注目のアートスポット!高雄「衛武營藝術文化中心」2018年10月オープン

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湯山 千里のプロフィール写真 湯山 千里 台湾通訳案内士、台湾観光&グルメライター

台湾高雄で今話題のスポットといえば「衛武營藝術文化中心」。2018年10月高雄にアートなオアシスが登場します!建物がすばらしいだけでなく、広大な敷地には緑豊かな公園やイベントスペース、そして目の前のエリアにはウォールアートもあって、街が芸術空間のよう。今回は楽しみ方いっぱいの「衛武營藝術文化中心」をご紹介します!

「衛武營藝術文化中心」について

「衛武營藝術文化中心」について

写真:湯山 千里

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「衛武營藝術文化中心」は、高雄市内鳳山エリアに位置しています。高雄市地下鉄(MRT)オレンジライン「衛武營」駅6番出口を出てすぐのところにあります。白くて横に長い「衛武營藝術文化中心」の建物は、波やエイの形を表していて、曲線のフォルムがとても美しい建物です。

夜のライトアップもとてもきれいなので、昼と夜二回訪れることをおススメします。建物は、オランダのフランシーヌ・ホウベン(Francine Houben)氏のデザインによるものです。

「衛武營藝術文化中心」について

写真:湯山 千里

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日本統治時代に「衛武營」は軍事物資や武器などを貯蔵する場所として使われ、その後も軍事訓練センターなどに使われていた場所です。1979年に軍事会議で軍事的な用途として使わないことが決まり、この空き地の9.9ヘクタールは文化センターとして、47ヘクタールは都会公園として使われることになったのです。

「衛武營藝術文化中心」について

写真:湯山 千里

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広い公園は高雄のオアシス的な空間となっています。公園にはハーブが植えられているエリアや人工湖もあるので散策するのも楽しいです。

ガジュマル広場

ガジュマル広場

写真:湯山 千里

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ガジュマル広場は、ガジュマルの木々にインスピレーションを受けたフランシーヌ・ホウベン氏がデザインした半屋外の空間です。木の穴のような連続した自由な曲面に造船技術を合わせて、ガジュマルの木の下のような涼をとることができる空間が造り出されています。海洋の都市のイメージとぴったりの広場です。

ガジュマル広場

写真:湯山 千里

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ガジュマル広場に取り付けられているライトは、ディスコの光のように夜は光が変化するので、こちらもチェックしてみてください。ここでは、いろいろなイベントが行われる予定で、写真は100人でヨガを体験するというイベントです。

ガジュマル広場

写真:湯山 千里

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都会公園の広がる南側には屋外に「戸外劇場」もあります。こちらは500名収容できる野外劇場です。夕日や星を眺めるのにもいい場所なんだそうです。

「衛武營藝術文化中心」の各ホールについて

「衛武營藝術文化中心」の各ホールについて

提供元:衛武營國家藝術文化中心

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最新の設備を有する「衛武營藝術文化中心」の屋根は、雷がなっても聞こえないようになっています。これなら舞台に集中できますよね。防音だけでなく防火にも配慮しているので安心です。「衛武營藝術文化中心」の建物の中には「表演廳(Recital Hall)」「歌劇院(Opera House)」「戲劇院(Playhouse)」「音楽廳(Concert Hall)」の四つのホールがあります。(写真は「歌劇院(Opera House)」)

「衛武營藝術文化中心」の各ホールについて

提供元:衛武營國家藝術文化中心

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470席ある「表演廳」は、舞台には柔らかく弾性のあるパイン材を使用、舞台の下の客席部分には硬いオーク材を使うなど材質にもこだわっています。材質だけではなく、各所にいろいろな工夫がされています。演出者の希望にこたえられるようにという考えから、舞台上に設置されているのは音響反射板で、高さや角度を調整できて、音を変えることが可能になっています。

