2446石段半端ない!国宝羽黒山五重塔から出羽三山神社へ

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2446石段半端ない!国宝羽黒山五重塔から出羽三山神社へ

2446石段半端ない!国宝羽黒山五重塔から出羽三山神社へ

更新日:2018/08/10 11:38

大里 康正のプロフィール写真 大里 康正 旅する写真家、旅作家

山形県鶴岡市の羽黒山は標高414mで、山岳信仰の中心地として知られ、開山は古く推古元年(592年)となります。

参道は瑞心門から国宝の五重塔を通り、更に上ること2446段。石段の数は神社では日本一となり、香川県琴平町の金毘羅神宮は奥社まで含めて1368段の第二位、京都の伏見稲荷大社で1276段で第三位。

出羽三山神社までは車での参拝も出来ますが、パワースポットの御利益は徒歩が上と言わるのです。

随神門から爺スギ

随神門から爺スギ

写真:大里 康正

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出羽三山神社の出発点にあるのが美しき随神門(ずいしんもん)です。ここからが出羽三山の神域であることを忘れないようにし、参拝という気持ちを持ちまししょう。

随神門から続くのが「継子坂」という石段が下る場所。継子坂には一つの悲しい話が残されています。ある女が幼い我が子をこの付近に捨てたのですが、子供は母を探し、石段に小さな足跡を残したというのです。

随神門から爺スギ

写真:大里 康正

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継子坂の下には美しいお社が並んでおり、右折して渡るのが朱色の「神橋」となります。

随神門から爺スギ

写真:大里 康正

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祓川にかかる神橋を渡って左手に見えて来るのが、爺スギ。樹齢は千年を越え、国の天然記念物。根周り10.5m、幹囲8.25mで、羽黒山では最大にして最古の杉であり、その堂々とした姿に歴史が感じられることでしょう。

朝の早い時間帯であれば、後ろから差す光がまるで後光のように見えるのでは。

国宝の五重塔拝観

国宝の五重塔拝観

写真:大里 康正

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平成30年11月4日までは天皇陛下御在位30年、三神合祭殿再建200年を記念し、五重塔の扉が開かれ特別拝観に。前回開かれたのは150年前です。また時期を合わせ、山頂の出羽三山神社では秘仏が初公開。

国宝の五重塔拝観

写真:大里 康正

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杉木立の中の五重塔は荘厳なる雰囲気であり、信仰の重さ、奥深さが感じられるのではないでしょうか。

国宝の五重塔拝観

写真:大里 康正

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国宝の五重塔は羽黒山内では最古の木造建築となりますが、三間四方の塔は、高さが29.4mとなります。

平将門により承平年間(931年−938年)に建立され、再建は武藤政氏による文中元年(1372年)と伝わっているものです。

石段の数、半端ない!

石段の数、半端ない!

写真:大里 康正

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国宝の五重塔から進み、左折するといよいよ本格的な石段が始まります。最初の難所が一の坂。

ところで両側に並ぶ杉並木ですが、参道の両側合計で約600本あり、慶長から寛永(1596年−1643年)にかけて植樹されたもの。見事な姿に風格さえ感じるのではないでしょうか。

石段の数、半端ない!

写真:大里 康正

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やがてさらにこう配の厳しい二の坂となります。二の坂が全体の中で最もきつい場所と言われています。

石段の数、半端ない!

写真:大里 康正

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さすがは半端ない2446段を構成する石段と、うならされるかも知れません。

出羽三山神社の御利益は、昔ながらに石段を上ることと言われますが、多少は日陰となる杉木立の中を通ると言っても無理は禁物です。体調を確認しながらの参拝を心掛けましょう。

力餅元祖二の坂茶屋で中間地点

力餅元祖二の坂茶屋で中間地点

写真:大里 康正

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二の坂を登り終えると全体の中間地点となり、そこに力餅元祖二の坂茶屋があります。

力餅元祖二の坂茶屋で中間地点

写真:大里 康正

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人気の「力餅」や暑い時期なら「カキ氷」で、休憩しましょう。普段は霧がかかることが多くなかなか遠くまで見渡せないので、遠望出来ればラッキーということになります。

なお、電気が通っていない場所となる力餅元祖二の坂茶屋の品々は、全て茶屋の人たちが下から運んだもの。バイクが通れる道もないのです。そして、冬季を除き、春から秋まで毎日下から往復しているというのですから、その体力には驚かされるのでは。

休憩しながら、必要な物があったら購入しておきましょう。

力餅元祖二の坂茶屋で中間地点

写真:大里 康正

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飲食と休憩で元気が出たら、頂上を目指しましょう。

そして出羽三山神社へ

そして出羽三山神社へ

写真:大里 康正

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個人差はありますが登り始めから50分前後で2446段が終わり、山頂の出羽三山神社に到着となります。

そして出羽三山神社へ

写真:大里 康正

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出羽三山神社には、出羽三山である月山神社、羽黒山神社、湯殿山神社の三神が合祭された三神合祭参集殿があります。主神祭は伊氐波神・稲倉魂命で、山岳信仰の中心地的場所として多くの参拝者で賑わうのです。

日本でも極めて珍しい合祭殿のパワースポットで、しっかりと祈願をしておきましょう。

そして出羽三山神社へ

写真:大里 康正

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茅葺の鐘楼は、最上氏の第13代当主、出羽山形藩の第3代藩主であった最上家信(慶長10年(1605年)−寛永8年(1632年))の寄進で元和4年(1619年)再建となります。国宝五重塔に次ぐ古さを誇り、歴史の重みが感じられるのではないでしょうか。

最後に、上って来たということは同じ段数を戻ることになります。戻り道でケガをしないように、十分な注意をして下りましょう。

出羽三山神社の基本情報

住所:山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
電話:0235-62-2355
アクセス:鶴岡市から庄内交通バス羽黒山行き約50分、終点下車。国宝羽黒山五重塔拝観及び石段は同バスで随神門下車。

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/07/27 訪問

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