写真:Kaycom D
地図を見る丸岳山頂までは、金時山※の登山口で有名な乙女峠バス停からスタート。天気が良ければここから見事な富士山が見られます。
山中には売店などはないので、飲料水や食料はあらかじめ用意しておきましょう。乙女峠のバス停には、ふじみ茶屋や自販機があります。
※金時山のトレッキングにつていは関連MEMOに記載の「下山後に温泉も!箱根外輪山最高峰「金時山」に仙石原ルートで登る」も参考にしてください。
写真:Kaycom D
地図を見るふじみ茶屋の前の道路を渡ったところにある登山口から、まずは「乙女峠」を目指します。
特に展望もない山道を黙々と登って行くと、約30分で標高1005mの峠に到着。木々の開けた場所に、富士山が良く見える展望台が設けられていて、絶好の写真スポットとなっています。
写真:Kaycom D
地図を見るまた金時山方面に少し上がったところにはテーブルと椅子があり、大涌谷などを眺めながら休憩できます。
写真:Kaycom D
地図を見る丸岳は金時山とは反対側へ進みます。乙女峠バス停から登ってくると、金時山は左、丸岳は右になります。
多くの人が金時山方面へ行くので丸岳ルートはとても静か。上の方に行くと尾根伝いの道になり、風が通り抜けてとても気持ちいい。
写真:Kaycom D
地図を見る乙女峠から40分ほどで標高1156mの山頂に到着。脇には丸岳無線中継塔が聳えています。
山頂は展望が抜群で、芦ノ湖や大涌谷、仙石原などが一望のもと。
写真:Kaycom D
地図を見るテーブルと椅子も設置されているので、絶景を見ながらランチにするのもいいでしょう。
写真:Kaycom D
地図を見る丸岳山頂からしばらくは、パノラマが広がる尾根歩きが楽しめます。今回のルートの中では、この間が一番景景色がいい。
写真:Kaycom D
地図を見る20分ほど下ると右側に「富士山と芦ノ湖が見えるのはここだけ」と書かれた富士見台展望台があり、上に上がると説明の通り富士山と芦ノ湖が見られます。
写真:Kaycom D
地図を見るさらに下って行くと、箱根大文字焼が行われる明星ヶ岳※の山肌に描かれた「大」の字も遠くにお目見え。
山頂から約40分で湖尻峠と仙石原の分岐となる「長尾峠」に出るので、看板の案内通り仙石原方面へ左の道に入ります。
※明星ヶ岳のトレッキングにつていは関連MEMOに記載の「箱根大文字焼の大の字に立つ!宮城野から明星ヶ岳と明神ヶ岳を縦走」も参考にしてください。
写真:Kaycom D
地図を見る長尾峠から5分ほど行くと、一旦山道から抜け一般道に出ます。
写真:Kaycom D
地図を見る左にトンネルがあるのですが、それとは反対方面へ行くと柵の向こう側にルートの続きがあります。そこを少し下ったところに案内板があるのですが、一般道からは見えにくいので注意。
写真:Kaycom D
地図を見る30分ほど森の中を下ると長尾峠の登山口に到着。ここから先は自転車も通れる整備された道をお散歩気分で歩けます。左側に連なる山の尾根を見れば、先ほど登ってきた鉄塔の建つ丸岳の姿も。
ゴルフ場の間に続く道を進んでいけば仙石原の街中に到着。長尾峠の登り口から約1時間の道のりです。
スタートとなる乙女峠バス停には高速バスも停まるのでアクセスもよく、そこから1時間ちょっとで山頂からの絶景が見られるお得なルート。
頂上からドーンと富士山を見たい場合は金時山がいいですが、芦ノ湖側の景色と静かな山行をしたい場合はこちらがおすすめ。
見所の多い温泉郷の仙石原がゴールなので、そのまま観光や日帰り温泉も楽しめます。
今回ご紹介したコースタイムは、個人の体力やルートの状況によって変わるため、あくまで参考タイムとしてください。標高は低いですが足元が悪い箇所があるので、足首までサポートされたトレッキングシューズがおすすめです。
※登山口へのアクセス:「箱根登山バス」または「小田急箱根高速バス」で「乙女峠」下車
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
Kaycom D
秘境・絶景・温泉巡りをして、行く先々の写真撮影と旅行記を作成。10代のころから写真を撮り始め、旅行に行くときは一眼レフカメラとコンパクトカメラを携行。これからも、世界中の絶景や旅先で出会った人々、異文…
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