知っておきたいグアム基本情報!もっと楽しむための予備知識

知っておきたいグアム基本情報!もっと楽しむための予備知識

更新日:2018/08/02 11:16

木内 つばめのプロフィール写真 木内 つばめ 子連れ海外トラベラー、海外旅育応援ブロガー
日本人に親しみのあるリゾート地・グアム。約3時間半のフライト、就航便の多さ、3〜4日の休暇で気軽に行けるというグアムは近場でありながらも、やはり国内旅行では経験できないような刺激と南国感を与えてくれます。

今回はグアムの気候・文化・グルメなど基本情報をご紹介。初めてグアムを訪れる方には1度知っておきたい情報であり、リピーターの方にも改めて学び直すともっとグアムが楽しくなるようなガイドです。

グアムの基礎知識 その1

グアムの基礎知識 その1

写真:木内 つばめ

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さっそくですが、まずはグアムについてざっくりとご紹介します。

【国】
アメリカの準州です。ここで気になるのが準州という言葉。簡単にいうと州に昇格する前の段階にある地域のことを指します。アメリカの経済的支援はあっても大統領選挙の投票権がないなど、州とは少し違いがあります。

【島の大きさ】
約544キロ平米で淡路島と同じくらいの大きさ。車なら3時間程度で島を1周できます。

【人口】
約17万人。日本だと福岡市の人口くらいです。

【時差】
日本時間+1時間。時差ボケがないのもグアムの魅力ですね。

【歴史・文化】
先住民チャモロ人が住み始めたのは紀元前1500年頃。チャモロ人は漁師や職人として優れており気候を熟知した独特の生活を営んでいました。1521年に世界航海をしていたマゼランが上陸したことによってグアムは世に知られることになります。333年という長いスペイン統治が続くのですが、やがてアメリカとの戦争が始まりグアムはアメリカの領土に。その後日本軍に占領される時期を経て、最終的にアメリカ軍が奪還。1950年からはアメリカの準州となり現在に至ります。

【宗教】
スペイン統治時代にカトリックが広められ、現在も約75%がカトリック教徒です。

グアムの基礎知識 その2

グアムの基礎知識 その2

写真:木内 つばめ

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続いては、グアム旅行に実用的な知識をご紹介します。

【公用語】
英語とチャモロ語が公用語です。日本人の利用が多いホテルやお店では日本語が結構通じます。日本人にチャモロ語で話しかけてくる方というケースはほとんどないですが、「Hafa Adai(ハファダイ)=こんにちは」という挨拶はよくされるので覚えておくと気持ちよく返せます。

【通貨】
アメリカドル
(1USD=約111円 2018年8月現在)

【電圧】
電圧は100-120V、周波数は60Hz。短時間なら日本の製品を使用しても問題ないですが、長時間使用する場合は変圧器の利用を。プラグは日本と同じA型が多いです。

【ビザ】
ESTA(電子渡航認証システム)なしでも最大45日まで滞在が可能ですが、ESTAがあれば入国カード(I-94、I-739)の記入が不要に。狭い機内で家族分の書類記入が大仕事になるお子様連れの方はESTAを申請しておくとだいぶ楽です。

【気候・服装】
1年を通して気温変化が少なく、平均気温が約26度。6〜10月が雨季にあたりますが日本の梅雨とは違い1日に数回スコールが降り、その後はカラッと晴れるというもの。服装は日焼け防止対策も含めた真夏の格好で。ただ屋内では冷房が効きすぎている場所もあるので気になる方は羽織るものを。

【交通】
島内では自動車での移動になり、レンタカー・タクシー・送迎バス・シャトルバスを利用します。観光客がおもに利用するのが赤いシャトルバス。いくつか路線があり、各ホテル・ショッピングモール・観光スポットを結んでいます。赤いシャトルバスといえども、赤くない車体もあるのがちょっと謎です。

【チップ】
サービス料が含まれていなかったら、合計金額の目安として15%ほどのチップを。ベッドメイキングなら1泊1人につき$1程度が一般的。

グアムのおもな観光スポット・アクティビティ

グアムのおもな観光スポット・アクティビティ

提供元:グアム政府観光局

http://www.visitguam.jp

さて滞在プランの柱となる観光スポット。緑溢れる自然系から近代的な博物館までいろいろあります。

<おもな観光スポット>
・恋人岬
スペイン人総督から結婚を迫られたチャモロの女性が恋人と髪を結んでこの崖から身を投げたという悲恋伝説が残る場所……と聞いて少し暗い気持ちで訪れてみると、展望台から見えるのは爽快な海岸線の大パノラマ!このギャップに驚きます。

・タロフォフォの滝
タロフォフォ川の三段の滝で、1番大きな滝は幅20メートル、高さ9メートルでグアム最大。この近くに横井庄一さんが28年間潜伏していた洞穴を再現したものがあります。

・デデドの朝市
グアムのベッドタウンであるデデドで毎週土・日に行われる朝市。ローカルな食べ物、衣類、雑貨などの屋台が並びます。

・グアムミュージアム
2016年にオープンしたグアムの歴史や文化についての展示がある博物館。内容はもちろん、グアムでは珍しいスタイリッシュな建物やミュージアムショップも魅力的。

グアムのおもな観光スポット・アクティビティ

写真:木内 つばめ

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きれいな海と気候を活かしたグアムのアクティビティも見逃せません。

<マリンスポーツ>
全身でグアムの海を満喫できるシュノーケリング、スリルを味わえるバナナボート、約30メートルから眼下に広がる青い海を満喫できるパラセーリング、そして本格的なダイビングなどマリンスポーツの定番はほとんど実践できるグアム。もう海好きにはぴったりすぎる!

