写真:やま かづ
地図を見る台湾の夏といえばマンゴーかき氷でしょう。5月ごろからマンゴーの収穫時期を迎え、7月に入ると日本人におなじみのアップルマンゴーと呼ばれるアーウィン(愛文)種の出荷が本格的になります。そして、マンゴーの産地である台湾南部各地から、台北に完熟マンゴーが集まってくるんです。
当然、フレッシュなマンゴーをそのまま食べるのもいいけれど、何といっても人気なのはマンゴーかき氷でしょう。かつては、粗削りの氷にカットしたマンゴーをのせて、マンゴーソースをかけるだけのシンプルなものが主流でした。
しかし今では、荒削りの氷はふわふわに削られた氷(雪花冰)にとってかわられ、トッピングもマンゴープリン、マンゴーアイスクリーム、パンナコッタ、そして練乳たっぷりのマンゴーソースと、バリエーションも豊富になりました。
写真:やま かづ
地図を見る「GOMAN MANGO」のふわふわかき氷(雪花冰)は、マンゴー味ではなくミルク味です。それだけに、別添えのマンゴーソースで自分だけのアレンジが楽しめます。のっけからマンゴー三昧したければ、どどっと全てのマンゴーソースをかけちゃいましょう。マンゴーの濃厚な香りとともに、ふわふわかき氷を一気に堪能することができますよ。
あるいは、初めはマンゴーソースを少しだけかけ、ふわふわかき氷を半ばまで食べたら“追いマンゴーソース”しましょう。濃厚なマンゴーの風味がカムバックします。
ワイルドなぶつ切りマンゴーとともにお楽しみください。
<GOMAN MANGOの基本情報>
住所:台北市士林区福寿街9号
アクセス:MRT「士林駅」1番出口から徒歩3分
写真:やま かづ
地図を見る間近で萌えて、インスタに映える、そんな「屋琥甜冰品」のマンゴーかき氷をご紹介しましょう。
ぶつ切りマンゴーをベースにして、マンゴーかき氷、マンゴーアイスクリーム、そしてパンナコッタがトッピング状態になっていることに驚きます。
さらに、つけ合わせにはボウルいっぱいのタピオカ、ジャグに入ったマンゴーソース、お口直しのわらび餅まで、これはまるでマンゴーかき氷の定食です。
<屋琥甜氷室(WOO HOO Ice Spoonful)の基本情報>
住所:台北市中正区南昌路一段13号
アクセス:MRT「中正紀念堂」駅2番出口から徒歩7分
写真:やま かづ
地図を見る見た目以上にマンゴー感たっぷりなのがこれ、「MR.雪腐」のマンゴーかき氷です。
まずはマンゴーを盛り込み、それからマンゴー味とミルク味がミックスされたかき氷が削り上げられていきます。
冷た〜いかき氷を食べた後、とどめに完熟マンゴー、これはノックダウン間違いありません。
<MR.雪腐(MR.Snow Tofu)の基本情報>
住所:台北市中正区羅斯福路三段244巷21号
アクセス:MRT「台電大樓」駅1番出口から徒歩7分、あるいは「公館」駅7番出口から徒歩8分
写真:やま かづ
地図を見るメガ盛り〜。ギガ盛り〜。どんだけ〜。
写真でそのどデカさをちゃんとお伝えできないのが残念です。
大きくカットしたマンゴーをベースにして、マンゴーかき氷、マンゴーアイス、パンナコッタがまるで陣取りゲームのようにせめぎ合い、その上からまたまたたっぷりのマンゴーソースがかけられています。
「ICE PAPA」のマンゴーかき氷、ワイルドだろ〜?
<ICE PAPAの基本情報>
住所:台北市萬華区昆明街44-46号
アクセス:MRT「西門」駅6番出口から徒歩7分
写真:やま かづ
地図を見るマンゴーの鎧を身につけたようなふわふわかき氷、それが「CaRaMEL PaRK」の一品です。
芸術的に積み上げられた完熟マンゴーは、味のほうも芸術的なおいしさ。さらに、別添えの練乳マンゴーソースやマンゴーアイスが、おいしさのワンポイントにもツーポイントにもなっています。
<CaRaMEL PaRK(焦糖公園)の基本情報>
住所:台北市中山区忠孝東路五段71巷3弄32号
アクセス:MRT「市政府駅」4番出口から徒歩3分
写真:やま かづ
地図を見る「ICE Mountain」という店名のとおり、かき氷の山がお出ましになるかと思いきや、目の前にあらわれたのはふわふわかき氷とマンゴーブロックに支えられたパンナコッタの山!
小さめにカットされたフレッシュマンゴーのブロックが、パンナコッタのミルキーな風味にしっかりと守られています。
<ICE Mountain(冰山)の基本情報>
住所:台北市中山区南京東路二段41巷-16号
アクセス:MRT「松江南京駅」8番出口から徒歩6分
写真:やま かづ
地図を見るコーンフレークのトッピングがアクセントになっているマンゴーかき氷は「春美冰菓室」で食べることができます。
黄金色に輝くマンゴー、そしてかき氷とパンナコッタ、見事なコラボレーションが完成しています。
マンゴー自体の甘さを引き出すため、マンゴーソースの甘さ控えめなのがまたいいですね。
<春美(CHUN MEI)冰菓室の基本情報>
住所:台北市松山区敦化北路120巷54号
アクセス:MRT「南京復興」駅7番出口から徒歩5分
写真:やま かづ
地図を見る台北市内からバスでほんの1時間弱、タイヤル族の街、烏来にある「東風温泉会館」のマンゴーかき氷をご紹介します。
温浴施設に併設されたカフェでは、桶に盛り込まれたマンゴーたちが “いい湯だな〜” 状態です。
温泉でひとっ風呂浴びた後のマンゴーかき氷、最高です!
<東風温泉会館の基本情報>
住所:新北市烏来区烏来街66号(烏来老街)
営業時間:10:00〜22:00
アクセス:台北市バス849番、「烏来」終点バス停から徒歩5分
「マンゴーかき氷始めました!」
そんなポップが店頭に張り出されるわけではないけれど、毎年5月ごろから販売が始まるマンゴーかき氷は、まさに台湾の夏の風物詩です。
特に台北には、老舗から新店まで数多くのお店が集まっているので、朝から晩までマンゴーかき氷三昧なんてことだってできるんです。
台北の夏はまだまだ終わりません!寝ても覚めてもマンゴーかき氷。新進気鋭のハンパないマンゴーかき氷を味わってみませんか?
2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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