ポスト野柳!台湾基隆のアナザーカッパドキア「和平島公園」

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ポスト野柳!台湾基隆のアナザーカッパドキア「和平島公園」

ポスト野柳!台湾基隆のアナザーカッパドキア「和平島公園」

更新日:2018/07/10 16:30

かわい まゆみのプロフィール写真 かわい まゆみ 絶景ハンター、トラベルライター、自称ミステリーハンター

「台湾のカッパドキア」で知られる世界遺産・野柳地質公園。海岸線に形成された異質で異様な海蝕奇岩はそこが台湾と忘れてしまいそうなほどふしぎな世界が広がってますよね。

そんな野柳によく似た奇岩地帯が基隆郊外にあることをご存知ですか?「ポスト野柳」にふさわしいそのフォトジェニックな世界を持つ和平島公園は一見の価値あり!今度台湾を訪れた際には足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

まさにポスト野柳!ミニカッパドキアのような「和平島公園」

まさにポスト野柳!ミニカッパドキアのような「和平島公園」

写真:かわい まゆみ

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基隆市中心部から北東へ約6kmの海上に浮かぶ小さな島・和平島。その最北端に位置するのが和平島公園です。長い年月をかけて海蝕された異質な海岸地形はまさに「ポスト野柳」にふさわしいミニカッパドキア的な世界が広がっています。

まさにポスト野柳!ミニカッパドキアのような「和平島公園」

写真:かわい まゆみ

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和平島は旧称「社寮島」と言い、かつて西洋人が台湾に上陸した最初の地でかつ漢民族が最初に棲みついた場所とも言われています。元々は台湾原住民のケタガラン族が暮らしており、のちに軍の管理下となりますが、現在はその一部が観光向けに一般開放されています。

まさにポスト野柳!ミニカッパドキアのような「和平島公園」

写真:かわい まゆみ

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世界遺産の野柳地質公園に比べ規模は小さく1時間もあれば周れてしまいますが、海蝕されたふしぎな奇岩と海の藍色、大地の緑のコントラストは実にフォトジェニック。和平島公園にも「豆腐岩」「万人堆」「獅子頭岩」などの名前がついた奇岩が楽しめます。

日本とのつながりが深い和平島

日本とのつながりが深い和平島

写真:かわい まゆみ

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公園の一角に設置されているのは「琉球漁民慰霊碑(琉球ウミンチュの像)」。和平島からわずか150kmの海上に浮かぶ琉球王国・沖縄と基隆は古くから交易が盛んで、日本統治下時代の1905年頃から約560人もの琉球民が和平島に移住し原住民と親交を深めながら暮らしていたそうです。

しかしながら戦後の混乱で琉球集落は消滅、のちに基隆の住民らによって亡くなった琉球民やスペイン人、オランダ人らの遺骨が手厚く埋葬され、その行為に深く感銘を受けた沖縄の有志の協力の下、2011年にこの碑が建立されました。

日本とのつながりが深い和平島

写真:かわい まゆみ

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かつて琉球民は自分たちの漁法や造船術、漁具の修理など漁業全般の技術を現地の人々に惜しみなく伝授し、共に仲良く暮らしていたそうです。悲しい歴史も秘めていますが、それでも日本と台湾の絆が深められた記念すべき場所なんですね。

天然海水プールで海水浴も楽しもう!

天然海水プールで海水浴も楽しもう!

写真:かわい まゆみ

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和平島のもう一つの魅力はこの海水を引き込んだ天然プール。利用料は入園料に含まれるのでタダ。地元のファミリーらが涼を求めてたくさん訪れています。海岸にはちゃんとライフセイバーもいるので安心して楽しめますよ。

天然海水プールで海水浴も楽しもう!

写真:かわい まゆみ

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海に直接つながっているためいろんな魚が天然プールで泳いでいます。安全に海を楽しめるのは小さなお子さんがいるご家族にはありがたいですね。

天然海水プールで海水浴も楽しもう!

写真:かわい まゆみ

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天然プールを取り囲む海岸線は見渡す限りの緑の海藻絨毯!あまりの美しさに見とれてしまいます。ただし滑りやすいので足元にご注意を。

和平島に来たなら新鮮魚介に廃墟とカラフルな港町も楽しもう!

和平島に来たなら新鮮魚介に廃墟とカラフルな港町も楽しもう!

写真:かわい まゆみ

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和平島は漁業が盛んな港町。せっかくなら、獲れたて新鮮魚介を味わってみてください。公園から南へ約1km離れた港沿いにある「観光魚市大通り」は小さな魚市場と飲食店が併設しており、目の前の漁船から直接仕入れるので鮮度は抜群。生簀に入ったイキのいい魚貝や伊勢海老、あわび、カニなどをチョイスしたらお店に調理してもらいましょう。もちろん海鮮特産のお土産物も豊富にそろっています。

和平島に来たなら新鮮魚介に廃墟とカラフルな港町も楽しもう!

写真:かわい まゆみ

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観光魚市通りの対岸にあり、和平島と台湾本島を結ぶ和平橋のたもとにある「阿根納造船廠遺構」も見どころ。日本統治下時代の遺構で、かつて金瓜石の鉱石を運ぶための「八尺門鉄道駅」として活躍し、戦後はアメリカの企業が買収して造船所として再興したものの経営破綻により放置、崩落寸前の廃墟と化して現在では歴史的遺構として市による保存が進められています。入場料は無料。この退廃的な雰囲気が人気を呼び、今では撮影スポットとして台湾企業の広告やプロモ−ションビデオの撮影などにもよく使われています。

和平島に来たなら新鮮魚介に廃墟とカラフルな港町も楽しもう!

写真:かわい まゆみ

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和平橋をはさんで対面にあるこのカラフルに彩られたフォトジェニックな漁港もお見逃しなく!まるで北欧の漁港を眺めているようです。ちなみに、建物の表にまわっても普通の商店街なのであくまでも橋側からの景色を楽しんでください。

いかがでしたでしょうか。基隆には野柳地質公園と廟口夜市だけではない魅力がたくさん詰まっています。和平島公園以外にも基隆を取り囲む沿岸地域は海蝕された奇岩風景が多く見どころ満載です。台北から台鉄で行ってもわずか45分前後。是非少し足を延ばして基隆散策をお楽しみください。

和平島公園の基本情報

住所:台湾基隆市中正区平一路360号
電話番号:+886-2-2463-5452
営業時間:8:00〜19:00(7月〜11月)/8:00〜18:00(11月〜4月)
     ※5月〜6月は試運転期間として一部制限区域有り
入場料:大人80元、学生/子ども40元
アクセス:基隆駅から101番の和平島行バスに乗車、所要40分程度。

2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/30 訪問

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