イタリアの基本情報まるわかり!旅行お役だちガイド

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イタリアの基本情報まるわかり!旅行お役だちガイド

イタリアの基本情報まるわかり!旅行お役だちガイド

更新日:2018/08/08 10:00

中山 久美子のプロフィール写真 中山 久美子 トスカーナ専門コーディネイター、日伊通訳

日本からはもちろん、世界中から観光客が集まる観光大国・イタリア。ユネスコの世界遺産の保有数はトップの54カ所を数え(2018年7月現在)、歴史や美術、建築やファッション、そしてグルメなど、様々な理由で人々を魅了し続けています。

そんなイタリアの歴史や文化、気候や食事、そして治安など、観光する前に知っておきたい基本情報をご紹介します。

イタリアの基礎知識 その1

イタリアの基礎知識 その1

写真:中山 久美子

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まず最初に、イタリアという国についてざっくりとご紹介します。

【首都】
首都は、永遠の都としても知られるローマ。古代から栄え、カトリックの総本山・ヴァチカン市国もローマ中央部に存在します。

【州】
全部で20州、15の普通州と特別自治州5つ(シチリア州、サルデーニャ州、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州、ヴァッレ・ダオスタ州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州)で構成されています。

【おもな都市】
北部:ミラノ、ヴェネツィア、トリノ
中部:ローマ、フィレンツェ、ボローニャ
南部:ナポリ、バーリ、パレルモ

イタリアの基礎知識 その1

写真:中山 久美子

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【人口】
約6,048万人
(出典:Istituto Nazionale di Statistica 2018年6月)

【歴史・文化】
紀元前からローマ帝国が栄え、467年に西ローマ帝国が滅びた後は、法王領や小さな都市国家が連立する状態に。一部の都市国家はフランスやスペインなどの大国にたびたび侵略されました。1861年にイタリア王国が成立し、第二次世界大戦後に現在の領土に。国としての歴史が浅い分、方言、文化、料理などが州によって異なり、その多様性もイタリアの魅力の1つとなっています。

【宗教】
キリスト・カトリック教です。

イタリアの基礎知識 その2

イタリアの基礎知識 その2

写真:中山 久美子

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【公用語】
イタリア語。国内に存在するヴァチカン市国やサンマリーノ共和国もイタリア語です。北部の国境沿いの町では、2か国語を話すことも。

【通貨】
ユーロ(1EURO=130円前後 2018年8月現在)

【時差】
イタリア国内では時差はありません。3月最終週末〜10月最終週末はサマータイムを導入しており、夏時間では日本よりマイナス7時間、冬時間だとマイナス8時間になります。

【電圧】
電圧は230V、周波数は50Hz。日本とは電圧が異なるため、電化製品によっては変圧器が必要。プラグは日本と異なるC2、F、Lタイプです。

【ビザ】
観光目的で90日までの滞在の場合は不要。

【Wi-Fi】
都市部のホテルや飲食店などの多くは無料Wi-Fiが使えます。ただし、登録方法など分かりにくい場合があるので、絶えず使いたい方は日本からレンタルがおススメです。

イタリアの気候、服装

イタリアの気候、服装

写真:中山 久美子

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四季は基本的に日本と同じです。南北に長いため、行き先によって服装の注意が必要。一般的に夏はカラッとしていて、冬は湿度が高いです。

【春】
穏やかな気候で外に出るのが気持ちの良い春。トスカーナなどの丘陵地帯は、野の花や新緑が眩しい季節です。昼間は夏のような気温の日でも朝晩はまだまだ冷えますので、場所によってはライトダウン、最低でも羽織り物は必須です。

【夏】
日差しが強いので、サングラス、帽子、日焼け止めはマストです。飲み物も常時携帯するようにしてください。山・海に近い場所では朝晩は涼しいので、薄い羽織り物は持って行った方がよいでしょう。

【秋】
春と同じく、過ごしやすい季節です。9月はブドウ、11月はオリーブと、イタリアならではの収穫が行われ、食祭りも秋の滞在の楽しみですね。

【冬】
アルプスやアペニン山脈など、山間部では雪も降り寒さも厳しいです。水の上に浮かぶヴェネツィアは、格別の寒さ。

また、ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院やミラノのドゥオモなど、露出が多い服装では入場できない宗教施設もあります。そういう場所に入場する予定がある場合は、薄手の大きいストールや、羽織り物を忘れずに持参しましょう。

イタリアの食べ物

イタリアの食べ物

写真:中山 久美子

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イタリア旅行の楽しみの1つは、やはりグルメ!日本でもお馴染みのパスタやピッツァなど、美味しいものが目白押しです。日本では「イタリア料理」とまとめられることも多いですが、イタリアの面白いのは各州や各都市の多様性。各地方で郷土料理が存在しますので、ぜひ本場でその地の料理を堪能しましょう。


【ミラノ】
薄くて食べやすいミラノ風カツレツ、ミラノ風リゾットなど。

【ヴェネツィア】
魚介料理、タラのパテ、ヴェネツィア風レバー煮込みなど。バーカロと呼ばれる立食居酒屋も楽しいですよ。

イタリアの食べ物

写真:中山 久美子

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【フィレンツェ】
フィレンツェ風Tボーンステーキ、リボッリータなど豆と野菜を使った田舎料理。モツ好きの方は、フィレンツェのソウルフード、ランプレドット(牛の第四胃袋)の煮込みやパニーノをぜひ!

