雑貨の宝庫!クアラルンプール・セントラルマーケットの人気ショップ6選

雑貨の宝庫!クアラルンプール・セントラルマーケットの人気ショップ6選

更新日:2018/07/12 16:23

阿部 吾郎のプロフィール写真 阿部 吾郎 フリーカメラマン、ライター、日本旅のペンクラブ会員、日本旅行写真家協会会員
クアラルンプールのチャイナタウンにある「セントラルマーケット」は、観光客の定番お買いものスポットです。130以上のお店が並ぶ中、人気のハート型ナマコ型石鹸の「ニルマラサリ」、インドの伝統織物パシュミナがおすすめの「カシミールヘリテージ」、ばらまき土産にぴったりのバティックの小物がそろう「ザキールバティック」など、おすすめの6店をご紹介します。

セントラルマーケットの概要

セントラルマーケットの概要

写真:阿部 吾郎

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セントラルマーケットは、イギリス統治時代の1888年に建てられた歴史的建造物で、もともと生鮮マーケットとして建てられました。今は約130店舗が軒を連ねる、観光客に人気のお買いものスポットとなっています。クアラルンプールのチャイナタウンの北側に位置し、LRT(ラピットKL)のパサール・セニ駅から徒歩5分ほどの場所にあります。

内部は2階建てになっており、中央の吹き抜け部分を中心に左右にお店が並ぶ細い通路が巡らされていて、さながら迷路のような状態です。売られているものは、伝統工芸品、お土産物、衣類など様々で、手軽に買える雑貨からかなり高価なものまで揃っています。半分迷いながら掘り出し物を探すのがここの醍醐味ですが、時間があまりない場合は、ある程度行きたいお店を決めておくことをおすすめします。お店が決まっていれば、入口のところにある看板で場所を確認して、直行することができます。

セントラルマーケットの概要

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内部は、ただ雑然としているというわけではなく、廊下のタイルなどもとても美しく、見て回るだけでも十分価値があります。

セントラルマーケットの概要

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中央吹き抜け部分のメインストリートにも屋台が並んでいます。

ニルマラサリ

ニルマラサリ

写真:阿部 吾郎

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さて、ここからはおすすめのお店をご紹介していきましょう。

まず、おそらく日本人には一番人気があるのではないかと思われるお店です。「ニルマラサリ」というナマコ石鹸のお店です。ナマコ石鹸は、もともとランカウイの名産品で、ナマコから抽出した美容成分が含まれており、お肌がつるつるになるということで、人気があります。四角くカットしたものを、バティックの布にくるんだ状態で販売されていることが多いのですが、ここのナマコ石鹸はハート型に加工されています。

ニルマラサリ

写真:阿部 吾郎

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このように、カラフルで見栄えもいいのでお土産にピッタリです。1個10リンギット(約280円)ですが、まとめて買うと安くしてくれますので交渉してみてください。

ニルマラサリ

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ハート型のナマコ石鹸以外にも、バッティクに包まれたオーソドックスなものや、ナマコクリームなども売られています。

場所は、1階(グランドフロア)のメインストリートの正面入り口を背にして、右側のエリアのやや奥の方です。(G41)

カシミールヘリテージ

カシミールヘリテージ

写真:阿部 吾郎

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続いては、「カシミールヘリテージ」です。インドのカシミール地方伝統の織物を中心に、雑貨なども取り扱っているお店です。

カシミールヘリテージ

写真:阿部 吾郎

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このお店のお勧めは「パシュミナ」です。軽くて肌触りの良いカシミール伝統の毛織物です。軽い割に保温にすぐれているので、夏場のクーラー対策やひざ掛けなどに便利です。

カシミールヘリテージ

写真:阿部 吾郎

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このパシュミナですが、普段は1枚30リンギット(約840円)ぐらいの値段が付いていますが、セールで半額ぐらいの表示になっていることもあります。まとめて買えば交渉もできますので、お土産にできるぐらいの値段で買うことができます。カラーのバリエーションも豊富です。

場所は2階(メザニンフロア)の右奥の方です。(M47A)

ザキールバティック

ザキールバティック

写真:阿部 吾郎

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次はマレーシア伝統の染物バティックのお店「ザキールバティック」です。バッティックアーティストのザキール氏の作品をはじめ、バティックを使った様々な小物も販売されています。2区画を使って、多くの商品を並べており、セントラルマーケットの中でも大きなお店の一つです。バティック製品は空港のお土産物屋などでもよく目にしますが、このお店で買えばかなり安く手に入ります。

ザキールバティック

写真:阿部 吾郎

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シャツなどの衣類も豊富に揃っています。

ザキールバティック

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写真立て、ティッシュケース、ヘアバンド、ハンカチなどの小物は、ばらまき土産に最適です。7〜15リンギットぐらいのものが多いですが、もちろんまとめ買いすれば交渉できます。

2階(メザニンフロア)の少し奥まった場所にあります。(M27・M28)

その他のおすすめショップ

その他のおすすめショップ

写真:阿部 吾郎

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その他のおすすめショップをまとめてご紹介しましょう。

ワウ・トラディシ(WAU TRADISI)は、直訳すると「伝統凧」という意味で、その名の通り、マレーシアの伝統的な凧を販売するお店です。マレーシアに行くのに、マレーシア航空を利用される方も多いと思いますが、垂直尾翼に付いているマークを思い出してください。あれと同じ形のものが、上の写真の中にありますので探してみてください。あのマークは、凧をモチーフにしたものなのです。

さすがに、大きな凧を買って帰るのは難しいと思いますが、飾り用のミニチュアもあります。ミニチュアは190リンギット(約5,300円)前後で販売されています。

2階(メザニンフロア)の左側、一番奥の通路沿いにあります。(M51)

その他のおすすめショップ

写真:阿部 吾郎

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続いては「ソンケット・ステラ・アスリ」をご紹介します。ソンケットとはマレーシアの伝統的絹織物のことで、金糸、銀糸が織り込まれておりマレーシアの西陣織とも言われています。スルタン(王様)の正装にはソンケットが使われます。

ソンケットの生地や額装された飾り用のものが中心ですが、200リンギット(約5,600円)前後で買えるようなランチョンマットなどの商品もあります。ソンケットは、とてもきれいな織物ですので、ちょっと覗いてみるだけでも価値があります。

2階(メザニンフロア)の左側、一番奥の通路沿いにあります。(M53)

その他のおすすめショップ

写真:阿部 吾郎

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最後は「アスリクラフト」です。マレーシアの伝統手工芸品のお店です。天然繊維(竹やパンダンなど)を編み込んで作った、かばん、かご、財布、小物入れなどが揃っています。5リンギット(約140円)ほどのしおりなど、全体的に値段はお手頃です。ばらまき土産の調達にはおすすめのお店です。

1階(グランドフロア)の入口付近にあります。(G23・24)

セントラルマーケット内のおすすめのお店をご紹介してまいりましたが、いかがだったでしょうか?もちろん、ここでご紹介したお店以外にも、いいお店がたくさんありますので探してみてください。セントラルマーケットのホームーページに、すべての店舗が紹介されていますので、参考にしてみてください。

とにかくお店が多いので、時間はなるべく長めに取るようにしてください。最低でも1時間は必要です。買い物に疲れたら、フードコートやニョニャ料理の有名店「プレシャス・オールド・チャイナ」もあります。

セントラルマーケットの基本情報

住所:Central Market, Jalan Hang Kasturi, 50050 Kuala Lumpur.
電話番号:+60-3-2031-0399
アクセス:LRT(ラピットKL)パサール・セニ駅から徒歩5分

2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/01/31 訪問

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