水の都で涼を感じる!岐阜・大垣の老舗和菓子店「つちや」

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水の都で涼を感じる!岐阜・大垣の老舗和菓子店「つちや」

水の都で涼を感じる!岐阜・大垣の老舗和菓子店「つちや」

更新日:2018/08/07 13:32

HIRATA ERIKOのプロフィール写真 HIRATA ERIKO 格安子連れトラベラー、名古屋フカボリライター、レゴランド・ジャパン愛好家

水の都とも呼ばれるほど、豊かな地下水に恵まれた岐阜県大垣市。宝暦五年(1755年)に大垣城下町で創業した老舗和菓子店「つちや」は、伝統を守りつつも時代に沿った革新的なお菓子を生み出しています。
特に夏は、涼しげな和菓子が勢ぞろい。岐阜旅行はもちろん、名古屋からのアクセスもいいですよ。

うっとりする色彩の和菓子を生み出す老舗

うっとりする色彩の和菓子を生み出す老舗

写真:HIRATA ERIKO

「つちや」の特徴は、なんといってもこの美しい色彩のお菓子。いままでの和菓子ではあまりなかった、パステルカラーや青も大胆に使われています。

ひと昔前であれば、「食べ物っぽくない」と敬遠されていたであろうこれらの色。しかし最近では、マカロンなども抵抗なく食べられるようになってきています。
「つちや」は、手間をかけた伝統技法は守りつつ、時代の空気を敏感に察知したお菓子を提案しているお店なのです。

うっとりする色彩の和菓子を生み出す老舗

写真:HIRATA ERIKO

「つちや」の名前を一躍有名にしたのが、この「みずのいろ」。干錦玉(ほしきんぎょく)という寒天とお砂糖でつくる伝統的な和菓子を、ハーブで色付けして薄く伸ばしたお菓子です。
季節や景色ごとに色を変える水を表現した、水の都と呼ばれる大垣ならではお菓子。
10〜14日前までの予約制で店舗販売限定という、レア商品です。

うっとりする色彩の和菓子を生み出す老舗

写真:HIRATA ERIKO

こちらも完全予約制での「ASATSUYU」。早朝の朝露をイメージして作られたお菓子で、こしあんをすり蜜(※)で包んだ伝統的な和菓子「松露(しょうろ)」をフランス風にアレンジしてあります。
こしあんの代わりに使われているのは、フルーツピューレを固めたフランス菓子「パート・ド・フリュイ」。さわやかな酸味が特徴的です。

※すり蜜… 砂糖と水を煮詰め、冷ましてからかきまぜて白いクリーム状になった蜜。

店舗限定の美しい和菓子は、ほかにも!

店舗限定の美しい和菓子は、ほかにも!

写真:HIRATA ERIKO

色彩が魅力のお菓子は、「みずのいろ」と「ASATSUYU」だけではありません。特に夏場は、涼しげな和菓子がたくさん登場します。

こちらは名前も美しい「ほしのやどりー星宿ー」。水ようかんの上に、青いハーブティー「バタフライ・ピー」と銀粉で夏の夜空が表現されています。
夜空の部分は、寒天とゼラチンの中間のような食感を持つパールアガー。ふるふるとした星空、食べるのがもったいない!

販売期間:2018年8月26日までの予定
※店頭販売限定

店舗限定の美しい和菓子は、ほかにも!

写真:HIRATA ERIKO

同じくパールアガーで固めてあるのは、「みずのいろ」の生バージョンである、「本生みずのいろ『たまつゆ』」。手前からミント・梅・白桃です。
寒天やゼラチンよりも透明度の高いパールアガーの特性が生かされ、本物の水のようです。

販売期間:2018年8月末
※店頭販売限定

店舗限定の美しい和菓子は、ほかにも!

