買い占めたい!石川土産のスター「加賀棒茶」おすすめ4選

買い占めたい!石川土産のスター「加賀棒茶」おすすめ4選

更新日:2018/07/22 21:13

なおぢ はるみのプロフィール写真 なおぢ はるみ 旅するデザイナー
明治時代に石川県で作られて以来、地元で最も親しまれているお茶といえば、加賀棒茶。スタバのJAPAN WONDER PROJECT第一弾フラペチーノメニューに登場したことでも注目を集めましたが、日本茶ブームを追い風に、今、最も熱い石川県のお土産品です。同じ棒茶でも、お茶屋さんによって個性があり、パッケージもいろいろ。今回は、老舗の名茶から新パッケージのものまで、お土産にオススメの棒茶をご紹介します!

加賀の棒茶って?

加賀の棒茶って?

写真:なおぢ はるみ

加賀の棒茶は、茶の茎の部分だけを集めて焙煎した石川県発祥の「ほうじ茶」のことで、独特の芳ばしい香りが特徴。食事にも菓子にも合い、温・冷いずれも美味しく、地元の人達に最も親しまれているお茶です。近年では県外でも知られるようになり、石川土産として人気がウナギのぼりなんです!

上林金沢茶舗の“加賀棒茶”

上林金沢茶舗の“加賀棒茶”

写真:なおぢ はるみ

地図を見る

まずは、「上林金沢茶舗」さん。京都・宇治の老舗「上林春松本店」の暖簾分けにより石川に根をおろした、金沢でも有名なお茶屋さんです。

甘みと香りの高い一番茶の茎に、遠赤外線で火入れし、贅沢な味わいを実現した独自の棒茶を提案されています。

赤い産着を纏っただるま“加賀八幡起上り”を散りばめた、愛らしいパッケージの中には、上質な棒茶をカジュアルに楽しめるティーバッグが詰まっていますよ。

上林金沢茶舗の“加賀棒茶”

写真:なおぢ はるみ

地図を見る

こちらのティーバッグは、1個で二人分が淹れられるサイズ。旅仲間と一緒に加賀棒茶を楽しむもよし、大きめのマグカップに淹れてたっぷり楽しむもよし。ホットミルクにポンと入れれば、気軽に棒茶ティーオレも作れますね! 

加賀棒茶を自分スタイルで味わえるこちらの商品は、「上林金沢茶舗」のほか、近江町市場前の、めいてつ・エムザ黒門小路(石川や金沢の銘菓・食品・工芸品・お土産が揃っています!)や地下1Fでもゲットできます!


<上林金沢茶舗の基本情報>
住所:石川県金沢市下新町1-7
アクセス:尾張町バス停より徒歩3分
営業時間:9:30〜17:30
店休日:年末年始・第三日曜

米沢茶店の“加賀いり茶”

米沢茶店の“加賀いり茶”

写真:なおぢ はるみ

地図を見る

金沢のお茶屋として百四十年の歴史を誇る「米沢茶店」。風情ある浅野川大橋の畔に建つ、老舗らしい堂々とした店構えのお茶屋さんです。

「米沢茶店」は、店内の茶臼で挽きたての抹茶を買えたり、質の良い茶道具が揃えられるなど、茶道を嗜む人達も多く訪れます。それだけに棒茶にもこだわりが高い! 厳選された一番茶の茎のみを自社工場で焙煎した、“加賀いり茶”(棒茶)は、コクのある味と芳ばしい香りを存分に楽しめる仕上がりです。

こちらの名物“加賀いり茶”は、基本的に注文を受けて都度、袋に詰めてくれるスタイル。商品が並んでいなくても、諦めずに注文すれば、ちゃんと買えるのでご心配なく。

<米沢茶店の基本情報>
住所:石川県金沢市東山三丁目2-20
アクセス:橋場町バス停より徒歩5分
営業時間:9:00〜17:30
店休日:日曜・祝日・年末年始

丸八製茶場の“献上加賀棒茶”

丸八製茶場の“献上加賀棒茶”

写真:なおぢ はるみ

地図を見る

加賀の棒茶を世に知らしめた立役者的存在の「丸八製茶場」。本社工場と隣接した「茶房実生」は、加賀市にあります。

「丸八製茶場」の棒茶といえば、“献上加賀棒茶”です。1983年に、昭和天皇に献上したというこの棒茶は、日本中の茶畑から材料となる茎を探すところから始まったそう。「丸八製茶場」独自の技術力で炒りあげ、芳ばしさと力強い味が堪能できる最高級の加賀棒茶です。

丸八製茶場の“献上加賀棒茶”

写真:なおぢ はるみ

地図を見る

パッケージ裏には、美味しい棒茶のいれ方が記載されています。茶の淹れかたの研究もしているという「丸八製茶場」お勧めの目安ですから、間違いないですね!

「茶房実生」へは、金沢や小松からレンタカー、もしくはJR加賀温泉駅からタクシーでのアクセスですが、もし旅程的に行けなくても、大丈夫! “献上加賀棒茶”は、金沢百番街・あんと内直営店、めいてつ・エムザ黒門小路など、各所で取り扱っています。

<丸八製茶場・茶房実生の基本情報>
住所:加賀市動橋町タ1番8
アクセス:JR加賀温泉駅よりタクシーで15分
営業時間:10:00〜18:00(茶房のラストオーダーは16:30)
店休日:水曜日(水曜祝日の場合は翌日)

打越製茶組合の“加賀の棒茶”

打越製茶組合の“加賀の棒茶”

写真:なおぢ はるみ

地図を見る

江戸時代から続く茶園を今も守り続けている「打越製茶組合」。その茶園の茶葉は煎茶や紅茶になるそうですが、国産の茎を仕入れて棒茶も作っています。

「打越製茶組合」の“加賀の棒茶”は、ほとんどが地元・加賀の人達のローカルティーとして消費されていますが、2018月にパッケージを刷新してモダンなデザインに! お土産にも喜ばれそうな見た目に生まれ変わりました。

こちらは、打越製茶組合販売所もしくはJAなどローカルな場所で販売しているので、ある意味レアな代物。今後は石川県の各所イベントなどでお目見えする予定とのことなので、見つけたら、即ゲットすることをお勧めします!

<打越製茶組合の基本情報>
住所:石川県加賀市打越町ち31
アクセス:JR加賀温泉駅よりタクシーで20分
営業時間:毎週日曜日の8:30〜12:30
営業日:日曜・祝日

加賀の棒茶は、石川土産のスター

お茶は、日持ちする・一袋が軽い・お値段も手頃(今回紹介した棒茶は全て400円〜900円程度)など、お土産に嬉しいポイントが揃っています。石川で長く愛されている棒茶は、葉を使う一般のほうじ茶とは違う味わいを楽しめる、正真正銘のご当地品。北陸に旅したら、石川土産の金星・加賀の棒茶を、買って帰らなくちゃ!

2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/06/01−2018/07/06 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -