写真:乾口 達司
地図を見る「きっづ光科学館ふぉとん」は京都府木津川市にある施設。その名は当館が関西文化学術研究都市の木津地区(きづちく)にあること、子どもたちを意味する「kids」(キッズ)を対象としていること、おもなテーマが「光」であり、光の粒子が「photon」(ふぉとん)と呼ばれていることにちなんでいます。
オープンは2001年。オープン以来、多くの子どもたちに科学技術の魅力を伝えて来ましたが、こちらの施設、何と入館料が無料なのです。無料で最先端の科学技術が学べるのですから、有り難い限りですね。それもあってか、館内はいつも子どもたちや家族連れで賑わっています。
写真:乾口 達司
地図を見る展示スペースは1階と2階とから成りますが、こちらの「光の再発見ゾーン」では、私たちの暮らしにとって光がいかに大切なものかを再確認させてくれます。
ご覧の通路を奥へと進んでいくと、有史以来の人と光とのかかわりがパネルなどの展示で理解出来るようになっています。
写真:乾口 達司
地図を見るその一角にあるのが、写真の赤外線コーナー。赤外線を受けた身体が色によって表されており、一口に光といっても、さまざまな種類があることを教えられます。
写真:乾口 達司
地図を見るこちらは漆黒の闇を体験することが出来るコーナー。画面左手に真っ暗な通路があり、観覧者はその漆黒の闇のなかを歩いていきます。さながらお化け屋敷のようですが、漆黒の闇のなかを歩くことで、人にとって光がいかに貴重なものかを身をもって体験することが出来ます。
写真:乾口 達司
地図を見る2階の「光の技術ゾーン」は、その名のとおり、光を使った科学技術を解説したコーナー。写真の機械はレーザー光を使って距離を計測するもので、実際に稼働するため、実際に距離を計測することが出来ます。
写真:乾口 達司
地図を見る写真は自動演奏機。赤・青・緑の光が光ファイバーを通して写真のシンバル・スピーカー・タンバリンに音の信号を送ります。その信号によって、これらの楽器が自動で演奏します。
写真:乾口 達司
地図を見る写真は株式会社浜松ホトニクスより寄贈された光電子増倍管。光電面に光を当てて電子を検出する管で、ノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊東京大学名誉教授がニュートリノ実験施設カミオカンデでニュートリノの観測に用いたのと同じものです。
写真:乾口 達司
地図を見る体験型の展示スペースも充実しています。写真は自転車をこいでエネルギーを計測する機械。自転車をこぐ子どもたちでいつも賑わっています。
写真:乾口 達司
地図を見るこちらは放射線の濃度を計測する機械。昆布などの製品を計測し、放射線の濃度をはかることが出来ますが、昆布も放射線を発しているとは、驚きですね。
写真:乾口 達司
地図を見るなかでも、大人気なのが、プラネタリウム!その日の夜の星空を見せてくれるだけでなく、ときにはさまざまな映像を投影してくれます。プラネタリウムの上映時間は決まっているので、プラネタリウムを体験するつもりならば、公式サイトであらかじめ上映時間を調べてから訪れましょう。
写真:乾口 達司
地図を見る館外にも展示スペースがあります。こちらは光を鏡に当てて、顔を形作るコーナー。光を使っていろいろ遊べるので楽しいですよ。
写真:乾口 達司
地図を見る実際に虹色を見せてくれる通路はカラフル。子どもたちに人気です。
写真:乾口 達司
地図を見るこちらは大型の万華鏡。自然の光が降り注いでいるので、万華鏡もいっそうカラフルに感じられるでしょう。
いかがでしたか?きっづ光科学館ふぉとんがいかに魅力的な施設か、おわかりいただけたでしょうか。子どもはもちろん、大人も充分に楽しめる施設なので、きっづ光科学館ふぉとんを訪れ、日本の科学技術の高さをご理解ください。
住所:京都府木津川市梅美台八丁目1番地6
電話番号:0774-71-3180
休館日:毎週月・火曜日および年末年始
アクセス:JR奈良駅・近鉄奈良駅より近鉄バス浄瑠璃寺行または加茂駅行で「梅美台西」下車
2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/18更新)
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