませんね。
写真:泉 よしか
地図を見る写真:泉 よしか
地図を見る新潟の宿は食のレベルが高いことで知られます。「奥の湯 湯元館」ももちろん食事に定評あり!
特に地元産のコシヒカリはつやつやで甘みがあり絶品ですよ。
中でも「奥の湯 湯元館」を代表する料理と言えば「湯元館オリジナル鯛茶漬け」。
柏崎の鯛茶漬けは、なんと国際ご当地グルメグランプリで何度もグランプリ獲得した一品。第4回ご当地どんぶり選手権でもグランプリを獲得しています。ぜひ「奥の湯 湯元館」で話題の鯛茶漬けを召し上がってみてください。
写真:泉 よしか
地図を見る鯛茶漬けではなく釜飯のプランもあります。こちらも席で炊きあげるほくほくご飯が絶品。冷めないうちにどうぞ召し上がれ!
家族旅行や女子旅にもぴったりの「奥の湯 湯元館」ですが、ペットと一緒に泊まれるお部屋もあります。小型犬、猫、小動物限定ですが、お値段もお手頃でオススメできます。
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2025/2/10更新)
- 広告 -