写真:沢木 慎太郎
地図を見る“ココナッツ・アイランド”と呼ばれるサムイ島。「ビッグ・ブッダ(Big Buddha)」や「ワット・プライ・レーム(Wat Plai Laem)」といった人気の観光スポットほど有名ではありませんが、多くのタイ人から信仰を集めるミイラ寺院が「ワット・クラナム」(Wat Khunaram)。まるでタモリのようなサングラスをかけたおしゃれなミイラ高僧に出会うことができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「ワット・クラナム」があるのは、サムイ島の南東部。国道「4169」と「4170」が交差した付近にあり、観光名所の「ナムアンの滝」にも近い。サムイ島で最もにぎやかなチャウエン・ビーチからタクシーで約20分の場所。乗り合い小型バスのソンテウなども利用すると良いでしょう。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「ワット・クラナム」の門をくぐると、緑に囲まれた素朴な寺院が見えます。この寺院内に、サングラス姿のミイラ僧侶がひっそり安置されています。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る寺院の正面には赤いじゅうたんと天井に囲まれた祭壇があり、こちらにミイラの高僧が安置されています。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらは、やや横から見た写真。黄金の仏像の後ろに、ガラスに囲まれた祭壇があり、サングラスをかけたミイラのお坊さんをはっきり見ることができます。少し近づいてみましょう。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこの方は50歳で出家し、お坊さんになられました。1973年に亡くなったのですが、自分の死を予言したことでも知られ、その言葉通りに79歳8カ月で亡くなられました。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るミイラのお坊さんは“瞑想の師”として多くの弟子に恵まれました。亡くなられた後、師の遺言に従って弟子たちはお坊さんの身体をミイラにして、仏の教えを広めるためにお祀りしました。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るただ、ミイラのお坊さんが予想外だったのは、サングラスをかけたおしゃれなミイラとして広く知られるようになったこと。サングラスをかけているのは、目の傷みを隠すためです。
亡くなった後もミイラとなって自分の姿を見せ、衆生救済に尽くすことを願い続ける僧侶。ミイラの姿を初めて見る方には、不謹慎ながらも心霊スポット・お化け屋敷といった不気味さを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、サングラスをかけたおしゃれなミイラのお坊さんはタイでも珍しく、タモリのような親しみが感じられ、どこかほのぼのとした優しさを感じることができます。なお、ミイラ高僧の写真撮影は自由。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るミイラ高僧の後ろには、美しい仏像が立ち、優しいお顔立ちに心が休まります。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「ワット・クラナム」の敷地内にも数多くの仏像が見られ、ブッダの悟り世界が感じられます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る敷地内にはタイ独自の装飾が美しい寺院も見られます。「ワット・クラナム」はインスタ映えするフォトジェニックなスポット。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るサングラスをかけたミイラ高僧を慕うように、数多くの仏像が寺院の敷地内で見られ、優しいお顔立ちに癒されます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るところで、「ワット・クラナム」では、日本の神社のような風習が見られます。それは、ミイラのお坊さんの前に置かれている竹筒のおみくじ。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る日本のおみくじと同じように、竹ひごの先に書かれた番号を確認し、同じ番号が記された棚から紙を取り出します。自分の運勢がタイ語、英語、中国語で書かれています。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るビーチリゾートのサムイ島は、エメラルドグリーンに輝く海と白いビーチが人気の観光スポット。ダイビングやシュノーケリングが楽しめる南の島です。そんなサムイ島でミイラ寺の「ワット・クラナム」を訪れ、ひっそり静かな瞑想の時間を過ごしてみるのもおすすめです。
なお、サムイ島の観光スポットなどについては別途、記事にまとめていますのでご興味のある方は関連MEMOに貼り付けたリンクからのぞいてみて下さい。
住所:District, Surat Thani, Koh Samui
アクセス:チャウエンビーチからタクシーで約20分
2018年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/17更新)
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