タイ旅行に行くならこの時期!ベストシーズンをご紹介

タイ旅行に行くならこの時期!ベストシーズンをご紹介

更新日:2018/07/18 13:30

手塚 大貴のプロフィール写真 手塚 大貴 バックパッカー旅の提案人、スポーツ観戦トラベラー
世界遺産の遺跡から、美しいビーチリゾートまで、多彩な魅力があるタイ。そんな微笑みの国・タイへ旅行に行くなら、やはりベストシーズンを狙いたいですよね。

そこで今回は、バンコクやアユタヤをはじめ、クラビやサムイ島といった人気ビーチリゾートなど、タイのベストシーズンをご紹介。年末年始、GW、お盆の時期の気候や、シーズンごとのイベントも紹介します。

タイの季節は3つに分かれている!

タイの季節は3つに分かれている!

写真:手塚 大貴

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熱帯に位置するタイは、年間の平均気温が約29℃もある常夏の国。日本の夏のような蒸し暑い気候が、一年を通して続きます。そんなタイですが、季節は3つに分かれ、それぞれに異なる特徴があります。

乾期(11月〜2月)・・・気持ちの良い晴天が続き、ほとんど雨が降らない季節。他の季節に比べて気温も落ち着き、朝夕には15℃を下回る涼しさになることも。一年で最も快適な気候の季節です。

暑期(3月〜5月)・・・一年で最も暑い季節。連日蒸し暑さが続き、ピークの4月〜5月には気温が40℃近くにまで上がることも。雨が降ることは比較的少ないですが、5月頃にはスコールも増え始めます。

雨期(6月〜10月)・・・一年で最も雨が降る季節。日本の梅雨のように一日中雨が降り続くことは少なく、毎日1〜2時間程度の激しいスコールが降ります。暑い日が続きますが、雨の後は涼しくなります。

タイは季節によって天気が大きく異なってくるので、旅行に行くときはその特徴を掴んでから行くようにしましょう。

タイのベストシーズンはいつ?

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提供元:写真AC

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タイへ旅行に行くなら、やはりベストシーズンがおすすめ。では地域ごとに、旅行に最適なベストシーズンをご紹介します。

【バンコク・アユタヤ→11月〜2月】
タイの首都であるバンコク、世界遺産の遺跡群があるアユタヤのベストシーズンは、乾期の11月〜2月。雨がほとんど降らないこの時期は、バンコクでの街歩きや寺院の観光も快適に楽しめます。気温も心地良く、アユタヤでの遺跡巡りにも最適な時期です。

【チェンマイ・スコータイ→11月〜2月】
タイ北部の古都・チェンマイやスコータイのベストシーズンも、乾期の11月〜2月。晴天の日が多いので、寺院や遺跡の観光、また国立公園で自然を満喫するのにも最適な時期。チェンマイでイーペン祭りや花祭り、またボーサーン傘祭りが開催されるのもこの時期です。

タイのベストシーズンはいつ?

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タイ南部のビーチリゾートへ行く場合は、ちょっと気をつけて。アンダマン海側かタイランド湾側かでベストシーズンが異なります。

【アンダマン海側リゾート→11月〜2月】
プーケット島やクラビ、ピピ諸島のほか、「タイ最後の楽園」と称えられるリペ島など、アンダマン海側(西側)リゾートのベストシーズンは、乾期の11月〜2月。ほとんど雨が降らないので、海の透明度が高くなり、マリンスポーツを楽しむのにも最適。バンコクから近いパタヤやホアヒンのベストシーズンも、同じく11月〜2月です。

【タイランド湾側リゾート→2月〜6月】
ココナッツの木で覆われたサムイ島をはじめ、パンガン島、タオ島など、タイランド湾側(東側)リゾートのベストシーズンは、この地域の乾期である2月〜6月。晴天に恵まれる日が多く、青い海を楽しめる時期。波も穏やかになり、ダイビングにも最適です。

年末年始、GW、お盆の時期の気候は?

年末年始、GW、お盆の時期の気候は?

