北伊の山岳リゾート地「クールマイヨール」ハイキングでスイス国境へ

北伊の山岳リゾート地「クールマイヨール」ハイキングでスイス国境へ

更新日:2018/08/04 12:34

Hiroko Ojiのプロフィール写真 Hiroko Oji ヨーロッパ一人旅愛好家
伊アルプス有数の山岳リゾート地のひとつ「クールマイヨール」は、ヨーロッパ最高峰モンブランの南東麓にあり、冬はスキー、夏は登山や避暑を楽しむ人々で賑わう町。今回はこの町から日帰りで楽しめる、フェレ谷ハイキングをご紹介します。

クールマイヨールの北西にはモン・ブラン山群の麓にヴェニ谷が広がり、北東に続くグランド・ジョラス麓に続くのがフェレ谷です。スイス国境のフェレ峠まで雄大な眺めが楽しめます。

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、海外渡航が難しい状況です。各種報道機関の発表や外務省、各航空会社のホームページなどで最新情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)

クールマイヨールからアルプヌーヴァへ

クールマイヨールからアルプヌーヴァへ

写真:Hiroko Oji

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北イタリアのヴァッレ・ダオスタ州にある山岳リゾート地「クールマイヨール」は、アルプスらしい石造りや木造の家屋が建ち並び、色とりどりのお花溢れる華やかな町並み。ホテルやカフェ・レストラン、お土産物店やスポーツ店などが軒を並べています。

この町にはスイス・ジュネーヴやイタリア・ヴェネチアやアオスタなどからのバスが発着するバスターミナルがあり、近隣のヴェニ谷やフェレ谷、ラ・トゥイールなどへも路線バスが出ています。フェレ谷へは5番乗り場から出るこの路線バスで出発です。バスチケットはバスターミナル内にあるチケット売り場で購入しておくのがベターですが、時間がない場合は、直接運転手さんからも購入可能です。

クールマイヨールからアルプヌーヴァへ

写真:Hiroko Oji

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バスに乗り込み、岩山の連なる風景を楽しみながらフェレ谷へ。

クールマイヨールからアルプヌーヴァへ

写真:Hiroko Oji

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40分もせずに到着するのはアルプ・ヌーヴァという最終のバス停です。山の麓を流れる川のすぐそばで、周りは建物などなく、バス停の標識があるだけです。

アルプヌーヴァ

アルプヌーヴァ

写真:Hiroko Oji

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バス停から5分ほど歩くと、標識が現れ、ただ一つの宿泊施設やレストランが入る建物が見えてきます。

アルプヌーヴァ

写真:Hiroko Oji

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標識の右奥にあるのがこちら。左側に宿泊棟、右側にレストランの施設があり、テントを広げるスペースも続いています。この奥からもハイキングルートがあるのですが、こちらを進むとボナッティ小屋という南へのルート。

アルプヌーヴァ

写真:Hiroko Oji

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スイス国境のフェレ峠へは北へ向かいます。先ほどの標識の所に戻り、さらに奥にある無料の駐車場へ。駐車場といってもただの広場ですが。この駐車場から車も通れる広い砂利道を進んでもエレナ小屋へ行けるのですが、お花いっぱいのコースを辿るなら右へ上って行きましょう。

車道を見下ろしながら高度を上げていくと、足元にはお花畑が、振り返ればアルプヌーヴァ周辺を底にしたフェレ谷の風景が広がります。

アルプヌーヴァからエレナ小屋へ

アルプヌーヴァからエレナ小屋へ

写真:Hiroko Oji

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こちらのハイキングコースは、左にモン・ブラン山群からグランド・ジョラスにかけて連なるいくつもの岩峰の間から氷河が流れ出し、麓を川となって流れていく様子を見渡しながら歩けるコース。

アルプヌーヴァからエレナ小屋へ

写真:Hiroko Oji

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真夏であっても数か所で雪渓が残り、滑り落ちやすい状態になっている所があるので、しっかりした歩きやすい靴が重要。

アルプヌーヴァからエレナ小屋へ

写真:Hiroko Oji

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エレナ小屋まであと一息の所には、このような橋も架けられた箇所もあります。水の流れる音が清々しく、元気が出ます。

エレナ小屋からスイス国境のフェレ峠へ

エレナ小屋からスイス国境のフェレ峠へ

写真:Hiroko Oji

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歩き始めて40分ほどでエレナ小屋(Refuge Helene)到着です。この標高2061メートルの山小屋にはレストランや宿泊施設が入っており、トイレ休憩でも利用できます。行きか帰り(もしくは両方)で利用できますのでどうぞお立ち寄りください。テラスからの眺めも素晴らしいものです。

エレナ小屋からスイス国境のフェレ峠へ

写真:Hiroko Oji

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牧草地で囲まれたエレナ小屋で一休みしたら、本格的な登りが始まります。急斜面を上ることもしばしば。でも、足元には色とりどりのお花が応援してくれています。また、小さな滝もあって水の流れ落ちる音に励まされます。

このコースはTMB(ツールド・モン・ブラン)というフランス・イタリア・スイスにまたがるモン・ブランを一周するコースの一部にあたり、所々の大きな石には黄色地に黒の「TMB」の文字が書き込まれています。

エレナ小屋からスイス国境のフェレ峠へ

写真:Hiroko Oji

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エレナ小屋から約1時間ほどで到着するのが、スイスとの国境にあるフェレ峠(Grand Col Ferret)。標高2537メートルの峠には四角錘形に積み上げられた石の標識があり、イタリア側には「I」スイス側には「S」の文字が刻まれています。ハイキング標識もここではスイス式の所要時間や難易度がわかりやすい標識に代わり、先はスイス領でのハイキングになります。

<エレナ小屋(Refuge Helene)の基本情報>
住所:Fraz. Lavachey, 11013 Courmayeur AO,
電話番号:+39-0165-844688
営業期間:6月中旬〜9月中旬

フェレ峠からの眺め

フェレ峠からの眺め

写真:Hiroko Oji

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峠からは、氷河から溶け出した水が一筋の川となって谷底を流れていくフェレ谷が一望のもと。一歩足を踏み出して足元を覗き込むと、エレナ小屋も小さく見えています。

フェレ峠からの眺め

写真:Hiroko Oji

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目の前ではモン・ブランを左端に、グランド・ジョラス、右端にはモン・ドランというギザギザ頭の岩並みが続き、その間から流れ出す氷河が大迫力!同じ目の高さに眺めることができます。

イタリア側の尾根伝いにさらに30分ほど歩くと、Col Petit Ferretという峠にも行くことができます。

フェレ峠からの眺め

写真:Hiroko Oji

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イタリア側の荒々しい岩がちの眺めとは対照的に、スイス側にはなだらかな緑の山並みが広がります。その奥に控えるのは、グラン・コンバン(標高4314メートル)という岩山(写真中央右寄り)。ハイキングルートもくっきり見渡せます。

眺めを堪能したらここから元来た道を辿り、エレナ小屋経由でアルプヌーヴァへ戻っても良し。さらにハイキングルートを進んで、スイス側に入ってフェレ村経由でラ・フリ村まで行っても良し。選択肢はいくつかあるのでご都合に合わせて楽しんでくださいね。

クールマイヨールで大自然を満喫

クールマイヨールは山岳リゾート地として北イタリア有数の地。今回ご紹介したフェレ谷ハイキングをはじめ、ハイキングコースは数知れず。可憐な花々や雪解け水の流れる清々しい川沿い、雄大な山並みと氷河・・・。豊かな自然美を満喫できるクールマイヨールに一度足を運んでみませんか。

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2004/08/12−2018/07/15 訪問

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