富士山登山を本気で満足したいなら「須走ルート」一度登れば病みつき

| 静岡県

| 旅の専門家がお届けする観光情報

富士山登山を本気で満足したいなら「須走ルート」一度登れば病みつき

富士山登山を本気で満足したいなら「須走ルート」一度登れば病みつき

更新日:2018/08/06 16:42

離島 こむのプロフィール写真 離島 こむ 離島ドットコム管理人、沖縄在住サブスリーランナー

富士山登山ルートの中で、登山を本気で満足したいなら「須走ルート」。知名度はイマイチですが、その楽しさは富士山登山ルートの中でも最高レベル。登山道には富士山では珍しい森や草原があり、下山道には超特急で下山できる砂走り。変化に富んだ楽しすぎる須走ルートです。さらに途中からは吉田ルートと合流し、賑やかさも味わえます。一度登れば病みつきになる須走ルート。富士山登山を本気で楽しみたい方におすすめです。

アクセスしやすい登山口!スタートは標高2000m

アクセスしやすい登山口!スタートは標高2000m

写真:離島 こむ

地図を見る

富士山の登山ルートと言えば、人気の「吉田ルート」、最小標高差の「富士宮ルート」が有名で、上級者では「御殿場ルート」も知名度が高いです。「須走ルート」はイマイチ知名度が高くないのですが、変化に富んだ登山道は楽しすぎ!本気で富士山登山を楽しみたいならおすすめです。

アクセスしやすい登山口!スタートは標高2000m

写真:離島 こむ

地図を見る

須走ルートは、富士山の東側にある登山道で、登山口でもある須走口5合目の標高は2000mジャスト。登山口の標高が最も高い富士宮口は2400m、最も低い御殿場口は1440mと、2つの中間あたりにあります。5合目までは、JR御殿場線「御殿場駅」から直通の登山バスが出ており、本数も多いので意外とアクセスしやすい登山口です。5合目の登山口にはお店もあって、利便性も意外と高いです。

<須走口・お店(山荘菊屋/東富士山荘)の基本情報>
住所:静岡県駿東郡小山町須走口登山道新五合目
アクセス:須走ルート登山口から徒歩0分

アクセスしやすい登山口!スタートは標高2000m

写真:離島 こむ

地図を見る

須走ルートは、大部分が登山道と下山道が別になっているので、登下山しやすいルート。スタートは登山道も下山道も一緒ですが、スタート直後にある「古御嶽神社」の先から分かれます。神社で安全祈願してから登山に望めるのも、須走ルートならではです。

富士山登山ルート唯一の「森の登山道」

富士山登山ルート唯一の「森の登山道」

写真:離島 こむ

地図を見る

須走ルートは、5合目からの登山ルートの中で、唯一、森の中に登山道があります。登山道としては何気ない光景ですが、富士山登山ルートとしては、とても珍しい森の中の登山道です。その森を抜けると、そこには草原とその先には富士山の頂が!?

富士山登山ルート唯一の「森の登山道」

写真:離島 こむ

地図を見る

緑豊かな登山道と富士山の頂を同時に望めるのは、5合目からの登山ルートの中で須走ルートだけ。森林浴をしながら、気持ちよく登山ができる須走ルートです。

富士山登山ルート唯一の「森の登山道」

写真:離島 こむ

地図を見る

緑の登山道には「廿六夜月待塔」という石碑があり、たくさんの鈴が祀られています。そしてこの月待塔を過ぎると、いよいよ富士山らしい登山道になります。

頂上に近づくほど山小屋が増える須走ルート!

頂上に近づくほど山小屋が増える須走ルート!

写真:離島 こむ

地図を見る

須走ルート序盤は、山小屋が少なめ。登山口は標高2000mですが、最初の山小屋は標高2460mの長田山荘、標高2700mの瀬戸館、標高2960mの大陽館と、標高差1000mの中に3軒しかありません。人気の吉田ルートだと、登山口の標高2305mから2936mまでに7軒も!?

頂上に近づくほど山小屋が増える須走ルート!

写真:離島 こむ

地図を見る

序盤は山小屋が少ない須走ルートですが、後半は一気に増えます。特に標高3250mの見晴館から先では激増!頂上までの標高差500mの中に、なんと6軒も!?その理由は、8合目から人気の吉田ルートと合流するからです。

頂上に近づくほど山小屋が増える須走ルート!