<クルーズ>
水着にも体力にもちょっと自信がないけどグアムの海は味わっておきたい、という方におすすめなのがクルーズ。サンセットに合わせて出航するクルーズはさらに感動的です。

<ウォーターパーク>
スライダー、流れるプールなど子供から大人まで1日過ごせるウォーターパークはグアムの名物。自慢のアトラクションを有したパークがいくつかあるので、どこに行くか選ぶのも楽しみの1つに。

<トレッキング>
実は40以上のトレッキングコースがあるグアム。人と違うことをするのが好きな方はあえてグアムで山登りはいかがでしょうか。グアム最高峰のラムラム山に登って変化球のおみやげ話をお持ち帰りしてみては?

<ゴルフ>
セルフカート式でまわるグアムのゴルフ場。海越えのホールを持つものから、なんと7歳からのジュニアゴルファー対応コースなど幅広いラインナップ。我が子の人生初のティーオフをグアムで!なんてことをしちゃうと、一生の思い出になるでしょうね。

グアムでのショッピング

グアムでのショッピング

提供元:グアム政府観光局

http://www.visitguam.jp

グアムは関税や消費税のかからない免税アイランド。さらに年4回のセールがあります。おみやげだけじゃなく、自分の欲しいものもお得にゲットして帰国後のお楽しみも手に入れておきましょう!

<おもなショッピングセンター>
・T ギャラリア グアム by DFS
メインエリア・タモン地区の抜群の立地にあるDFSはハイブランドのファッション、コスメ、バッグなどが揃うお店。ついでにおみやげのチョコなども買えちゃいます。1フロアで見やすい店内も観光客には嬉しいところ。

・JP STORE
ハイブランドの子供服、海外のおもちゃや雑貨など日本人ウケしそうなおしゃれな海外モノがせいぞろい。おみやげ用のお菓子類売り場も広々としていて充実しています。中心部にあるうえに朝9時からと早めのオープンがありがたいお店。

・マイクロネシアモール
超巨大ショッピングモール。ローカルな服や雑貨、有名デパートのmacy’sが入っているのでここだけでなんでも買えてしまう。多国籍なグルメが集うフードコートや子供に大人気のゲームセンターもあり、暑すぎる日に長居するにはぴったり。

・Kマート
日用品・衣料品・雑貨・食品などカジュアルでアメリカらしいものが揃うスーパー。バラマキみやげを買うならココで。

グアムの食べもの

グアムの食べもの

写真:木内 つばめ

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いよいよお待ちかねのグルメについてです。グアムには幅広い多国籍料理のお店が点在しています。ここではグアムならでは、アメリカならではの料理をご紹介。ちなみにディナーは予約を入れておいた方がよいでしょう。

・チャモロ料理
さまざまな国の影響を受けたグアムの伝統料理。甘さ・辛さ・酸っぱさがベースとなっています。ケラグエン(チキンや魚介をココナッツでスパイシーに味付けしたもの)、パンシット(グアム風焼きそば)などがあり日本人にも食べやすい味。専門店は少ないですが1度は食べておきたいですね。

・ステーキ
グアムには食べ比べしたくなるような有名なステーキハウスが軒を連ねています。やはり日本と違うのは肉のサイズ。アメリカならではのビッグなステーキは食べ応えのあるパワフルな食事。付け合わせもたっぷりついてくるので頼みすきないように。

・パンケーキ
アメリカの朝食といえばパンケーキ。グアムにも競うようにパンケーキのお店がたくさん。エッグスン・シングス、アイホップなどあこがれのお店のメニューがグアムで食べられます。

その他お役立ち情報

グアムでは日本の免許証でレンタカーが借りることができます。レンタカーで島一周をドライブというプランもオリジナリティ満載でいいですね。

また1年を通して様々なイベントも開催されるグアム。4月にはフル・ハーフ・10キロ・5キロと初心者でもエントリーしやすいマラソン大会があります。7月にはトップグリルマスターと呼ばれるシェフたちによる究極のBBQイベントも。グルマンにはたまりませんね。

日本から気軽に行ける距離、そして日本人向けのサービスが整っているからこそイベントに合わせた渡航も考えやすい、それがグアム。現地情報をチェックして、定番プラスαのイベント参加でさらに濃厚なグアムの旅をエンジョイしてみましょう!

※2018年8月現在の情報です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/04/27−2018/04/30 訪問

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