今も昔も最先端!台南のランドマーク「林百貨」で観光&ショッピング

今も昔も最先端!台南のランドマーク「林百貨」で観光&ショッピング

更新日:2018/08/03 12:03

麻田 ユウミのプロフィール写真 麻田 ユウミ 旅ブロガー
台南にある「林百貨」は1932年、台湾の近代文明の真っ盛りの時期にオープンしたデパートです。当時の最先端の技術を投じた林百貨は瞬く間に人気スポットに。その後第二次世界大戦が始まり、終戦後廃業となりましたが、廃墟と化した林百貨を2014年に大リニューアル。現在は当時の面影を残した外観や内装に、台湾の人気グルメやファッションを取り揃えた台南のランドマークであり、人気最先端スポットになっています。

オープンから現在までのヒストリー

オープンから現在までのヒストリー

写真:麻田 ユウミ

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林百貨は日本統治時代に、日本人の林方一氏がオープンした、当時台湾南部最大級で、かつ最先端の技術を用いて建てられたデパート。モダンな外観、内装はもちろん、台南で一番高い建物、台南で初めてのエレベーター、水洗トイレの設置など今までにない建物に、連日大賑わいで、林百貨に行くことがステータスにもなっていました。

オープンから現在までのヒストリー

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林百貨は台南の中心部にあったことから、第二次世界大戦では多大な被害を受け廃業。その後は塩の工場、警察署等に使われたビルは1980年以降は空きビルになりましたが、1998年に市定古跡に認定され、2010年から3年の月日をかけ、現在の林百貨が完成しました。

オープンから現在までのヒストリー

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林百貨は2014年6月、床の一部や戦争の爪痕を残しつつ、当時の姿を再現させ、1932年のオープンから約80年後に再びその姿を現しました。

当時の面影を残した店内に注目!

当時の面影を残した店内に注目!

写真:麻田 ユウミ

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店内の間取りも当時と変わらず再現。今も昔も一番人気はエレベーター。当時、エレベーターは珍しく、それだけで話題の最先端スポットでした。当時と同じく針式の階数表示、階段にあるエレベーター空気穴でレトロ感満載なエレベーターは現在も待ちが出るほどの盛況ぶり。階数表示の下にある針は、当時使われていたものです。

当時の面影を残した店内に注目!

写真:麻田 ユウミ

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屋上にはなんと「末広社」と呼ばれる神社もあります。当時は一般公開されず、林百貨の関係者のみお参りすることができた末広社は、商売繁盛の神様が祀られ、今も林百貨を見守っています。

当時の面影を残した店内に注目!

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第二次世界大戦中、台南も激しい攻撃を受け、街の中心にあった林百貨も多大な被害を受けました。その戦争の爪痕である屋上の弾跡は敢えて残し、戦争を伝える資料の1つとして残されています。

お土産も充実!台湾名物が勢ぞろい

お土産も充実!台湾名物が勢ぞろい

写真:麻田 ユウミ

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1階はパイナップルケーキ、ドライフルーツ、お茶などの台湾を代表する各地の名産品が取り揃えられています。どのセレクトも、台湾で人気店や老舗のお店で、ここに来れば台湾土産で失敗することはありません!

お土産も充実!台湾名物が勢ぞろい

写真:麻田 ユウミ

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可愛いパッケージも林百貨な魅力のひとつ。懐かしさを残しつつ洗練されたパッケージはお土産に喜ばれること間違いなし!

有名店とのコラボ商品に注目!

有名店とのコラボ商品に注目!

写真:麻田 ユウミ

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林百貨は多数の台湾の老舗とのコラボ商品を販売しています。2階には台湾の老舗のお店、注目デザイナーとのコラボ商品が充実しているので要チェックです!

有名店とのコラボ商品に注目!

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コラボ商品の中でも一番人気が台南を代表するキャンパスバッグの老舗、合成帆布とのコラボ商品。丈夫で使い勝手のよいキャンパスバッグにレトロで可愛い林百貨のマーク。思わず手にとってみたくなる商品が揃っています!

夜22時までオープンでとっても便利!

夜22時までオープンでとっても便利!

写真:麻田 ユウミ

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林百貨の営業時間は11時から22時までと夜遅くまで開いているのも人気の一つ。観光の後、夜ご飯を食べた後でも、お土産を見たり、併設のカフェでゆったりと過ごすことができます。

観光場所としても、お土産を買うのにも使える林百貨。台南を訪れたら、今も昔も最先端をいく林百貨に是非足を運んでみてください!

林百貨の基本情報

住所:台南市忠義路二段63号
電話番号:+886-6-221-3000
営業時間:11:00〜22:00
アクセス:台鉄台南駅から徒歩15分

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/06/30−2018/07/01 訪問

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