標高1,500～1,900メートルのキャメロンハイランド。およそ130年前、イギリス植民地時代に紅茶の適地として開発されました。
紅茶園観光の拠点となるタナラタの街は、バスターミナルの発着場所であり毎日、大きなリックを背負った多くのヨーロッパ系の観光客と出会います。特に週末ともなると地元の人たちもキャメロンハイランドを目指し車で移動するため、道路は常に渋滞です。
クアラルンプールからバスで５時間程度かかるため、旅行日数が限られてしまう日本人観光客の姿は、あまり目にしません。日本ではあまり知られていないキャメロンハイランドですが、実は魅力満載の街なのです。
紅茶園等を訪れる観光客。道路の渋滞もあり、週末を除いた午前中の早い時間に観光することをお勧めします。数カ所あるダウンタウンの旅行社は、紅茶園の見学ツアー等を申し込む人たちで活気にあふれています。夕食時、多くの旅行者たちが野外で食事をする光景を目にします。ヨーロッパ系の人たちの訪れる機会が多い街、キャメロンハイランドの特徴でしょう。
およそ130年前、嗜好品としての紅茶園の開発が行われた当地。しかしこの開発が、現在の観光につながると、誰が想像したことでしょうか。
カフェレストランやショップを併設した紅茶園「TS1」と「TS2」。この２か所の紅茶園は、同じ経営ですがそれぞれ特徴があります。所要時間は、キャメロンハイランドのタナラタの街から車で約20分程度。歩いてここを目指す人も見かけますが、交通量も多いのでタクシーをチャーターすることをお勧めします。また、平日の午後と週末」は混雑しますので、平日の午前中の観光がお勧め
紅茶園「TS1」の特徴は、広範囲に紅茶園を散策出来ること。ここに来たら、紅茶園をめぐるウォーキングがお勧めです。紅茶園を身近に感じ、良い思い出になることでしょう。
歩いた後は、紅茶園が見渡せるカフェで一服。プランテーションの敷地内で製造されたバラティーは最高です。
ウォーキングでは、様々な光景に出会うことができます。運が良ければ、紅茶を刈っている作業風景も見ることができるでしょう。
「キャメロンバレーTS1」と「キャメロンバレーTS2」は、徒歩で10分程度。紅茶園「キャメロンバレーTS1」と比較するとカフェ面積も大きく、ゆったり感があります。
駐車場も広く、紅茶園を見渡せる席数も多いので、多くの人が訪れます。ゆっくりとした時間はまさに贅沢そのもの。このカフェでもここで生産し、製造された「バラティー」がお勧め。
紅茶園「キャメロンバレーTS1」と同様に紅茶園のウォーキングコースが設けられています。しかし、散策コースが短いため、十分な時間が取れず、臨場感を味わいたい方向きです。
住所：No. 15 & 16 main road Tanah rata,, cameron highlands, 39000 Tanah Rata, Pahang,
電話番号：+60-05-491-1133
アクセス：タナラタから車で20分
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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