写真:羽田 さえ
地図を見る平江路歴史地区は、その名のとおり平江路という石畳の道に沿って運河が続くエリア。範囲は広く、南北約1.6キロメートルにわたります。平江路は南宋時代の絵図にも描かれており、13世紀にはすでに今と同じような運河沿いの風景が作られていたと言われています。
写真:羽田 さえ
地図を見る交通アクセスは簡単で、地下鉄1号線「相門」駅から徒歩3分ほどで歴史地区に入ります。
現在残っている古い建物は、大半が明や清の時代に建てられたもの。白壁に瓦屋根の建物が並ぶ風景はレトロな味わいです。
写真:羽田 さえ
地図を見る運河を行きかう小舟も平江路らしい景色のひとつです。石橋の下を器用にくぐっていく様子を見るのも楽しいもの。船頭さんの歌う舟歌が、何とも旅情をそそります。
写真:羽田 さえ
地図を見る運河沿いの石畳の路地に、古い建物が連なる様子は独特の雰囲気があって何ともフォトジェニック!ついついたくさん写真を撮りたくなるスポットです。おしゃれなカフェや雑貨屋さんなどかわいいものも多いので、女子旅には特におすすめですよ。
写真:羽田 さえ
地図を見る食べ歩きも平江路の楽しみのひとつ。食事の時間帯でなくても、ちょっと点心をつまめるようなお店もたくさんあります。写真はあつあつの小龍包。ショウガと黒酢をつけていただきます。
写真:羽田 さえ
地図を見るさまざまな飲み物のスタンドが点在しているほか、小吃と呼ばれる手軽なB級グルメもあります。イカ焼きや肉まんなどの定番から、チーズを使ったスナックなど最新の流行をおさえたものまで揃います。
写真:羽田 さえ
地図を見るレストランのレベルも高い平江路。蘇州評弾や昆曲などの伝統芸能を見ながら食事ができる店もあります。その中のひとつが「洪登記」。運河沿いにある有名店です。
写真:羽田 さえ
地図を見る洪登記の広い店内は、地元の人や観光客でいつもにぎわっています。料理はコースでもアラカルトでも注文可能。川エビの炒め物や松鼠魚(魚の丸揚げ)など、蘇州らしい定番グルメのほか、吹起大麻球(薄焼きの巨大なゴマ団子)などの名物料理もあります。
写真:羽田 さえ
地図を見る夜と週末のランチタイムには、無料で楽しめる蘇州評弾のライブ演奏が行われることがあります。蘇州評弾は日本でいう講談や浪曲のようなもの。歌と語り、楽器の演奏で構成されます。言葉が分からなくても琵琶や三弦の演奏を聴くだけでも充分に楽しめますよ。
<洪登記の基本情報>
住所:江蘇省蘇州市平江路82号
電話:+86-512 65811171
定休日:なし(旧正月など例外あり)
写真:羽田 さえ
地図を見る平江路エリアには、古い建物を改装したホテルやゲストハウスも増えています。
なかでも注目は「蘇州平江客棧(ソシュウヘイコウキャクサン)」。
明の時代の邸宅をリノベーションした古民家ホテルです。写真はロビーの様子。重厚な雰囲気が魅力です。
写真:羽田 さえ
地図を見る数百年前の建物を活用していながら、室内は快適そのもの。空調はもちろん、オートロックや無料Wi-Fiを完備しており、シャワーブースと独立したバスタブがあるなど水回りも充実しています。
家具はアンティークで雰囲気たっぷり。天蓋付きのベッドのある部屋もありますよ。
写真:羽田 さえ
地図を見る人気の観光地のため、常にたくさんの人でにぎわう平江路歴史地区。昔ながらの運河の風情を味わいたい、静かな雰囲気の写真を撮りたいという人には、人通りの少ない早朝の散策がおすすめです。
写真:羽田 さえ
地図を見る平江路歴史地区内のホテルに宿泊したら、ぜひ朝食前に運河を散歩してみましょう。多くの観光客が訪れる前の平江路は、古き良き水郷の風景そのもの。静かで凛とした空気感が心地よく、レトロな景色をたっぷり味わうことができます。
写真:羽田 さえ
地図を見る狭い路地や小さな石橋からの写真も、人通りの少ない早朝なら手軽に撮れます。
ただし朝は地元に住む人が散歩をしていたり、平江路エリアで働く人が出勤してきたりする時間でもあります。動作音の小さな電動バイクが走ってくることもあるので、写真撮影に夢中になりすぎないよう注意して楽しんでくださいね。
住 所:中華人共和国江蘇省蘇州市平江路
アクセス:地下鉄1号線「相門」駅徒歩約3分
2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:江蘇観光(日本)ピーアールセンター
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(2025/2/15更新)
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