写真:Hiroko Oji
地図を見る夏冬問わず、観光客の人気を集める北イタリアの山岳リゾート拠点のクールマイヨールから循環バスに乗ると、最新式回転ロープウェイ「スカイウェイ・モンテ・ビアンコ」の麓駅正面まで連れて来てくれます。正面には広い駐車場とバス停があるだけで、以前の麓駅のように近くに民家やホテルなどはなくちょっと殺風景な感も。
このロープウェイが2年間かけて完成したのは2015年。それまではクールマイヨールに近いラ・パリュー地区に麓駅があったのですが、新しい麓駅はポンタル・ダントレーブ( Pontal d’Entreves )という標高1300メートルの地点。近代的で巨大な麓駅の建物内にはチケット売り場はじめ観光案内所、350台駐車可能の地下駐車場に大型バス専用駐車場、カフェバー、売店などが入っています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るここから頂上駅のプンタ・エルブロンネルまで2本ゴンドラを乗り継ぎます。乗り込むのは最新型の円形ゴンドラ!途中、標高2200メートルにある中間駅パヴィヨン(Pavillon)で一回乗り換えます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るゴンドラ中央には円形に座れるスペースがあり、外側は大きなガラス窓。移動中360度回転してくれるので、ゴンドラ内のどの位置からでもヨーロッパ最高峰の山並みと氷河、クールマイヨールの町や近郊に横たわる谷、さらに奥に広がる山並みの風景まで見渡す大パノラマが楽しめます。こっそりお教えすると、最初に乗り口の反対側の場所を確保しておくと、中間地点ですれ違うゴンドラを目の前に見ることもできますよ。
写真:Hiroko Oji
地図を見る乗り換えも含めて15分ほどで到着するのが標高3466メートルのエルブロンネル展望台(Punta Helbronner)。絶壁の上から3本の展望橋が突き出たように見えている建物です。
写真:Hiroko Oji
地図を見る展望台からは、遥か下方にクールマイヨールの町が小さく見えています。
写真:Hiroko Oji
地図を見る鉄製の階段を上っていくと、直径14メートルの円形展望テラスも設置されていて、まさに360度のパノラマが楽しめます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るテラスから見渡せるのは4000メートル級の山々と夏でも残る白い雪原。先ずは間近に見えるモンブランの姿を!と言っても残念ながら雲に隠されていることもしばしば。晴れていれば真っ白の雪で覆われた標高4810メートルのモンブランがすぐ目の前に聳えています。
写真:Hiroko Oji
地図を見るモンブランと反対側には、雪原の奥に角のように突き出ているのは「巨人の歯」と呼ばれるデンテ・デル・ジガンテ(標高4013メートル)、右に続くのがエギュイユ・デュ・ロシュフォール(標高4001メートル)にグランド・ジョラス(標高4208メートル)、雲で隠れていなければ、その右にグラン・コンバンやマッターホルン、モンテ・ローザと続く豪華な眺めとなります。
写真:Hiroko Oji
地図を見るフランス側を見渡すと、目の前に立ちはだかるように聳えるのは標高3565メートルのグランドフラムビュー。その右奥に小さく見えるのがエギュイユ・デュ・ミディ展望台(標高3842メートル)。モンブランのフランス側麓の高級リゾート地シャモニーからロープウェイで手軽に上れる展望台です。
以前は3連のシャボン玉のようなゴンドラに乗ってエギュイユ・デュ・ミディ展望台とエルブロンネ展望台の間を往復できたのですが、残念ながら2018年現在運休中となっています。下に広がるのは「白い谷」と呼ばれるヴァレ・ブランシェ氷河。氷河越えする人の姿も見られます。
写真:Hiroko Oji
地図を見るエルブロンネル展望台には、クリスタル展示のスペースも設けられています。展示されているのはモンブラン山群に眠っていた水晶たちです。
写真:Hiroko Oji
地図を見る様々な色やサイズの水晶が展示されていますので、興味のある方には面白いスペースとなることでしょう。
写真:Hiroko Oji
地図を見るまた、モンブランを目の前にできる一角にはガラス張りのスペース。足元もガラス張りなので、遥か下方までスルー!
写真:Hiroko Oji
地図を見る帰りは中間駅のパヴィヨンで、ちょっと寄り道してみましょう。ここにはヨーロッパで最も標高の高い高山植物園「サウズレア」があり、世界中の山岳地帯に生息する多様で珍しい高山植物が集められています。
入り口でロープウェイのチケットを見せると、高山植物の写真が入った絵ハガキをもらえて入場できます。
写真:Hiroko Oji
地図を見る園内には900種にも上る高山植物が広いスペースに植えられています。
写真:Hiroko Oji
地図を見る植物園前には、子どもたちの遊びのコーナーもあり、小さな池でロープを手繰って水上移動する遊びを体験したり、小さなダムの造りを学んだり。ファミリーで訪れても楽しい所です。
プンタ・エルブロンネルでは駅の建物内にもレストランはありますが、少し下った所にはトリノ小屋(標高3329メートル)という山小屋があり、レストランになっています。またパヴィヨンにもレストランがありますので、絶景を楽しみながらお食事も楽しんできてくださいね。
<基本情報>
住所:Loc. Pavillon du Mont Frety, 11013 Courmayeur AO,
電話:+39-333-446-2959
営業時間:9:00〜17:00
住所:SS26dir, 48, 11013 Courmayeur AO,
電話番号:+39-0165-89196
営業時間:(6/1〜6/29)7:30〜16:20、(6/30〜8/26)6:30〜16:40、(8/27〜11/4)8:30〜16:00
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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