すべて無料!カナダの首都オタワで歴史と世界遺産とハイテクを楽しむ

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松田 朝子のプロフィール写真 松田 朝子 トラベルジャーナリスト、ライター

カナダのケベック州からオンタリオ州にかけては、秋の紅葉が美しい地域。特に、全長約800kmのメープル街道と呼ばれる観光ルートには、国内外から多くの人が訪れます。ここはカナダ建国の歴史街道でもあり、イギリス統治時代の建物なども見ることができます。カナダの首都オタワもこのメープル街道にあたり、英語とフランス語が飛びかう街はヨーロッパの雰囲気。無料で楽しめるスポットを中心に、オタワの街をご紹介します。

誰でも1日タダで遊べる「国会議事堂」

誰でも1日タダで遊べる「国会議事堂」

写真:松田 朝子

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オタワはオンタリオ州にある、カナダの首都。フランス語圏のケベック州に隣接していることなどから、多民族国家のカナダを見守れるようにと誕生した街でもあります。そんなオタワの街の一番の見どころは、国会議事堂!

街の中心部には、パーラメント・ヒルと呼ばれる小高い丘があり、そこには荘厳なお城がそびえ立っています。この、尖塔のあるネオゴシックスタイルの建物は、カナダの国会議事堂。政府の機関でありながら、たくさんの人で賑わっているのは、ここは朝の衛兵交代式、建物の見学ツアー、展望台、さらには夜のイルミネーションショーといったアトラクション満載の観光スポットでもあるからなのです。しかもすべて無料とあって、観光客のみならず地元の家族連れや若いカップルなどの姿も多く見られます。

誰でも1日タダで遊べる「国会議事堂」

写真:松田 朝子

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この国会議事堂は、イギリス統治時代の1866年にこの場所に建てられました。建築当初の建物は1916年に火事で焼失してしまい、現在の建物は1922年に再建されたものです。火事が起きた際に、図書室だけは防火扉が閉められたため、火事を免れており、議事堂の裏手に行くと、昔のままの姿で残る図書室を見ることができます。

誰でも1日タダで遊べる「国会議事堂」

写真:松田 朝子

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中央の塔は、ピースタワーと呼ばれており、ここは第一次世界大戦で戦死した、66,600人のカナダ人兵の慰霊塔。内部には53個の組み鐘、カリヨンがあり、毎日荘厳な音色を奏でています。エレベーターで最上階の展望室に上がると、オタワの街は一望のもと。92,2メートルのピースタワーは、オタワでも1番の高さを誇ります。

議事堂の前にはセンテニアルフレームがあり、その中の火はカナダ連邦結成から最初の100年にあたる1966年のニューイヤーズイブの真夜中に点火され、それから現在に至るまでずっと燃え続けています。

夏のイベントは、伝統儀式とプロジェクションマッピング

夏のイベントは、伝統儀式とプロジェクションマッピング

写真:松田 朝子

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毎年6月末から8月末まで、議事堂前広場では、午前10時より、英国カナダ総督の近衛兵による衛兵交代式のセレモニーが行われます。9時45分、議事堂の横から黒い帽子、赤い制服の兵士たちが並ぶと、議事堂の正面に並んだ見学者たちが一斉にカメラを構えます。その中を厳かに演奏しながら行進する様子はさながらヨーロッパ。行進曲の中には、よく知られた曲もあるので、目でも耳でも楽しむことができます。約30分のセレモニーは、オタワの夏の風物詩でもあります。

夏のイベントは、伝統儀式とプロジェクションマッピング

写真:松田 朝子

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太陽が沈むと、国会議事堂は巨大なスクリーンとなって、光と音楽のショー、「サウンド・アンド・ライトショー」が始まります。2018年のテーマは「Northern Lights」。プロジェクションマッピングの技術を駆使した30分間のショーで、誰でも無料で楽しむことができます。ショーの内容はカナダ建国の歴史。使われている言語は英語とフランス語ですが、言葉はわからなくても問題はありません。

夏のイベントは、伝統儀式とプロジェクションマッピング

写真:松田 朝子

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そしてフィナーレにはカナダ国歌が流れ、国会議事堂がカナダの国旗に!その瞬間は、芝生に寝そべって見ていた人も、仮設のイス席に座っていた人もみんな立ち上がってのスタンディングオベーション。この光景は、カナダ国民でなくとも胸が熱くなるでしょう。

<基本情報>
住所:111 Wellington St, Ottawa, ON K1A 0A9 カナダ
電話番号:+1-866-599-4999

世界遺産の運河でアイススケート

世界遺産の運河でアイススケート

写真:松田 朝子

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パーラメント・ヒルのすぐそばを流れるリドー運河は、オタワとキングストンを結んでいる、全長202キロメートルもの北米最古の運河です。米英戦争時の1812年、アメリカ国境に近いセントローレンス川の航行が危険とされ、物資の輸送などの目的でこの運河の開削が進めれらたと言います。 開通は1832年ですが、現在でも船の通行に使われています。

世界遺産の運河でアイススケート

写真:松田 朝子

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水門は47カ所あり、ロックと呼ばれる水門の開閉はすべて昔と同じように、手動で行われているのです。タイミングが良ければ、運河に入ってくる船を見ることができます。ちなみに1コマ進むのには約15分。そんな光景を橋の上から眺めるのも、オタワの楽しみ方の一つです。このリドー運河はユネスコの世界遺産にも登録されています。

世界遺産の運河でアイススケート

提供元:Ottawa-Tourism

http://www.ottawatourism.ca地図を見る

夏は、運河クルーズを楽しめますが、冬になるとマイナスの気温になり、リドー運河も凍りつきます。当然、船は通れなくなりますが、そうなるとここはスケートリンクに早変わり!全長7,8キロメートルものコースは、世界一長い野外スケートリンクとしてギネスブックにも登録されています。(リドー運河の詳細は、関連MEMO記載のサイトをご参照ください)

カナダのすべてが美しく凝縮されている、オタワの街

首都といえども、カナダにおいては4番目の都市規模であるオタワは、政治、文化の理想都市とされています。クリーンでコンパクト、歩き回るのにも楽しい街は、カナダの縮図とも言えるでしょう。

日本からオタワへは、アメリカ中西部を経由するデルタ航空で。成田と名古屋からデトロイト経由が便利です。デトロイト線には、スライド式ドアで仕切られた、個室タイプのビジネスクラス「デルタ・ワン スイート」と、長距離国際線のビジネスクラスとエコノミークラスの中間に設けられた新しいキャビン区分「デルタ・プレミアムセレクト」が導入されています。詳しいフライトスケジュールは関連MEMOの、デルタ航空公式サイトへ。

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

取材協力:カナダ観光局、オンタリオ州観光局、デルタ航空

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/07/16−2018/07/23 訪問

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