写真:HIRATA ERIKO

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老舗和菓子店ですから、上生菓子もあります。こちらは七夕の季節に合わせた7月の生菓子で、薄い浅葱(あさぎ)色。季節ごとに登場する上生菓子に出会える地元の方が羨ましくなりますね。

大垣名物、水まんじゅうも進化中

大垣名物、水まんじゅうも進化中

写真:HIRATA ERIKO

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大垣の夏の風物詩といえば、こしあんをくずで包んだ「水まんじゅう」。氷水に浮かべていただくスタイルで、シーズンになると大垣の和菓子店がこぞって販売します。
原料の配合がそれぞれ違うため味も食感もさまざまで、夏の旅行では食べ歩きを楽しむ人も多いそうですよ。

販売期間:2018年8月末

大垣名物、水まんじゅうも進化中

写真:HIRATA ERIKO

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イートインする場合は氷水に浮かべて提供されますが、テイクアウトで人気なのは大垣のお水がセットになったギフト。どうせならおいしいお水でいただきたいですから、もらったほうも嬉しいですね。

大垣名物、水まんじゅうも進化中

写真:HIRATA ERIKO

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人気の水まんじゅうですが、時代はあんこ離れ。その影響は大垣でも避けられないようで、あんこを使わない水まんじゅうも開発されています。
写真は2018年の父の日と7月の金土日に販売していた「ワイン水まんじゅう -ルージュとブラン」。皮ごと食べられるぶどうを包んだ、赤ワイン味と白ワイン味の水まんじゅうです。

そして、8月の週末は白桃を包んだ「フルーツ水まんじゅう(白桃)」を販売中。
テイクアウトする場合は、冷たいスパークリングワインに浮かべるのもオススメ!

<フルーツ水まんじゅう(白桃)>
価格:税込432円(3個セット)
販売期間:8月末まで
※店頭販売限定

実は、ブッセ発祥のお店でもある…!

実は、ブッセ発祥のお店でもある…!

写真:HIRATA ERIKO

ほろほろと崩れる甘いスポンジにクリームが挟まれた「ブッセ」。スーパーでも手軽に買える定番のお菓子ですが、日本で初めてブッセを作ったのは「つちや」なのです。

昭和30年代、7代目がヨーロッパの万博を訪問した際に口にして感動したのがブッセ。ヨーロッパのブッセはアーモンドプードルがたっぷり入ったもので再現が難しかったため、苦心して日本風にアレンジしたのだとか。

大垣城の石垣もイメージしてつくられたブッセ「おゝ垣」は、「ちょこれーと」(チョコレートクリーム)と「おれんじ」(ママレード)が通年販売。あと1種は季節ごとに「ゆず白小豆」や「白桃」などが登場します。

実は、ブッセ発祥のお店でもある…!

写真:HIRATA ERIKO

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2018年に登場したのが、ちょこれーと味の「ちっこいおゝ垣」。子どもに食べさせるにはもう少し小さいほうがいいな、といった声があったことも受けて、大垣市制100周年記念菓として誕生しました。

名古屋からも近い!大垣「つちや」

名古屋からも近い!大垣「つちや」

写真:HIRATA ERIKO

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「つちや」の本店は、大垣駅から1.2キロほどにある俵町(写真)。そのほか、大垣駅前など大垣市内には計4店舗、岐阜市内にも2店舗の直営店、そして垂井町に工場直売店があります。
スーパーに入っている店舗も5店舗ありますが、いずれも岐阜県内です。

しかし、大垣駅は名古屋駅からJRで約35分。滋賀県の米原からも同じくらいなので、名古屋や滋賀への旅行ついでに立ち寄ることもできますよ。

名古屋からも近い!大垣「つちや」

写真:HIRATA ERIKO

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本店の看板にもあるように、柿羊羹で有名な「つちや」。昔ながらの形状の羊羹のほか、時代に合わせたひと口サイズの個包装の柿羊羹も販売されています。
原材料に手亡(白いんげん豆)が含まれますが、小豆は入っていないので、あんこが苦手でも柿好きなら試す価値あり。店舗では試食もできます。

名古屋からも近い!大垣「つちや」

写真:HIRATA ERIKO

ブッセだけでなく、昭和30年代から洋菓子もつくっている「つちや」。店頭にはケーキ類やプリン(養老のたまごを使って作った 養老プリン)、シュークリーム、レアチーズケーキ(浅野屋さんの「お豆腐レアチーズ」)なども並んでいます。

鮮やかなグリーンのケーキ箱に、「since1755」。眺めているとじわじわとその長い歴史が実感されてきます。

つちや 俵町本店の基本情報

住所:岐阜県大垣市俵町39番地
電話番号:0584-78-2111
営業時間:8:30〜19:00
定休日:1月1日 ※本店以外は年中無休

※「みずのいろ」と「ASATSUYU」の予約方法については、別記事にて詳しくご紹介しています。記事末尾の関連MEMOにリンクがありますのでそちらをご参照ください。

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/07/20 訪問

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