写真:かのえ かな
地図を見るモモヤは昭和27年創業、60年以上の歴史がある老舗の和菓子屋さんです。と言っても、店構えは親しみやすい町の和菓子屋さん。「子供の頃から通ってる」という、地元の人も少なくありません。
写真:かのえ かな
地図を見るモモヤの店舗は、東大阪市の布施と小阪にあります。難波や梅田方面から近いのは、布施店。近鉄難波線・奈良線で大阪難波駅から10分ほどの布施駅が最寄り駅となります。
布施駅の南口を出ると、写真の通りすぐにモモヤの看板が見つかります。プチロード広小路商店街のちょうど角にありますよ。
小阪店は、布施駅の2つ隣にある河内小阪駅そばにあります。
写真:かのえ かな
地図を見るモモヤが長く大阪の人に愛されている理由のひとつに、見た目も楽しめるユニーク和菓子の多さが挙げられます。
その代表が、左手のガラスケースに入っている「ジャンボ饅頭」です。遠目に見ても、通常の饅頭とサイズ感が違うのが分かりますね。まずはジャンボ饅頭について紹介しましょう。
写真:かのえ かな
地図を見る果物の形を再現した、モモヤのジャンボ饅頭シリーズ。柿にバナナ、栗、桃、みかんと、全部で5種類あります。
柿、バナナ、桃、みかんは、中に白あんに玉子を加えた桃山生地と栗の甘露煮が入っています。柿の饅頭だけ皮が羽二重餠です。
写真:かのえ かな
地図を見るジャンボ饅頭で最も人気なのが、こちらの大きな栗饅頭!その名も「大栗」です。モモヤの代表商品と言っても過言ではない大栗は、大人の手の平をすっぽり覆うほどの大きさ。
栗をリアルに再現するために、色付けには卵黄とみりんを混ぜ合わせた特製の塗り玉を使用。下にはけしの実がまぶしてあります。
写真:かのえ かな
地図を見る大栗の中身は、手亡豆(てぼうまめ)を使った白あんと栗の甘露煮。これが上品な甘味としっとり食感で、栗饅頭を食べたときにありがちな口のパサパサ感が起こりません。
大栗の白あんが美味しいのは、白ザラメ糖の純度にこだわって作られているためです。これは昔から変わっていません。
ビッグサイズでもくどくならず、最後まで美味しく食べてもらおうというモモヤの心遣いが詰まっています。おかげで大きいのにパクパク食べ進めてしまい、中には一気に丸ごと完食したという人も。ダイエットはお休み決定です。
見た目でギョッとさせ、味でオッと唸らせるジャンボ饅頭は、大阪のすべらない手土産として長く親しまれています。
写真:かのえ かな
地図を見る定番のジャンボ饅頭に負けず劣らず人気を集めているのが、みっくすじゅーす大福です。その名の通り、大阪名物のミックスジュースを大福にしています。
写真:かのえ かな
地図を見る気になる中身は、大きめにカットされたオレンジ、パイナップル、バナナ・・そして生クリームと白あんが入っています。
3種のフルーツはミックスジュースの定番食材。どこから食べてもミックスジュースになるように、フルーツは2個ずつ入っています。
大福にかぶりつくと、みずみずしいフルーツから果汁があふれて生クリームと混ざり、口の中でミックスジュースが再現されます。そして最後に大福の底にある白あんが、優しい甘味で口の中をさっぱりさせてくれるのです。
不思議な食材の組み合わせですが、確かにミックスジュースであり、そしてしっかり和菓子でもあります。新感覚のおいしさは、癖になりますよ。
写真:かのえ かな
地図を見るモモヤのみっくすじゅーす大福は、個包装されているのでお持ち帰りやお土産に便利。通販では売られておらず、店舗でしか買えません。
土日祝日は午前中に売り切れてしまうこともあるので、早めにゲットするのがおすすめです。
写真:かのえ かな
地図を見るモモヤには、みっくすじゅーす大福のほかにもフルーツを包み込んだ大福があります。甘酸っぱさがたまらないキウイフルーツは、厚切りなのでとってもジューシーです。
定番のフルーツ大福には、メロン味などもあります。
写真:かのえ かな
地図を見るさらに、季節限定で販売されるフルーツ大福も。こちらのマンゴー入り大福は、5〜8月のみ食べられます。
このほか、秋には柿やぶどう(ピオーネ)が、冬〜春にかけては苺が入った大福が食べられますよ。
写真:かのえ かな
地図を見るモモヤには、フルーツ大福のほかにも季節の和菓子が数多くあります。こちらは夏季に販売される生麩まんじゅう。笹の葉で包まれているのが涼やかで、暑い時期にピッタリですね。
生麩まんじゅうの生地にはもち粉が練り込まれており、餅やぎゅうひにはない独特のモチモチ食感と弾力があります。これもまた癖になりますよ。
味はプレーンとよもぎの2種類。生地との相性を考慮して、プレーンにはこしあん、よもぎには粒あんが入っています。日持ちしないため、その日のうちにいただきましょう!
フルーツ大福や生麩まんじゅうも個包装されているので、お土産におすすめです。このほか、夏にはわらび餅やアイスキャンディー、秋には栗蒸し羊羹などが販売されますよ。
写真:かのえ かな
地図を見るモモヤには鮮度が命の大福や饅頭のほか、日持ちするお菓子もたくさん売られています。大きな瓶に詰められたラムネは、見た目のインパクトもあってインスタグラムで人気。
手造りの飴玉もカラフルで心惹かれます。サイダー味やしそ味など、味のバリエーションも豊富です。
写真:かのえ かな
地図を見るモモヤはおかき類も豊富!マヨネーズ味やエビ明太味など、個性的な味も並びます。
写真:かのえ かな
地図を見る中にはこけしの形をした、かわいい焼き菓子もありますよ。
モモヤは、ラムネやおかき類といった定番のお菓子でも、見た目や味に個性があり魅力的です。みっくすじゅーす大福などとあわせてチェックしてみてくださいね!
住所:大阪府東大阪市足代1丁目12−11
電話番号:06-6721-2564
営業時間:9:30〜19:30
定休日:毎週木曜日
アクセス:布施駅南口すぐ
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
かのえ かな
鉄道で気ままに旅をして、全国のいろんな駅を訪ねるのが好きな、ひとり旅愛好家です。学生時代に駅弁屋でアルバイトをしており、お客さんの旅話を聞いているうちに、鉄道旅に興味を持つようになりました。旅先での主…
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