写真:アシュ 飯田
地図を見る駐車場から階段を登った先に、最初に目に飛び込んでくるのが珍しい様式の三ツ鳥居。真ん中に大きな鳥居が門を構え、小さめの鳥居が両脇に口を開けている珍しい形になります。
大神神社など日本では20数社でしか見ることができません。
写真:アシュ 飯田
地図を見る鳥居と共に目を引くのがお犬様。鳥居の前には狛犬の代わりに、狼の像が鎮座しています。
江戸時代より獣から農作物を守り、また盗賊による災難から身を守る神の使いとして、崇められてきたことが由来になっています。
よく見ないと普通の狛犬かと思い素通りしてしまうので、意識的に注目して見てくださいね。
写真:アシュ 飯田
地図を見る参道を進んでいくと、左手に立派な門構えの随身門が見えてきます。
朱塗りの柱は太く堂々としており、門中の阿吽像は訪れる者の心意気を試しているかのような圧迫感。この先が更なる神域ということを感じます。
写真:アシュ 飯田
地図を見る随身門を抜け100mほど進むと、右手に豪華絢爛な拝殿が見えてきます。拝殿前方には立派な2本の御神木。幹周りが太く、真っ直ぐに天を衝くように直立する出で立ちがとても印象的です。
拝殿は豪華絢爛で1800年に建立されたもの。一般参拝はここで行いますが、申し込みをすれば奥にある本殿でご祈祷、お祓いを受けることができます。
写真:アシュ 飯田
地図を見るそして拝殿で見逃せないのが、あることをすると現れる龍。一見普通の床ですが、お水をかけるとなんと龍のお顔が浮かび上がってくるのです!
目の部分が不思議なことに赤くなっており、色の濃いグレー部分が口元と髭のように見えます。近くに桶に入ったお水が用意されているので、ぜひ三峯の龍とのご対面をしてください。
写真:アシュ 飯田
地図を見る両脇を木に囲まれた参道を進んで行くと、右手に展望台が。山から少し突き出た格好の場所で、目の前には秩父の山々によるパノラマが広がります。
しかしこの場所、単なる展望台ではありません。遥拝殿といい、奥に見える標高1329mの妙法ヶ岳の頂上に鎮座する、奥宮を拝する場所なのです。
写真:アシュ 飯田
地図を見るしっかり眼を凝らさないと、奥宮をその目に捉えることは困難。見つけることができたら、そのお社に向かって拝しましょう。
拝殿へのお参りを終えたら、三峯神社の本丸と言える奥宮に、ぜひ直に足を運んでみてください。下段にて奥宮までの道のりを紹介しますが、奥宮に到達した暁には、気持ちも晴れ晴れした気持ちになりますよ。
写真:アシュ 飯田
地図を見るさて、奥宮への参拝道中は、ほぼ登山になります。一旦三ツ鳥居まで戻り、お土産屋さんやご飯処の先にある林道を進んできます。
10分ほど進むと分かれ道が。石造りの鳥居をくぐると、いよいよ奥宮へのお参りの始まりです。
写真:アシュ 飯田
地図を見る標高1000mほどの石造りの鳥居から1329mへ。奥宮までは1時間弱の道のりです。道中は舗装されている道はありませんので、できれば登山用の靴や装備を準備した方が良いでしょう。
スニーカーでも行けないことはありませんが、ちょっとした石や木の根っこに足を取られるので、万全の準備をしてください。
奥宮の手前には鎖場と呼ばれ、岩の急斜面に鎖が備え付けてあるだけの難所もあるので、手袋もあるとなお良しです。
道中、天空の美しい眺めを堪能しながら登っていきましょう。
写真:アシュ 飯田
地図を見る難所である鎖場を越えると、急な階段を登った先に奥宮が突然現れます。最重要な場所なので、立派なお社があるのかとイメージしていると、びっくりするかもしれません。
慎ましく無駄がない、素朴という言葉が適当でしょうか。疲れた参拝者を、奥宮が優しく出迎えてくれます。
清々しい空の下、三峯のパワーを体全体で受け取ってみてはいかがでしょうか。
住所:埼玉県秩父市三峰298-1
電話番号:049-455-0241
アクセス:
[東京方面から車の場合]
関越自動車道・花園ICより国道140号線、皆野寄居バイパス経由で約2時間。
[山梨方面から車の場合]
中央自動車道・甲府昭和ICより国道140号線、雁坂トンネル経由で約2時間半。
[電車の場合]
西武鉄道・特急レッドアローで西武秩父駅まで1時間20分。三峯神社行き急行バスで 約1時間30分(下記参照)あるいは御花畑から秩父鉄道に乗り換え終点の三峰口駅へ、そこから西武バスで三峯神社へ。
2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/12更新)
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