そしてホールの上方には穴の開いた部分があります。この後方には、吸音カーテンが張り巡らされていて、演出のタイプによって使用する面積を調整できるので、ホールでレコーディングも可能です。

客席の前二列には車椅子の方のスペースを確保していて、移動式のイスが置かれています。

「衛武營藝術文化中心」の各ホールについて

提供元:衛武營國家藝術文化中心

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2012席ある「音楽廳」は、台湾唯一のヴィンヤード(ぶどう畑)式のホールで、段々畑のように13のエリアに分かれています。演出者が真ん中に立つという舞台で、違った角度から演出者を見ることができます。舞台には、音響反射板も設置されています。ライトやホール内の材質には温かみのある色合いのものが使われているので、柔らかな光が印象的な明るいホールです。 

このホールでは、ドイツのヨハネス・クライス社製パイプオルガンが採用されていて、これは台湾最大のパイプの本数を持つ9,085本のパイプオルガンです。ホール内はマイク不要で音が伝達できるように配慮した設計なので、どこの席にいても同じように美しい音を楽しむことができます。

街が芸術空間!大型ウォールアート

街が芸術空間!大型ウォールアート

写真:湯山 千里

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「衛武營藝術文化中心」前の道の右側一帯に広がるウォールアート。これらは、2017年11月「高雄苓雅國際街頭藝術節活動」というアートイベントの際に造られたものです。12カ国の若手アーティストにより造られ、24の大型作品が現在も街に展示されていて、インスタ映えする人気のフォトジェニックスポットとなっています。

まずは、大型の本棚が出迎えてくれます。よく見ると、中国語、英語だけでなく日本語の本も描かれています。この一帯のウォールアートはよく見るといろいろな発見あるので、じっくり楽しんでみてください!

街が芸術空間!大型ウォールアート

写真:湯山 千里

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本棚の絵の脇にはこの地域のシンボル「レイヨウ(アンテロープ)」のカラフルなオブジェがあります。この動物「レイヨウ(アンテロープ)」は中国語で「羚羊(ling yang)」と言い、この地域の地名「苓雅(ling ya)」の音とかけているんです。

街が芸術空間!大型ウォールアート

写真:湯山 千里

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ただのお札の絵そのもののように見えますが、本物と比べてよく見てみてください。何か足りないような…。そうなんです!人が一人足りませんよね。実はこの絵、この足りない部分に自分が入って写真を撮ることを想定しているんだそうです!

このほかにも自由自在に飛び回り、平和の象徴であるハトを描いたものやよく見ると漢字が書かれている絵など様々な絵があります。

ここは、国営企業の宿舎として使われている建物なので、住宅として使われています。散策したり、写真を撮ったりするのはもちろん構いませんが、住民の方の迷惑にならないように騒いだりしないように気をつけましょう。

楽しみ方いっぱいの「衛武營藝術文化中心」

楽しみ方いっぱいの「衛武營藝術文化中心」

提供元:衛武營國家藝術文化中心

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高雄では、これまで舞台芸術を楽しむ場として「中正文化中心」のみでしたが、これからは最新の設備が整った「衛武營藝術文化中心」で、更に舞台が楽しめるようになります!

楽しみ方いっぱいの「衛武營藝術文化中心」

提供元:衛武營國家藝術文化中心

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建物も公園もまわりのエリアも楽しみ方いっぱいの「衛武營藝術文化中心」。申し込み不要の屋外イベントや当日券の販売のある公演もあるので、旅行で訪れたらぜひチェックしてみてくださいね!

衛武營藝術文化中心の基本情報

住所:高雄市鳳山區三多一路1號
電話番号:07-262-6666
アクセス:高雄市地下鉄(MRT)オレンジライン「衛武營」駅6番出口からすぐ

取材協力:「衛武營國家藝術文化中心 National Kaohsiung Center for the Arts-Weiwuying」

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/06/08−2018/06/10 訪問

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