写真:Eiichi Yoshioka
地図を見る全国的に「UFOの町」として知られている羽咋市。全国の宇宙ファンから注目を集めている地域です。
そもそも、どうして羽咋市が「UFOの町」と呼ばれるようになったかというと、UFOと思われる物体が登場する地元の昔話、「そうはちぼん伝説」が残っていたことが由来だとされています。
「そうはちぼん」とは、仏教で使われる仏具のことで、楽器のシンバルのような形をしています。昔話の中ではこの「そうはちぼん」に似た物体が夜な夜な不気味な光を発しながら羽咋市の空を飛んでいた、と記されているのです。さらに「そうはちぼん」が飛んでいたとされる地域では、人がさらわれたという神隠し伝説も残っています。そのほかに、UFOらしき物体にまつわる古い巻物が残されていることから、羽咋市が「UFOの町」と銘打って地域おこしを始めたのです。
「UFOの町」羽咋市に来たからには、是非訪れていただきたい場所が、宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」。羽咋駅から徒歩で約10分ほどのところに位置しています。また、駅と「コスモアイル羽咋」間を結ぶ地域循環バス「るんるんバス」も運行しているのでアクセスも便利。気軽に立ち寄れます。
「コスモアイル羽咋」はUFOの形をした大きなドーム型の建物で、その横にある大きなロケットが特徴です。
写真:Eiichi Yoshioka
地図を見るコスモアイル羽咋は、NASAの特別協力施設ということもあり、館内には月面移動に使用する実験機や、大気圏へ再突入する時に摩擦によって黒く焦げてしまったカプセル、1960年代に旧ソ連が行った人類初の有人宇宙飛行で使われた宇宙船など、名前を聞くだけで興味がそそられる機材がズラリと並びます。
想像以上に本格的。また、実際に使用された機材があるということも驚愕!宇宙について知識がまったくない方でも、テレビモニターで解説されている機材もあるので、理解が深まります。
写真:Eiichi Yoshioka
地図を見るコスモアイルの展示室に並ぶのは、宇宙開発や探査活動で実際に使用されていた機材の他、来館者から募ったUFOの写真や目撃情報、解剖された宇宙人の模型など、不気味で怪しげな展示があちこちに。隕石にも触れることが可能です。
何もかもがリアルでゾクゾクしてしまいます。実は小さなお子様よりも大人の方が楽しめる空間なのかもしれません!宇宙に興味がある方でも、興味のない方でもきっと楽しめる場所です!
また、館内は写真撮影が自由となっていますので、機材と一緒に写真撮影が可能です。能登半島の観光の思い出に、少し変わった記念写真をいかがですか?
写真:Eiichi Yoshioka
地図を見る近年話題になっているゆるキャラ。コスモアイル羽咋にも「宇宙人・サンダー君」というキャラクターが存在します。その姿は不気味感たっぷりですが、ゆる〜くコスモアイルを紹介してくれます。
コスモアイルの職員でもあるサンダー君は地球観光の途中で宇宙船が壊れ、近くの砂浜に着陸してしまい、壊れた宇宙船の修理代を稼ぐために「コスモアイル羽咋」でアルバイトしているのだとか。土曜、日曜を中心に、来館者を迎えたり、イベントに参加しているのだそうです。
また、館内はショップも充実。グッズで一番の人気を集めているのが、宇宙食。多様な宇宙食が販売されているショップは日本でも非常に珍しいことだと思います!その他にも宇宙人グッズがたくさんあり、マニアにはたまりません。能登での少し変わったお土産としていかがですか?
写真:Eiichi Yoshioka
地図を見る「コスモアイル羽咋」のあとは羽咋市内で、ランチや夕食はいかがでしょう。「UFOの町」羽咋市内には、UFOにちなんだ様々なグルメがあるのです。
石川県金沢市に本社を置く「ゴーゴーカレー」羽咋店では、「UFOカレー」がメニューにあり、宇宙人を思わせるウインナーとUFOに見立てた目玉焼きがのっています。「お食事処 かわら」には「UFOラーメン」、「お好み焼きRuRu」には「UFO玉」などなど。
小腹がすいたら、「パスタ&カフェ オレンジガーデン」の「UFOパフェ」がオススメ。ケーキの円盤、ジェラートとフルーツがこんもりと盛られており、宇宙の神秘を現すために(?)火花を散らす花火が刺さっている、なんとも不思議なパフェ。お値段は羽咋にちなんだ891円(2014年3月現在)。そのほかにもケーキ・ホームベーカリー「モリモト」にあるパン「う!宇宙人?!」は891とチョコペンで書かれており、かわいらしい一品。
まだまだUFOグルメがてんこ盛りの羽咋市!いろんな味を堪能してください!
羽咋市は今もなお、UFOの目撃者が絶えないと言われています。
UFOや宇宙人が実際に存在するのかどうかは、未だに未解決。ですが、本当にいるとしたらなんだかワクワクしますよね。
宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」は、宇宙好きや親子連れに人気のレジャースポット。子どもにはもちろん、大人にも宇宙世界への夢とロマンを持たせてくれることでしょう。
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(2023/11/30更新)
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