【ローマ】
カルボナーラやアマトリチャーナはローマのパスタ。肉料理ではサルティンボッカやローマ風トリッパなどがあります。ローマ風ピッツァはパリパリのクリスピータイプです。

【ナポリ】
モチモチの厚めのナポリ風ピッツァ、トマトやモッツァレッラチーズの料理。ババやスフォリアテッラのようなナポリの銘菓も。

5大都市の名物料理を紹介しましたが、これ以外の町でも、ツーリスト・インフォメーションやレストランで、郷土料理を聞いてチャレンジしてみて下さい。また、ワインやチーズ、ハム類も各地でいろんな種類があり、食べ比べ、飲み比べも楽しいです。

イタリアの主要観光スポット

イタリアの主要観光スポット

写真:中山 久美子

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有名観光地も多く、どこに行くか迷ってしまうイタリアの旅。最初は5大観光都市のローマ、ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ナポリを周遊される方も多いですが、ゾーンごとに周るのもおススメです。ここでは北部、中部、南部の順に紹介します。

・ミラノ
ゴシック様式のドゥオモ、ダ・ヴィンチの最後の晩餐があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会、市立博物館もあるスフォルツァ城、オペラの殿堂・スカラ座、ヴィットーリオ・エマヌエ―レ2世のガッレリア、ブレラ美術館など。高級ブランドの並ぶモンテ・ナポレオーネ通り、シックなブレラ地区、運河沿いのトレンド地区・ナヴィッリなど、大都会ならではの楽しみがいっぱいです。

・ヴェネツィア
モザイクの美しいサン・マルコ寺院、共和国時代の政治の場・ドゥカーレ宮殿、大運河にかかるリアルト橋、ヴェネツィア派の絵画が並ぶアカデミア美術館など。ヴェネチアン・ガラスのムラーノ島や、カラフルな建物が可愛いブラーノ島など、離島巡りも楽しいです。

・トリノ
トリノのシンボルで映画博物館もあるモーレ・アントネッリアーナ、サヴォイア王家の王宮やマダマ宮など。

・チンクエテッレ
海沿いの岩壁にある5つの漁村の総称。各村は電車やフェリーで周ることができます。

イタリアの主要観光スポット

写真:中山 久美子

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・フィレンツェ
花の大聖堂・ドゥオモ、ルネサンスの傑作の宝庫・ウッフィツィ美術館、ダヴィデ像のアカデミア美術館、かつてのフィレンツェ政庁・ヴェッキオ宮殿、宝飾店の並ぶヴェッキオ橋、フィレンツェを一望するミケランジェロ広場など。

・ピサ
斜塔があるドゥオモ、フレスコ画の下絵を集めたシノーピエ博物館、歴史的墓地・カンポサントなど。

・ローマ
古代ローマの円形闘技場・コロッセオと市民生活の中心・フォロ・ロマーノ、カトリックの総本山・サン・ピエトロ寺院、膨大なコレクションを誇るヴァチカン博物館、美しき巨大な噴水・トレビの泉、「天使の設計」と称される万神殿・パンテオン、噴水の美しいナヴォーナ広場、映画『ローマの休日』でお馴染みのスペイン広場や真実の口など。

イタリアの主要観光スポット

写真:中山 久美子

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・ナポリ
世界屈指の古代美術を所有する国立考古学博物館、丘の上の国立カポディモンテ美術館、ルネサンス建築のヌォーヴォ城、海に突き出た卵城、下町情緒が漂うスパッカ・ナポリ地区とドゥオモなど。

・カプリ島、イスキア島
ナポリからフェリーで行ける人気の島。カプリ島は青の洞窟、イスキア島は温泉が有名。

・アマルフィ海岸
世界遺産にもなっている風光明媚な海岸線。北はソレントから、ポジターノ、アマルフィ、ラヴェッロ、サレルノなどの観光都市があります。

・アルベロベッロ
トゥルッリという高い円錐形の屋根を持つ独特の建物で有名。童話の中に紛れ込んだような可愛らしい町並みです。

治安など、他に気をつけたいこと

人気の海外旅行先であるイタリアですが、治安について心配な方もいらっしゃるのではないでしょうか?一般的にはローマから南に行くにつれて治安が悪く、田舎より都会の方が治安が悪いです。またジプシーと呼ばれる人も、今は身なりがとてもキレイで、一般人と区別がつかないのが厄介ですね。

以下の点を気を付けましょう。
・夜の1人歩き、駅前周辺など治安が良くないとされている場所には行かない。
・金目のものは身に着けない。ブランド店の紙袋をいくつも持ち歩かない(宿にいったん置きに帰る)。
・リュックやショルダーバックを含め、前にバッグを持つ。チャックがしっかり閉まるものが良い。
・パスポートや必要ない貴重品は宿のセーフティボックスに保管がベター。
・スリにあった時の被害を最小限に抑えるため、カード、現金を分けて持つ。
・クレジットカードや銀行の緊急連絡番号を控えておく。
・駅の券売機、荷物をたくさん持っている時、執拗に助けてくる人を相手にしない。
・レストランやジェラート店、市場では値段を確認してから購入する。お釣りに注意。

イタリア人は基本的に陽気でサービス精神も旺盛なので、身構えてばかりでは楽しめません。しかし、必要最低限のことは気をつけて、予防線を張っておくのは大事だと思います。それ以外は細かいことに気にせず、イタリアの空気にどっぷりつかって旅を満喫して下さいね!

※2018年8月現在の情報です。

掲載内容は執筆時点のものです。

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