青森の恐山は日本三大霊場の一つ!地獄極楽共存のパワースポット

青森の恐山は日本三大霊場の一つ!地獄極楽共存のパワースポット

更新日:2019/04/08 13:08

大里 康正のプロフィール写真 大里 康正 旅する光と影の写真家、タイと台湾に詳しい旅作家
青森県むつ市の恐山は、和歌山の高野山、滋賀県の比叡山と並んで日本三大霊場と呼ばれます。この世のものとは思えない、むき出しの岩が広がる日本屈指のミステリアスな異空間ですが、中には温泉と宿坊があり観光客も多数!

天台宗の円仁(慈覚大師)の開山で古くから霊場として知られ、霊を口寄せするイタコは沖縄のユタと同様に有名。故人に会うため全国から人が集まりますが、参拝者が後を絶たないパワースポットなのです。

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除されましたが、2020年6月18日(予定)までは一部都道県との間の移動の自粛が求められています。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新の情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)
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三途川から山門へ

三途川から山門へ

写真:大里 康正

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恐山は青森県むつ市にあり、下北半島の中心部に位置する活火山です。そこにあるのが霊場恐山(れいじょうおそれざん、れいじょうおそれやま)で、霊場の数百メートル手前にあるのが赤い三途の川。

三途川(さんずのかわ、さんずがわ)とは仏教において、この川を渡ればそこからあの世と呼ばれる世界となり、現世に戻ることは出来なくなる境目です。

三途川から山門へ

写真:大里 康正

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川の近くの石像は奪衣婆(だつえい)と懸衣翁(けんえおう)の老夫婦。奪衣婆が故人の衣服を奪い、懸衣翁が衣服を柳に掛けて、生前の行いを見るのです。

中国で成立した「十王経」に書かれているのが三途の川ですが、日本には飛鳥時代に伝わり、平安時代に広がったと考えられています。十王経の十王のうちの二人が奪衣婆と懸衣翁なのです。

近くに来ると、まさにこの世の存在とは思えない恐怖を感じるかも知れません。

三途川から山門へ

写真:大里 康正

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恐山の山門前は広い無料駐車場となっています。受付を済ませ、中に入りましょう。

不動明王の奥の院は近い

不動明王の奥の院は近い

写真:大里 康正

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山門を過ぎると本堂までの直線が続き、本堂の左側に木の門があります。その奥にむき出しの岩肌が続く世界が広がります。

不動明王の奥の院は近い

写真:大里 康正

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本堂の左側に、奥の院に通じる道があります。奥の院は100メートル程で到着出来るので、遠くありません。通常奥の院と呼ばれる場所は長い距離を歩くことが多いのですが、こちらは近いのでぜひ、お参りして下さい。

不動明王の奥の院は近い

写真:大里 康正

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奥の院に祀られているのは不動明王です。右手に剣、左手に縄、岩上で炎に包まれた姿が一般的な不動明王の姿。その役目は魔を撃退し、災害や悪を取り除き、煩悩を断ち、様々な願いを叶えてくれる存在として、日本中で時に「お不動さん」と親しみを込めて呼ばれる信仰の対象です。

恐山の本尊は地蔵菩薩ですが、地蔵菩薩が慈悲であり、不動明王は魔から守り煩悩を断つという意味で、恐山霊場としては最終的に一つの存在と位置づけられています。

円仁(慈覚大師)開山の恐山は、岩肌がむき出しで硫黄臭の世界

円仁(慈覚大師)開山の恐山は、岩肌がむき出しで硫黄臭の世界

写真:大里 康正

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恐山霊場は、貞観4年(862年)に、天台宗の円仁(慈覚大師)延暦13年(794年)−貞観6年(864年)の開山とされます。なぜ、この地となったのでしょう。きっかけは円仁が唐で修行中の頃、夢枕に立った高僧から「北の地で霊山を開け」というお告げがあり、帰国後に従ったのです。

なお、正式名称は「恐山 伽羅陀山菩提寺」となり、現在は曹洞宗のお寺となっています。

円仁(慈覚大師)開山の恐山は、岩肌がむき出しで硫黄臭の世界

写真:大里 康正

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あちらこちらから硫黄泉が湧出し、亜硫酸ガスで岩肌が焼けた様子と臭い。また、様々な地獄の名称と仏が並ぶ姿は、この世とは思えないことでしょう。

円仁(慈覚大師)開山の恐山は、岩肌がむき出しで硫黄臭の世界

写真:大里 康正

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順路に従って奥に進みましょう。その際には、あちらこちらにある積石を崩さないようご注意下さい。小さく積み上げられた石にも、誰かの思いが込められているのです。

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賽ノ河原地蔵堂から極楽浜に

賽ノ河原地蔵堂から極楽浜に

写真:大里 康正

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賽ノ河原地蔵堂は、誰でも自由に入ることが出来ます。中には故人の衣類や気に入っていた本等が納められています。

賽ノ河原地蔵堂から極楽浜に

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付近は賽ノ河原と呼ばれる辺り。そこから極楽浜に向いましょう。

宇曽利山湖畔の極楽浜と五智山展望台

宇曽利山湖畔の極楽浜と五智山展望台

写真:大里 康正

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極楽浜は、宇曽利山湖畔にある浜辺となります。荒涼とした地獄の風景が続いた後に広がる湖の様子。多くの観光客はここでほっと一息つくことになるのです。

宇曽利山湖畔の極楽浜と五智山展望台

写真:大里 康正

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極楽浜からさらに順路に沿って歩くと、右側に五智山展望台に抜ける道がありますので、そちらに進んでみましょう。展望台までは数分もかからない距離です。

宇曽利山湖畔の極楽浜と五智山展望台

写真:大里 康正

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五智山展望台は、正面には宇曽利山湖が眼下に広がる見晴らしの良い場所となります。五智山という名前の由来は、宇曽利山湖を見下ろすように並ぶ五智如来像が並んでいるから。ここからは再び荒涼たる雰囲気の中を歩き、山門まで戻ることになります。

日本三大霊場の一つである霊場恐山は、高野山、比叡山とはまったく違った雰囲気であり、恐怖さえ感じるかも知れません。しかしながらあくまでも信仰の場で、古くから多くの人が拠り所としてきた歴史があり、それを現代風に言えばパワースポットとなるのです。

信仰と歴史の重みを持つ霊場。温泉入浴や宿泊も可能ですので、ぜひとも参拝してみましょう。

最後に、青森県はミステリーの宝庫。キリストの墓や不思議な石碑、河童がいる神社や合掌する国宝の縄文土偶も!詳細は下記の関連MEMOをご覧のうえ、ぜひ旅行の参考として下さい。

恐山霊場の基本情報

住所:青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
電話: 0175-22-3825(恐山寺務所)
アクセス:JR下北駅より車、下北交通バス恐山線で約40分

2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/06/26 訪問

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