京都は紅しだれ桜と枯山水庭園のコラボが絶妙!妙心寺退蔵院の桜を徹底攻略

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京都は紅しだれ桜と枯山水庭園のコラボが絶妙!妙心寺退蔵院の桜を徹底攻略

京都は紅しだれ桜と枯山水庭園のコラボが絶妙!妙心寺退蔵院の桜を徹底攻略

更新日:2014/03/07 17:09

浮き草 ゆきんこのプロフィール写真 浮き草 ゆきんこ トラベルライター、プチプラ旅専門家、LCC弾丸トラベラー

京都は桜の時期になると全国から花見客が押し寄せ大賑わい。せっかくの京都の桜、ゆっくりのんびり桜を堪能しませんか。おススメは、京都駅から電車で10分の花園駅から徒歩5分と好アクセスの妙心寺退蔵院の紅しだれ桜!昨年の「JR東海 そうだ 京都、行こう。」のキャンペーン寺院にもなった豪華絢爛の紅しだれ桜の楽しみ方と撮影スポット、さらに予約した人だけが見られる夜間特別拝観も紹介します。

JR東海のポスターのように撮影するには

JR東海のポスターのように撮影するには

写真:浮き草 ゆきんこ

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日本最大級の禅寺 妙心寺には広大な敷地内に40以上の塔頭があり、その塔頭の一つ「退蔵院」は桜の名所で有名です。昨年の「JR東海 そうだ 京都、行こう。」のキャンペーンポスターにもなった紅しだれ桜は、鮮やかなピンク色の花が豪快に咲き乱れ、木の下にいるとまるで桜のシャワーを浴びているよう。

退蔵院には3本の桜の木がありますが、JR東海のポスターの桜は入り口を入ってすぐのところにあります。ポスターと同じ写真を撮りたいところですが、プロカメラマンが使うようなレンズを使わないといけないので、ここではポスターに似せたように撮影する方法をご紹介します。
ポスターでは入り口の扉を開いて、その先に紅しだれ桜が1本豪快な枝ぶりを上から下まで捉えていますが、実際は扉から桜までの距離が短いためそれほど奥行がありません。ですので、扉の手前の石畳ギリギリのところにカメラを構え、下から桜を見上げるように撮影してみてください。扉のお奥に桜という図は撮影可能です。
写真は昨年のもので、キャンペーン寺院になったためか例年より人出が多く、桜だけを撮影するのは困難でした。なんとか、桜だけを撮影したい!ということであれば、写真の人たちのように扉ぎりぎりに立って撮影すると紅しだれ桜の全景を撮影することができますよ。

石庭にふる桜を捉える

石庭にふる桜を捉える

写真:浮き草 ゆきんこ

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退蔵院には枯山水庭園や池泉回遊式庭園と異なった庭園があることでも有名ですが、先ほどご紹介した桜は昭和初期に作庭された池泉回遊式庭園「余香苑」内にある2つの「陰陽の庭」を覆うように咲き乱れています。
桜の木の全景を撮影するのもいいですが、手入れが行き届いた石庭にしだれ桜が降る様子を捉えてはいかがでしょうか。京都らしい桜の写真が撮影できますよ。
写真は門を背に左側にある「陽の庭」。「陰の庭」よりも桜が多くしだれているので構図によっては桜のカーテンのようにも見えるかも。

余香苑全景をゆっくり眺めながら桜を堪能

余香苑全景をゆっくり眺めながら桜を堪能

写真:浮き草 ゆきんこ

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余香苑をさらに奥に進んでいくとひょうたん型の池が見えてきます。退蔵院は捕まえにくいなまずをひょうたんで捕まえる様子を描いた「瓢鮎図」でも有名で、この絵にあるひょうたんやなまずのモチーフがあちらこちらで見られます。ひょうたん型の池もその一つです。
池の奥には藤棚がありそこから余香苑全景と桜のコラボレーションを見ることができます。ちょっとした休憩スポットにもなっているので、桜と庭を見ながらゆっくり過ごすことができます。

大休庵の桜の前ではお食事つき特別拝観プランも

大休庵の桜の前ではお食事つき特別拝観プランも

写真:浮き草 ゆきんこ

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余香苑の藤棚からまっすぐ行ったところにあるのがひょうたんをかたどった窓が特徴的な「大休庵」。この大休庵の前にも大きなしだれ桜があります。大休庵の真ん前にしだれ桜があるので、桜全体を撮影するのは難しいですが、大休庵の窓ガラスに映る桜を撮影してみてはいかがでしょうか?ちょっと風変わりですが、魅惑的な桜を撮影できますよ。

また、桜の季節限定で、この「大休庵」で精進料理をいただきながら桜をめでるお食事つき特別拝観が販売されます。春の特別一般拝観は9時〜5時までですが、お食事つき特別拝観プランを申し込むと拝観時間前後に退蔵院に入ることができ、豪快なしだれ桜を少人数で堪能することが可能。
食事はミシュラン星を獲得した阿じろの精進料理。お寺で、京らしい精進料理を桜をめでながら食する贅沢。ぜひ、一度味わってみてください。
早朝の部は8:00〜9:30、お昼の部は11:30〜13:30、夜の部は二部あり、17:30〜19:00、19:00〜20:30で開催されます。
また、今年(2014年)は夜間の一般拝観は行われないため、艶やかにライトアップされたしだれ桜が見られるのは、このお食事つき特別拝観のみ。
予約した人だけが見られる特別な夜桜です。

おススメは17:30〜19:00の一部。日没直後の真っ青な空とピンクの桜は息をのむほどに美しいです

元信の庭でゆっくりしてから帰路に

元信の庭でゆっくりしてから帰路に

写真:浮き草 ゆきんこ

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桜はないのですが、最後に立ち寄りたいのが室町時代作庭の枯山水庭園「元信の庭」。この枯山水庭園の作者はなんと狩野派の画家狩野元信。枯山水庭園というと作者は禅僧などが多いですが、作者が画家ということで、ほかの枯山水庭園とはちょっと違った雰囲気があります。
最初の印象はごちゃごちゃしているかなといった感じですが、きちんとストーリーがあり、水が滝より大海に流れ込むまでの様子を白砂で表現しています。また、常緑樹が植えられていることから1年中変わらない景色を堪能でき、「不変の美」を求めたともいわれているとか。
桜の季節は、この庭園を素通りする人が多いですが、帰路に着く前に庭園をみながらほっと一息いれてみてはいかがでしょうか。

プレミアムな桜体験を

今年は夜間一般拝観がないことから、夜間のお食事つき特別拝観に申し込むと紅しだれ桜を独り占め!なんてこともできるかもしれません。
また、早朝の澄んだ空気の中でみる桜も魅力。
時間がない方は一般拝観時間になりますが、おすすめは4時以降。太陽が沈みかけだんだんと薄暗くなるころがシャッターチャンス!濃いピンクの桜がひときわ輝く瞬間を撮影できると思いますよ。

※2015年以降の夜間一般拝観につきましては直接お寺さんにご確認下さい。

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