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タイ旅行のベストシーズンをご紹介しましたが、日本の海外旅行シーズンにおけるタイの気候はどうなのでしょうか。そこで年末年始、GW、お盆の時期の気候をご紹介します。

【年末年始のタイの気候】
3つの海外旅行シーズンの中で、タイ旅行に最も適しているのは年末年始。雨が降ることが少ない乾期のため、快適に旅行を楽しめます。気温も比較的落ち着くので、寒い冬の日本を抜け出して味わう南国の気候を心地良く感じるはず。バンコクをはじめ、タイ各地でカウントダウンイベントも開催されます。

【GWのタイの気候】
暑期にあたるGWのタイは、一年で最も暑い時期。気温が40℃近くになることもあり、スコールが降る日も増え始めます。この時期のおすすめは、サムイ島などタイランド湾のビーチリゾート。この地域ではGWが乾期となり、晴天の日が多くなります。マンゴーをはじめとするトロピカルフルーツが旬を迎えるのもこの時期です。

【お盆の時期のタイの気候】
8月のお盆の時期のタイは、雨期にあたる季節。天候は不安定ですが、夕方や夜に短時間のスコールが降るだけのことが多く、晴れ間がのぞくこともあります。ただしプーケット島などアンダマン海側のビーチリゾートは、波が高くなることが多く、遊泳禁止になることもあるので要注意。この時期は、のんびりとホテルステイを楽しむ旅もおすすめです。

シーズンごとのお祭り・イベントを紹介!

シーズンごとのお祭り・イベントを紹介!

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タイ旅行の楽しみのひとつが、それぞれの季節ならではの多彩なお祭りやイベント。そこでシーズンごとに、おすすめのお祭りやイベントをご紹介します。

【乾期(11月〜2月)のお祭り・イベント】
<11月:ロイクラトン祭り(全土)>
陰暦12月の満月の夜、ロウソクや花で飾った灯篭を川に流す祭り。チェンマイでは「イーペン祭り」の名で、コムローイと呼ばれる何万ものランタンが夜空に放たれ、幻想的な風景を見ることができます。
<11月:スリン象祭り(スリン県)>
東北部のスリン県に200頭以上の象が集結し、象のパレードなどが行われます。
<1月:ボーサーン傘祭り(チェンマイ)>
チェンマイ郊外のボーサーン村で開催。色鮮やかな傘のコンテストなどが行われ、村がカラフルに華やぎます。
<2月:チェンマイ花祭り(チェンマイ)>
色とりどりの花で飾られた山車のパレードが行われる、美しい花の祭典です。

【暑期(3月〜5月)のお祭り・イベント】
<4月:ソンクラーン祭り(全土)>
タイの旧正月に行われ、通行人同士が水を掛け合って盛り上がる、暑い季節ならではの「水掛け祭り」。タイ各地で開催されますが、とくにチェンマイは規模の大きさで知られています。
<5月:ロケット祭り(ヤソートーン県)>
東北部のヤソートーン県で開催される、ロケットを打ち上げて雨を乞う儀式です。

【雨期(6月〜10月)のお祭り・イベント】
<6月:ピーターコーン・フェスティバル(ルーイ県)>
東北部のルーイ県で開催される、カラフルな精霊に仮装した若者がパレードなどを行う奇祭です。
<7月:キャンドル・フェスティバル(ウボンラーチャターニー県)>
東北部のウボンラーチャターニー県で開催。寺院に奉納する密蝋キャンドルが製作され、美しい彫刻が施されたキャンドルのパレードが行われます。

服装など気をつけることは?

服装など気をつけることは?

写真:手塚 大貴

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3つの季節に分かれるタイですが、いずれの季節も高温多湿なので、日本の夏のような通気性の良い服装で行くのがいいでしょう。ただしデパートやレストラン、バスの車内などは冷房が効き過ぎていることが多いので、羽織るものを1枚持って行くと安心。乾期にチェンマイなど山岳部へ行く場合も、朝晩は冷えることがあるので同様です。

また王宮や寺院を訪れる場合、肌の露出度が高い服装やサンダルでは入場できないので気をつけて。ただし場所によっては、羽織るものを貸してくれることもあります。

一年を通して日差しが強いタイでは、日焼け止めは必需品。また雨期はもちろん、乾期でも稀にスコールに襲われることがあるので、折りたたみ傘が1本あると安心です。

季節ごとの魅力を求めてタイへ行こう!

ご紹介したように、タイは乾期、暑期、雨期と、3つの季節がある国。そのうちベストシーズンは、雨がほとんど降らない乾期。バンコクやチェンマイ、アンダマン海側のリゾートでは11月〜2月、タイランド湾側のリゾートでは2月〜6月となります。

気候の良さを考えると、やはりベストシーズンの乾期に行くのがおすすめですが、暑期や雨期にもその季節ならではのお祭りがあるなど、訪れる魅力は十分にあります。シーズンごとの特徴を掴んで、常夏の国・タイへの旅行を存分に満喫しましょう。

※2018年7月現在の情報です。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2015/03/10 訪問

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