阪九フェリー「やまと/つくし」は神戸港−新門司港を結ぶフェリーです。運航ダイヤは、月曜日から木曜日は神戸発が18:30、新門司着が翌朝7:00、新門司発が18:40、神戸着が翌朝7:10。金曜日から日曜日が神戸発・新門司発共に20:00、新門司着・神戸着共に翌朝8:30となっています。
また月曜日発から木曜日発は7:00頃に到着しますが、新門司着は8:00まで船内に残る事が可能な「ゆっくりステイ」も無料で実施中。入浴や食事(有料)を楽しめますし、徒歩利用客には最寄り駅までの送りも。なお車両を載せる場合、台数に限りがあります。「ゆっくりステイ」は乗船日当日、乗船港で申込が必要です。
※入港が8:30である金曜から日曜発は「ゆっくりステイ」は実施しておりません。
阪九フェリーの神戸港ターミナルは東灘区の六甲アイランドにあります。隣にはフェリーさんふらわあのターミナルがあり、両社フェリーのダイヤに合わせて、阪神御影駅、阪急御影駅、JR住吉駅、六甲ライナーアイランド北口駅に停車するシャトルバスが運行中。
※シャトルバスは六甲ライナーアイランド北口駅で乗車する場合は運賃無料、他の駅では有料
新門司港ターミナルは、泉大津港、神戸港行きの2隻フェリーが発着出来る体制になっています。「やまと/つくし」が発着する第1ターミナルビル(写真)は、奈良時代の平城京の大極殿を模したものです。
シャトルバスはJR小倉駅新幹線口(北口)−JR門司駅前−ターミナルのルートで無料で運行中。なおタクシーを使用する場合は、JR門司駅から約15分、JR門司港駅から約20分かかります。
「やまと/つくし」は瀬戸内海3大架橋である、明石海峡大橋(写真)、瀬戸大橋、来島海峡大橋の下を通ります。また3大架橋はライトアップされることがあり、橋の照明色が変わっていくのは陸側とは違った角度で見る事が出来るのは船ならではです。
更に「やまと/つくし」の景色で、他社フェリーや同じ阪九フェリーの「いずみ/ひびき」では味わえない景色は神戸、特に東側の港夜景が沿岸に近いところから見えます。六甲アイランドの東側を回るため、主に神戸市東部、芦屋市周辺の沿岸景色を神戸港出港直後、入港直前に楽しめます。
「やまと/つくし」が瀬戸内3大架橋を通過する予定時刻は下記の通り。
・月曜から木曜
神戸発では明石海峡大橋・19:30頃、瀬戸大橋22:45頃、来島海峡大橋1:05頃
新門司発が来島海峡大橋0:15頃、瀬戸大橋2:20頃、明石海峡大橋が5:50頃
・金曜から日曜
神戸発では21:00頃、瀬戸大橋が0:15頃、来島海峡大橋が2:35頃
新門司発が来島海峡大橋1:25頃、瀬戸大橋が3:35頃、明石海峡大橋が7:10頃
「やまと/つくし」は、同じ阪九フェリーの「いずみ/ひびき」に比べて大部屋タイプの2等が広く多いです。2等各区画にはロッカーがあり、貴重品を預けるコインロッカーも2等がある5階の案内所・売店の近くにあります。
2等でも指定A洋室(1人)、指定B(1人及び2段ベッド4人部屋)は個室になっており、浴衣が備えられ、最低限のプライバシーを守る事が出来ます。また指定Aと指定Bの4人部屋には全室TVと洗面台があります。このほか2等Bの4人部屋は窓はありますが、中抜き区画の窓なので海は見えません。
1等には洋室(写真・2人部屋)と和室(3人部屋)があります。こちらは2等A、Bより空間が広くとられており、全て海が見える部屋です。TVと洗面台があるほか、タオル、ポケットティッシュ、歯ブラシ、スリッパが備品に含まれます。
1等、2等にはシャワー、浴室はないので、体を洗う場合は浴場かシャワー室を使う事になります。
提供元:阪九フェリー株式会社
https://han9f.co.jp/「やまと/つくし」の特等(写真)は最上階7階に4部屋あります。船内でも揺れが小さい船体中央に設置され、バス・トイレ付。もちろん浴場の利用も可能。浴場は特等区画からすぐです。部屋には冷蔵庫、浴衣、リラックスウェア、バスタオル、リンスインシャンプー、ボディソープ、ドライヤーが備えられています。
船旅の楽しみの一つといえば食事です。「やまと/つくし」ではゆったりした造りのレストランがあり、一部の席からは海を眺めながら食事が出来ます。
「やまと/つくし」の食事はカフェテリア方式で、各自並んだメニューを取っていきます(写真)。和食、洋食、中華以外に鉄板メニューや季節ごとのメニュー、九州各地から取り寄せた新鮮な魚を提供!
ドリンクも提供しており、コーヒーは料金を払えばおかわり自由です。2隻共通のメニューが多いですが、「やまと」「つくし」ならではのメニューもあります。
朝食も和食、洋食、パンのメニューが揃っています(写真)。朝カレーセット、朝粥セットが2隻共通のメニューです。
売店(写真)は5階案内所に隣接しています。売店は九州、関西の土産が充実!このほかお菓子、アイス、飲料、衛生用品なども充実しています。
売店には阪九フェリーオリジナル商品も揃っています。文房具、タオル、オリジナルクッキーなど、乗船記念にいかがでしょうか。
大型フェリーの旅と言えば大浴場でしょう。「やまと/つくし」では最上階7階に展望浴室(写真)があります。浴室にはリンスインシャンプーとボディソープが備えられていますので、浴室にはタオルと衣類、最低限の貴重品があれば利用出来ます。100円返却式ロッカーもあるので、盗難対策もバッチリです。
なお浴室が閉まっている間に体を洗いたくなった場合は、6階にあるシャワールームを利用しましょう。こちらは乗船から下船直前まで利用出来、リンスインシャンプー、ボディソープが備えられていますので安心して利用出来ます。
<神戸港>
住所:兵庫県神戸市東灘区向洋町東3丁目2-1
電話:078-857-1211
アクセス:
1.阪神高速3号神戸線
姫路方面から:摩耶I.C.を出て、国道43号線(東明交差点)・六甲大橋で約20分
大阪方面から:魚崎I.C.を出て、国道43号線(東御影交差点)・六甲大橋で約15分
2.阪神高速5号湾岸線
大阪方面から:六甲アイランド北口I.C.を出てすぐ
<新門司港>
住所:福岡県北九州市門司区新門司北1丁目1番
電話:093-481-6581
アクセス:
1.九州自動車道上りは新門司ICから、県道71号線で約3km
2.九州自動車道下りは門司ICから、県道25号線で約5km
3.北九州都市高速道路は大里ICから、県道71号線で約6km
※いずれも公共交通機関利用の場合は本文参照
2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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