写真:離島 こむ

地図を見る

8合目の「下江戸屋」に着けば、そこから人気の吉田ルートと合流です。山小屋も登山者も増えるので、安心して登山できることでしょう。逆に、下山時はこの「下江戸屋」が、吉田ルートと須走ルートの分岐になるので要注意。下山口を間違えたら大変なことになってしまいます!

赤色と黄色の流れに乗って賑やかな山頂へ!

赤色と黄色の流れに乗って賑やかな山頂へ!

写真:離島 こむ

地図を見る

ちなみに吉田ルートの案内板は「黄色」、須走ルートの案内板は「赤色」なので、特に下山時はこの「案内板の色」に気をつけましょう。登山時の合流以降は、赤色と黄色が並んだ案内板になりますので、それを辿っていけば頂上を目指すことができます。また合流後は、吉田ルートからたくさんの登山者が来ますので、その流れに乗っていけば安心です。

赤色と黄色の流れに乗って賑やかな山頂へ!

写真:離島 こむ

地図を見る

2つの登山ルートが合流するので、終盤はやや混み合います。最も疲れが出る場所なので、のんびり頂上を目指しましょう。もちろん頂上は吉田ルートと同じ場所。頂上付近には鳥居と狛犬が待っていますので、富士山登山を記念して、一緒に記念撮影しましょう。

赤色と黄色の流れに乗って賑やかな山頂へ!

写真:離島 こむ

地図を見る

須走ルートの頂上は、標高3720mの久須志神社。吉田ルートの頂上でもあるので、山頂は賑やかです。ちなみに頂上までは、須走ルートからだと標高差1750m、吉田ルートからだと標高差1415mで、須走ルートだと335mも多く登ることになります。しかし須走ルートの下りには、吉田ルートでは味わえない、とっておきのお楽しみが!?

1歩で2〜3m!超特急で下山できる「砂走り」

1歩で2〜3m!超特急で下山できる「砂走り」

写真:離島 こむ

地図を見る

下山口も吉田ルートと同じなので、流れに乗れば安心。下山道は平らな坂が多いので、駆け下りるように下山できることでしょう。しかし、そのまま流れに乗ったまま、駆け下りてしまうと、大変なことになってしまいます!!

1歩で2〜3m!超特急で下山できる「砂走り」

写真:離島 こむ

地図を見る

下山道にいる人のほとんどが、人気の吉田ルートの登山者。つまり、その流れに乗ったままだと、吉田口に下山してしまいます。須走口が静岡県なのに対し、吉田口はまさかの山梨県。シャレになりません。分岐点の8合目「下江戸屋」では、必ず案内板を確認。赤色の案内板を辿って下山しましょう!!

1歩で2〜3m!超特急で下山できる「砂走り」

写真:離島 こむ

地図を見る

無事に須走ルートの下山道に入れば、吉田ルートでは味わえない、とっておきのお楽しみが!?1歩で2〜3mも進めるとも言われる「砂走り」です。砂の斜面を滑るように下山できます。しかもその砂がクッションになり、「快感」の一言。一度味わったら病みつきになります。

砂走りは7合目から砂払5合目まで続き、その標高差は約700m。登りで2時間かかるものが、下りでは1時間。まさに「超特急」で下山できます。下山の際は、砂煙対策にマスク類は必須。登山靴に砂が入らないように、登山スパッツもあると便利です。そして砂走りのあとは森の中に入り、森林浴をしながら須走口へ。終わりも心地良い須走ルートでした。

満足度が高い富士山登山なら「須走ルート」!その理由は?

5合目からの登山ルートで唯一「森の登山道」を楽しめ、さらに超特急で下山できる「砂走り」も楽しめる須走ルート。さらに山頂近くでは吉田ルートの「賑やかさ」も味わえるともなれば、富士山登山ルートの中でも満足度が高いのがわかることでしょう。しかも吉田ルートと合流する場所以外は、空いていて「混雑知らず」。知名度は低くても、満足度は高い須走ルートです。

<富士山登山須走ルート>
標高差 1720m(須走口5合目2000m→久須志神社3720m)
登り 7.8km(標準タイム約6時間30分)
下り 6.2km(標準タイム約3時間)
案内板 赤色(この色の表示を辿っていけば迷わない)

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/09/09 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -