川越に200坪の日本庭園!新名所「丹徳庭園」で抹茶体験やランチも!

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川越に200坪の日本庭園!新名所「丹徳庭園」で抹茶体験やランチも!

川越に200坪の日本庭園!新名所「丹徳庭園」で抹茶体験やランチも!

更新日:2018/08/08 13:43

Benisei Rinkaのプロフィール写真 Benisei Rinka 子連れトラベラー、小江戸川越の魅力伝道師

江戸情緒あふれる蔵造りの町並みが人気の川越。
2018年5月28日、明治時代に造られた200坪の日本庭園「丹徳庭園」の公開が開始されました。丹徳庭園では、縁起が良いとされる「枯山水庭園」や、築100年以上、木材商ならではのこだわりが詰まった離れが見学できるだけでなく、川越では希少な「抹茶体験」も気軽に参加できるんです。また、丹徳庭園2階の個室では、1日1組限定でランチもいただけますよ!

川越の新名所「丹徳庭園」

川越の新名所「丹徳庭園」

写真:Benisei Rinka

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都心からも近く、毎日多くの観光客で賑わう「小江戸川越」。そんな川越の玄関口である、東武東上線川越市駅から徒歩4分、西武新宿線本川越駅から徒歩7分の場所に、明治時代に造られた200坪の日本庭園があります。そして、今までは住居の一部として使用していた離れも含め、2018年5月28日、「丹徳庭園」として公開が開始されました。

「丹徳」の始まりは、江戸時代。初代 鈴木徳次郎が木材商の「丹清」で修業をし、明治2年、結婚を機に「丹」をのれん分けで譲り受け「丹波屋」を開きました。その後「丹波屋徳次郎」を略して「丹徳」と呼ばれるようになり、明治9年、屋号も「丹徳」に変更。しかし、戦争で一度木材屋は解体。戦後、地域の3軒が集まって「川越木材工業(現カワモク)」として再始動しました。

川越の新名所「丹徳庭園」

写真:Benisei Rinka

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丹徳庭園では、明治から続く、趣のある日本庭園を散策できるだけでなく、細部まで手が込み、資材にもこだわった立派な建物の見学もできます。そして、川越では珍しい「抹茶体験」も可能です。

丹徳庭園の周りには、学校があったり、コインパーキングがあったり、マンションが建っていたり、「現代」な雰囲気ですが、門をくぐると、一気に明治時代にタイムスリップしたかのような光景が広がります。

川越の新名所「丹徳庭園」

写真:Benisei Rinka

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上の写真は、門をくぐってすぐ、離れの屋根部分を撮影したものです。右と左で屋根の形状が違うのがわかりますか?右側が明治時代、左側は大正時代に建てられたものだそうです。そして、写真には写っていませんが、昭和に建てられた母屋は、現代のようなストンとした屋根になっています。大正時代の屋根は、瓦の下に土を使っているため、どうしても雑草が生えてしまうのだとか。屋根だけ見ても、時代の移り変わりを見て取ることができます。

築100年以上!木材商ならではの立派な離れ

築100年以上!木材商ならではの立派な離れ

写真:Benisei Rinka

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こちらは、丹徳庭園の離れの写真。大きな窓に囲まれ、とても明るく開放的!窓の向こう側には、明治時代から受け継がれてきた、日本庭園が広がります。
この離れは、昨年まで実際に寝室として利用していたとのこと。しかし、ここを利用して「民泊」をしたいと思い、現在着々と準備を進めているそうです。こんな部屋に宿泊できるなんて素敵ですよね。民泊のスタート時期はまだ決まっていませんが、離れと庭園の公開を先行して行うことになりました。

築100年以上!木材商ならではの立派な離れ

写真:Benisei Rinka

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離れを建てる際に使われている木材は、何年も乾かし、ひび割れのない、年輪の目が詰まった高価なものを使用しています。また、床の間には大きな一枚板、印鑑などに使われる「黒檀(こくたん)」の柱、明治時代としては珍しくて高価な輸入材を使うなど、木材商ならではの、こだわり抜いた造りになっています。

上の写真は「欄間(らんま)」。ここにも大きな一枚板を使っており、すごく太い木から切り出されているのがわかります。また、欄間のデザインは、人工的なものではなく、枝を切り落としたところから、自然に水が入ったり、虫が食ったりしてできたものなのだとか。自然が作りだした、計算されていないデザインの美しさに驚かされます。

築100年以上!木材商ならではの立派な離れ

写真:Benisei Rinka

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離れの2階にある部屋では、1日1組限定でランチが可能です(予約必須)。ランチメニューは、川越の老舗すし店「川越 幸すし」の特別メニュー。メニューの詳細は、丹徳庭園の公式サイトで確認できます。庭を見渡せる個室は、静かで居心地がよく、親戚や仲の良いグループでのランチや、接待などにもおすすめです。

また、離れは、同窓会や七五三のお祝い、法事など、貸切利用も可能です。通常の営業時間は15時までですが、貸切の場合は夜の利用も可能とのことですので、問い合わせてみてくださいね。

日本庭園の素晴らしさがわかる「丹徳庭園」

日本庭園の素晴らしさがわかる「丹徳庭園」

写真:Benisei Rinka

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次に、明治時代に造られた200坪のお庭をご紹介しましょう。

