佐久島は2001年より「三河・佐久島アートプラン21」というアートによる島おこしを始めました。今ではSNSで多くの注目を集め、年間を通じて多くの観光客が訪れる人気になっています。
佐久島では、島内のアート作品を巡るスタンプラリー「アート・ピクニック」を実施しています。東京ディズニーランドの約3.5倍の大きさがある島なので、自転車を使ってまわるのがオススメ。レンタサイクルを借りて、潮風を感じながら島をまわるのはとても気持ちが良く爽快です。
「アート・ピクニック」以外にも「弘法巡り」というスタンプラリーもあります。島内各所に四国八十八カ所巡りを模した小さな弘法大師の祠を現代版に復活させた新たな佐久島弘法道。プチお遍路さん体験がしたい人にはこちらもオススメ。
※写真のアート・ピクニックのスタンプシートは2017年のものです。
この佐久島アート作品の特徴は「佐久島体験型アート」であるということ。佐久島ならではの自然が上手く作品に溶け込んでいます。さらに、自分もアートの一部となって、作品の中に入って楽しむことができるのも魅力!今までの眺めるだけのアート作品ではないところが人気の秘訣です。佐久島の美しい海や空や緑を背景に、アートで個性的な写真が撮れるでしょう。
島内には22を超えるアート作品が点在しています。アートピクニックをしていく中で佐久島の歴史や自然をより深く知り体験しながら、島めぐりを満喫してください。
まずは佐久島アートのシンボル的存在でもある「おひるねハウス」。2010年に劇場版「名探偵コナン 天空の難破船」に登場したことで一躍有名になりました。はしごを登って9つに仕切られた箱の中に入って写真を撮ることができます。海辺にある作品で、海と空のコントラストに黒の作品が映えてとても綺麗!
ここは人気のスポットなので行列ができることもしばしば。人が比較的少ない午前中に行くのがオススメです!
<作品情報>
「おひるねハウス」南川祐輝
2004年制作(2013年再制作)
展示場所:石垣(しがけ)海岸
「イーストハウス」は、前述した「おひるねハウス」と対をなす存在のアート作品です。2つの作品は黒と白の対照的な印象を持ちつつも共鳴し合っています。
「イーストハウス」には北と南にそれぞれ四角い東屋があるのですが、南側の東屋は2018年にデザインが新しくバージョンアップしました!青空や夕暮れ時など空の色によっても表情が変わるので、時間帯を変えて行ってみるのも面白いでしょう。
<作品情報>
「イーストハウス」南川祐輝
2010年制作(2018年一部再制作)
展示場所:大島桟橋ポケットパーク
写真:松尾 みゆ吉
地図を見る海沿いにいるこのたくさんのカモメたちも、よ〜く見るとアート作品です。「カモメの駐車場」という名の通り、みんな仲良く行儀良く同じ方向を向いて並んでいます。これは風見鶏の役割もあり、風向きが変わるとカモメたちも一斉に向きを変えます。見ていてとてもカワイイですよ!
<作品情報>
「カモメの駐車場」木村崇人
2005年制作
展示場所:大浦海水浴場
写真:松尾 みゆ吉
地図を見る島には「ノン」と「ビリー」という可愛い2匹のヤギがいます。名前の通りのんびりしている2匹は、多くの人に愛される癒やし系の看板ヤギ。むしゃむしゃと草を食べる様子を見ているとほんわかと心が和みます。ぜひアート・ピクニックの道中に2匹の小屋に立ち寄ってみましょう!
<作品情報>
「ノンとビリーだ」松岡徹
2003年制作
展示場所:フラワーロード沿い
「佐久島体験型」のアート・ピクニックでは、美しい佐久島の景観とユニークなアート作品を堪能できます。ご紹介した作品以外にも島内には個性的で素敵なアート作品がまだまだたくさんあります。インスタ映え抜群のオシャレな写真をいっぱい撮れますよ!アート作品は触れたり入ったりできますが、ハシゴや階段を使う場合はくれぐれも気をつけてくださいね。
佐久島はアートのフォトジェニックな写真が撮れるだけでなく、島の自然の豊かさやゆったりとした島時間に癒やされるのも魅力。のんびりと佐久島の魅力を満喫するアート・ピクニックに出かけませんか?
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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