夏の京都・嵐山「天龍寺」は蓮の花と庭園の深緑が必見!

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夏の京都・嵐山「天龍寺」は蓮の花と庭園の深緑が必見!

夏の京都・嵐山「天龍寺」は蓮の花と庭園の深緑が必見!

更新日:2018/07/13 17:51

古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー

京都嵐山エリアを代表する名刹「天龍寺」は、後醍醐天皇の菩提を弔うため、足利尊氏によって夢窓国師を開山とし創建された寺院。当時の面影をとどめる曹源池庭園と、昭和58年整備された百花苑を見る庭園参拝では、春の桜や秋の紅葉の時期が美しいのはもちろん夏季の苔や竹林、深緑が生い茂る光景が必見!
また、境内東部の無料エリアにある放生池の蓮の花も見逃せません!夏ならではの天龍寺の必見ポイントをご紹介します。

「天龍寺」放生池の蓮

「天龍寺」放生池の蓮

提供元:天龍寺

http://www.tenryuji.com/index.html地図を見る

京都・嵐山エリアを代表する名刹「天龍寺」。天龍寺の放生池では夏になると美しい蓮の花を見ることができます。

放生池に行くには、渡月橋から続く嵐山のメインストリートと言われる府道29号線沿いに建つ天龍寺の入り口の1つ、総門から参道を通って中門へ。中門をくぐると左手に夏には蓮の花が美しい放生池があります。広い天龍寺の中でも、放生池があるのは無料エリア。池の周囲は柵で囲まれてはいますが、合間からでもとても美しい光景をみることができます。

放生池の蓮の花は、例年6月初頭に蓮の花が咲き始め、7月下旬頃から最盛期を迎えます。

「天龍寺」放生池の蓮

写真:古都の U助

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写真は放生池とすぐそばに建つ勅使門。この門は、応仁の乱や蛤御門の変に伴う兵火を受けた天龍寺の境内にあって、最古の建築であり重要文化財に指定されています。

その他、天龍寺では曹源池を中心とする庭園が国の史蹟・特別名勝に指定され、天龍寺全体は世界文化遺産に登録されています。

夏の曹源池庭園

夏の曹源池庭園

提供元:天龍寺

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天龍寺では、曹源池庭園と百花苑の参拝ができる庭園(大人500円)と、大方丈・書院・多宝殿内を参拝できる諸堂(庭園参拝料に300円追加)の2ヶ所が常時公開されています。

写真は約700年前、夢窓国師によって作庭された当時の面影をとどめるという曹源池庭園。春や秋ももちろん美しいですが、緑の深まる夏の光景も素晴らしいです。亀山や嵐山をも借景とする曹源池庭園は、諸堂の拝観では大方丈の広縁から眺めることができます。庭園参拝の場合は大方丈前に腰掛けが並んでいるので、そこから座って眺めることもできます。

夏の曹源池庭園

写真:古都の U助

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夏季には大方丈前に咲く桔梗の花を目にすることも。例年6月下旬〜7月下旬と9月上旬から下旬の2回咲き、比較的長い間見ることができます。

ちなみに、大方丈から曹源池庭園を見るのは東から西に向かうことになるので、午後からの逆光を避けるためには午前中の参拝がオススメです。また、蓮の花も午後には花弁が閉じていくという性質上、やはり午前中の参拝を目指しましょう。

「天龍寺」多宝殿

「天龍寺」多宝殿

写真:古都の U助

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こちらの多宝殿は、後醍醐天皇の吉野行宮時代の紫宸殿の様式を取り入れたものとされ、後醍醐天皇の尊像を安置しています。天龍寺は室町時代に夢窓国師を開山とし、足利尊氏によって後醍醐天皇の菩提を弔うために創建されました。

古くは、天龍寺のある地は嵯峨天皇の皇后・橘嘉智子によって創建された檀林寺があり、後年には後嵯峨天皇とその皇子・亀山天皇の離宮が営まれ、大覚寺統(南朝)出身の後醍醐天皇にとっては幼少期を過ごしたゆかりの深い場所でもありました。

その後は火災や応仁の乱、幕末の兵火により度重なる被害を受けましたが、明治以降順次復興し、現在の多宝殿は昭和9年に完成しています。

「天龍寺」多宝殿

写真:古都の U助

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多宝殿の前庭には立派な枝垂れ桜の木があり、葉の生い茂る夏の姿も見事。

大方丈前の曹源池庭園から多宝殿へ向かう際、庭園参拝なら曹源池庭園から続く回遊路を進みますが、諸堂参拝の場合は屋根のある渡り廊下を歩いて行くことになるので、雨天時は屋内見学となる諸堂参拝がオススメです。

緑が美しい百花苑

緑が美しい百花苑

写真:古都の U助

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百花苑では春は桜の他、梅・桃・コブシ・木蓮・木瓜(ボケ)・満点星(ドウダンツツジ)・蝋梅・連翹(レンギョウ)・山茱萸(サンシュユ)・石楠花、初夏は藤・五月・ツツジ・花菖蒲・アヤメ・杜若・梔子(クチナシ)・姫梔子・半夏生・紫陽花、秋は萩、紫式部・ホトトギス、冬は椿や山茶花と、多くの花々が咲き、天龍寺では一年の間どの季節に訪れてもそれぞれの季節の花を見ることができます。

また、花々だけでなく夏期の百花苑では竹林や青もみじ、苔の緑も見逃せません。

緑が美しい百花苑

写真:古都の U助

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こちらも百花苑にある平和観音と地下80メートルから湧く霊泉・愛の泉。観音様の前に控えるカエルが何とも愛らしい!

緑が美しい百花苑

写真:古都の U助

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天龍寺の庭園は、境内東部にある庭園受付から入り、百花苑を経由し北門へと抜けることができます。天龍寺の北門を出ると、すぐに嵯峨野の大人気スポットである「竹林の小径」に出ることが可能な上、百花苑の中でも北門周辺では美しい竹林があり見逃せません。

庭園参拝は庭園受付と北門受付のどちらからでも出入り可能です。ただし再入場はできないので、百花苑と曹源池庭園のどちらもお見逃しのないようご注意ください。

天龍寺の基本情報

住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
電話:075-881-1235
参拝料:庭園(曹源池・百花苑)大人500円
諸堂(大方丈・書院・多宝殿)は庭園参拝料に300円追加
参拝時間:8:30〜17:30(北門は9:00開門・17:00閉門)
※10月21日〜3月20日:8:30〜17:00(北門は9:00開門・16:30閉門)

アクセス:京福電鉄嵐山線・嵐山駅から徒歩約6分
JR嵯峨野線・嵯峨嵐山駅から徒歩約13分
阪急・嵐山駅から徒歩約15分

2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/07/03 訪問

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