離れの玄関を出ると、飛び石が庭へと続きます。この先に、広間から見えた、美しい庭園が待っています。

日本庭園の素晴らしさがわかる「丹徳庭園」

写真:Benisei Rinka

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庭へ抜ける道中、右手には「水琴窟(すいきんくつ)」があります。
水琴窟とは、地中に埋めた甕(かめ)に落ちる水滴の音を反響させ、その音が地上で聞こえるように設計された、日本庭園の装飾の一つです。白砂利の上に置かれた石(写真左下)の辺りに水をかけて耳を澄ますと、水滴の落ちるピチャンという音が琴の音のように響き、とても癒されますよ。

日本庭園の素晴らしさがわかる「丹徳庭園」

写真:Benisei Rinka

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水琴窟の先に待っているのは、こちらの景色。実際には、写真に写っている何倍もの広さがあります。

右手前にあるのは「枯山水庭園」。“たくさんの財宝を積んだ宝船が、もうすぐ岸につく”という縁起の良い絵姿を表しています。小石は“井戸から溢れる豊富な水”、右下に写る大きな石は“宝船”を表し、石の手前側が低くなっているのは、たくさんの財宝を積んでいるため、重くて沈んでいるからなんだとか。

庭園を散策してみよう!

庭園を散策してみよう!

写真:Benisei Rinka

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枯山水を渡る飛び石の先には、120年程前に、初代徳次郎が京都の伏見稲荷からいただいてきた、正一位稲荷大明神霊を祀った「寿徳明神」があります。

土台のゴツゴツした岩は、富士山の岩石でできていて、これは川越独自の文化の一つなんだとか。また、土台の左側には空洞があります。寿徳明神で祀っている狐さまが来た時に、休むスペースとして、洞窟を造ったのだそうです。

庭には、ぐるっと一周できるように飛び石が置かれているので、お稲荷様に参拝して、先に進みましょう。

庭園を散策してみよう!

写真:Benisei Rinka

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庭園には、多くの草木が植えられていますが、その中でも一際目立つ2本の大木。右側(奥)は、初代徳次郎が植えた「けやき」。左側(手前)は、二代目徳次郎が植えた「くすのき」です。どちらも樹齢100年以上で、奥に見えるマンションの7階ほどの高さにまで成長しています。

庭園を散策してみよう!

写真:Benisei Rinka

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今では、小江戸川越でも滅多にお目にかかれない、古くから残る日本庭園。手入れが行き届いていて、どこにカメラを向けても絵になりますね。

初めてでも大丈夫!川越では希少な「抹茶体験」

初めてでも大丈夫!川越では希少な「抹茶体験」

写真:Benisei Rinka

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丹徳庭園では、600円で「抹茶体験(和菓子付き)」をすることができます。小江戸と呼ばれ「和」のイメージが強い川越ですが、意外にも気軽に体験できる場所はほとんどないんです。

抹茶体験は、基本的に予約なしでも大丈夫ですが、混み合うことも予想されます。また、和菓子もなくなり次第終了となるため、3名以上のグループの場合は、予約しておくことをおすすめします。

初めてでも大丈夫!川越では希少な「抹茶体験」

写真:Benisei Rinka

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「茶道」というと、ちょっと敷居が高くて、難しそうなイメージですが、丹徳庭園では、抹茶の点て方の手順書が用意されているので、初めての方でも安心して参加できます。また、外国の方用に、英語バージョンもあるんですよ。

色鮮やかで可愛らしい、上の写真の和菓子は「ほおずきの練り切り」。手順書にも書かれていますが、苦い抹茶をより美味しくいただくために、まず最初に甘い和菓子を食べるのだそうです。丹徳庭園でいただける和菓子は、主に、川越にある和菓子店「龍月」の季節をかたどったもの。

初めてでも大丈夫!川越では希少な「抹茶体験」

写真:Benisei Rinka

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そして次は、自分で抹茶を点ててみましょう。
アドバイスをいただきながら、シャカシャカ。初めてだとなかなか思うように泡立ってくれませんが、それもまた楽しい!“飲む前にお椀を回し、最後の一口はわざとズズッと音を立てて...”など、いつもと違う体験にワクワクします。広間で正座をして行う、本格的な「抹茶体験」。着物を着て体験すると、さらに雰囲気がでていいですね。

川越観光は「蔵造りの町並み」や「食べ歩きグルメ」だけではありません。ぜひ、古き良き時代の日本を肌で感じられる、川越の新スポット「丹徳庭園」にも立ち寄ってみてくださいね。

丹徳庭園の基本情報

住所:埼玉県川越市六軒町1-8-2
電話番号:049-224-9115
アクセス:東武東上線「川越市駅」から徒歩4分、西武新宿線「本川越駅」から徒歩7分
駐車場:なし ※隣にコインパーキングあり
営業時間:10時〜15時(14時半受付終了)
定休日:火曜日 ※貸し切りの場合は休館することがあります
入館料:300円 ※小学生以下は無料
抹茶体験:600円(和菓子付き)※夏季に限り冷温選択可 ※なくなり次第終了(予約推奨)

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2018/08/03 訪問

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