東京湾フェリーは、アメリカ海軍や海上自衛隊があることで有名な神奈川県横須賀市にある久里浜港から、潮干狩りが人気の千葉県富津市にある金谷港までを結ぶフェリー。フェリーは車を利用する人向けというイメージがありますが、車無しでももちろん利用可能です。
久里浜港から金谷港まではおとな720円、子どもは360円。お得な往復切符なら7日間有効で、おとな1320円、子ども660円です。フェリーは朝の6時台から夜は19時台まで、1時間に約1本ずつ、1日12本が運航。休日や夏休みなどの期間は1日14本運行しています。意外と本数が多いのも利用しやすいポイントです。
気になる船内は自由席。布張りの椅子席やベンチ、ソファーなど、様々な席があります。窓際の席なら、涼みながら船外の景色も楽しむことができます。
都内から千葉への移動手段としては自家用車や電車、バスなどがありますが、高速道路は土日に渋滞が発生したり、電車やバスだと混雑して座れなかったりも。その点、フェリーなら渋滞知らず。ゆったり座って快適に移動できるのです。
天気の良い日には、デッキに出るのがおすすめ。デッキにもイスやベンチがあります。360度の大パノラマを眺められ、海風がとても気持ちがいいですよ。
久里浜港から金谷港までは、約40分の船旅。船上ならではの風景は、思わず写真を撮りたくなります。条件がそろうと富士山も見られます。
最近、フェリーでひそかに話題になっているのが、「フェリーに乗ったらパリパリッ」。フェリーで森永チョコモナカジャンボを食べると、いつも以上においしく、フェリーの旅も楽しめるというフェリー通おすすめの過ごし方なのです。
フェリー内で食べられるソフトクリームもおいしいのですが、チョコモナカジャンボもまたおすすめですよ。ぜひ一度お試しあれ。
船からの景色を楽しんでいたら、あっという間に金谷港へ到着。
写真:河合 理恵
地図を見る東京湾フェリー金谷港から鋸山ロープウェー山麓駅までは、バスを利用して6、7分。徒歩でも約15分で到着します。
写真:河合 理恵
地図を見るロープウェイの乗車券は、どこか懐かしい硬券です。改札で係員さんが改札鋏で切ってくれます。乗車料金は、往復なら大人930円、子ども450円。片道は大人500円、子ども250円。通常9時から17時まで(冬季は16時まで)、15分間隔で運転しています。
写真:河合 理恵
地図を見るロープウェーの全長は、680メートル。223メートルの高さを3分20秒で登ります。
動画:河合 理恵
地図を見る鋸山ロープウェーは、最急勾配28度9分。毎秒5メートルとなかなかのスピードで進みます。ロープウェーからは絶景は格別。空中散歩を堪能して。
写真:河合 理恵
地図を見るロープウェー山頂駅に着いたら、階段を登り「山頂展望台」へ。
写真:河合 理恵
地図を見る山頂展望台からは、東京湾を一望することができます。遠くには横浜みなとみらいエリアも見えますよ。
写真:河合 理恵
地図を見る山頂展望台からの景色を楽しんだら、日本寺へ向かいましょう。ちょっとした山登りになるので、ヒールやサンダルは避けて歩きやすい靴で行きましょう。約10分ほど歩くと、日本寺の入り口に到着します。日本寺の境内には大仏や日本最大の摩崖仏「百尺観音」、インスタスポットとしても人気の「地獄のぞき」がありますよ。
自家用車や電車とは一味違った旅が楽しめる、東京湾フェリーと鋸山ロープウェーを使った旅。自然の絶景スポットにはアクセスが不便な場所が多いですが、東京湾フェリーと鋸山ロープウェーを使えば、地獄覗きや日本最大の摩崖仏などの絶景スポットへもラクラクアクセスできちゃいます。
2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/28更新)
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