人間界からバケモノの世界へ!『バケモノの子』の舞台・渋谷を歩こう

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人間界からバケモノの世界へ!『バケモノの子』の舞台・渋谷を歩こう

人間界からバケモノの世界へ!『バケモノの子』の舞台・渋谷を歩こう

更新日:2018/08/06 17:25

すがた もえ子のプロフィール写真 すがた もえ子 妖怪伝承収集家、フリーライター

最新作『未来のミライ(2018)』も公開された細田守監督の長編オリジナル作品。そのひとつ『バケモノの子(2015)』の舞台は、東京都渋谷区。渋谷駅を降りてすぐのスクランブル交差点から、電車で移動した先にある商店街まで全て渋谷区の中で物語が展開していました。今回は物語に登場した場所を巡ってみたいと思います。

渋谷の駅を降りた瞬間から、そこは『バケモノの子』の舞台

渋谷の駅を降りた瞬間から、そこは『バケモノの子』の舞台

写真:すがた もえ子

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主人公の少年・蓮(れん)は9歳で両親の離婚を経験。母親と暮らすことになりますが、その母も交通事故で急死。親戚に引き取られるという話が進む中、蓮は逃げ出してしまいます。

逃げ出した蓮が迷い込んだのが、渋谷のスクランブル交差点。作品冒頭で少女2人が警官に補導されていたシーンもこの場所です。
ハチ公口を降りると目の前のこの場所は、いつも多くの人であふれかえっています。その様子はたびたび海外のメディアにも取り上げられ、『バイオハザードIVアフターライフ』でもロケに使われました。最近ではインバウンドの有名観光名所にもなっています。

<基本情報>
住所:東京都渋谷区道玄坂2丁目-2
アクセス:JR渋谷駅ハチ公口下車、徒歩1分

渋谷の駅を降りた瞬間から、そこは『バケモノの子』の舞台

写真:すがた もえ子

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人込みの中をさまよっていた蓮は、うす暗い高架下でバケモノ・熊鉄と出会います。その後を追った蓮は、渋谷の夜の町で未成年者を取り締まる警官にみつかってしまいました。警官たちに追われる身になってしった蓮は、センター街の人ごみへと逃げ込みました。

<基本情報>
住所:東京都渋谷区道玄坂
アクセス:JR渋谷駅ハチ公口下車、徒歩2分

いつもの渋谷から渋天街へ迷い込む

いつもの渋谷から渋天街へ迷い込む

写真:すがた もえ子

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警官から逃げて迷い込んだのが、センター街と道玄坂との間の裏路地です。自販機の並びや建物の様子など、まさにアニメの世界観そのもの。この並ぶ裏路地は、蓮がチコと出会った場所です。

<基本情報>
住所:東京都渋谷区宇田川町26-5
アクセス:JR渋谷駅ハチ公口下車、徒歩3分

いつもの渋谷から渋天街へ迷い込む

写真:すがた もえ子

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チコと出会った路地裏から少し離れた場所が、渋天街への入口です。バケモノたちの住む世界への入口ですから、人目につかないさみしい場所にありそうですが、実際に行ってみると、人通りの多い場所です。飲食店のビルとビルの間にある隙間が渋天街への入口になったところです。実際は路地ではないので、自由に立ち入ることはできません。

<基本情報>
住所:東京都渋谷区宇田川町28-12
アクセス:JR渋谷駅ハチ公口下車、徒歩5分

成長した蓮は、再び人間の世界へ

成長した蓮は、再び人間の世界へ

写真:すがた もえ子

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17歳になった蓮は、人間界とバケモノの世界の間で心が揺れ動くようになります。そんな時に出会ったのが、女子高生・楓(かえで)です。楓との出会い以降、たびたび登場したのが渋谷図書館です。

図書館のそばには渋谷氷川神社もあります。蓮と楓が石段に座っていろいろな話をした場所です。敷地内には公園もあって、お子さんも多く地元の方の憩いの場所になっています。

<基本情報>
住所:東京都渋谷区東1丁目6-6
電話番号:03-3407-7544
アクセス:渋谷駅東口より学バス(都営、日赤医療センター行き)「国学院大学前」下車、徒歩2分
ハチ公バス「渋谷図書館入口」下車、徒歩2分

成長した蓮は、再び人間の世界へ

写真:すがた もえ子

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自分のこれからのことに迷いながらも、進学を考え始めた蓮。書類製作のために区役所で戸籍謄本を受け取った蓮は、幼い頃に生き別れた父親の現在の住所を知ることになります。

様々な思いを抱えながら蓮が向かったのは、幡ヶ谷駅からは5分ほどの場所にある六号通商店街です。

蓮が「俺のこと、覚えてますか」と父親に声をかけたのは、この商店街の靴屋「靴のアカサカ」の前でした。残念ながら「靴のアカサカ」は現在はもうありません。

<基本情報>
住所:東京都渋谷区幡ヶ谷3丁目
アクセス:京王線幡ヶ谷駅から徒歩5分

ラストシーンを駆け抜ける

ラストシーンを駆け抜ける

写真:すがた もえ子

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父親と、師匠であり育ての親でもある熊鉄との間で揺れる蓮でしたが、熊鉄と猪王山(いおうぜん)とで行われるバケモノの宗主跡目対決の当日、暴走した猪王山の息子である一郎彦の手によって熊鉄は深手を負ってしまいます。

人通りの多いセンター街を楓の手を引きながら走る蓮。それを追う一郎彦は、やがてその姿を大きなクジラに変え、渋谷の街を破壊していきます。この時、一郎彦が姿を変えた鯨が泳いだのが、渋谷駅前のスクランブル交差点から宮益坂下にかけて。

<基本情報>
住所:東京都渋谷区神南1丁目23-8
アクセス:JR渋谷駅ハチ公口下車、徒歩2分

ラストシーンを駆け抜ける

写真:すがた もえ子

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一郎彦は薬屋の前を通過し、停車していた車ごと陸橋を破壊しました。高架下を含むこの一帯は激しく炎上。蓮は混乱する渋谷の街を駆け抜けていきます。

<基本情報>
住所:東京都渋谷区神南1丁目23-8
アクセス:JR渋谷駅ハチ公口下車、徒歩2分

変わりゆく渋谷の風景を残す作品

作品のあちこちに現実の渋谷の街の風景が写しこまれた『バケモノの子』。六号通り商店街の靴屋さんや、蓮が戸籍謄本を取った旧・渋谷区総合庁舎などは、老朽化に伴う立て替えの為に解体されて今はもうありません。

作品の中に描かれた街並みは時間の流れとともに少しずつ変わってしまっていますが、『バケモノの子』の中には変わらぬ2015年の風景が描かれています。

もちろん、現実とリンクする場所もまだまだ残されています。今度渋谷の街を歩くときは、渋天街を思い出してにんまりしてみるのもいいですね。

※各所へ訪問の際は周辺へのご配慮をお願いします。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/10/27 訪問

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