ハワイに行くならこの時期に!ベストシーズンまるわかり

ハワイに行くならこの時期に!ベストシーズンまるわかり

更新日:2018/08/27 08:33

木内 つばめのプロフィール写真 木内 つばめ 子連れ海外トラベラー、海外旅育応援ブロガー
1年を通して旅行客の絶えないハワイ。毎日真夏!というイメージが強いですが、泳いでも寒くないくらいの暑さが1年中続いているというわけではありません。ではハワイのベストシーズンって一体いつ?オフシーズンにみんなは何しているの?という疑問が浮上してきますね。

今回はハワイで海遊びに適した時期や年末年始・GWの気候、また目的別のベストシーズンなどをご紹介。あなたがハワイに行きたくなるのはいつの時期?!

乾季と雨季があるハワイの気候

乾季と雨季があるハワイの気候

写真:木内 つばめ

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1年の平均気温が25度もあるハワイ。熱帯でありながらも貿易風のおかげで湿度が高すぎず、ベタっとした日本の真夏とはちがう爽やかな暑さであることが特徴です。常夏に見えるハワイですが実際には2つのシーズンがあります。

・乾季(夏)5〜10月 
降水量が少なくカラッと晴れた日が続き、日々の最高気温は30度前後。海遊びをするにはぴったりの気温です。特に7〜9月は真夏にあたり、日差しがさらに強くなります。日本の夏と大きく違うのが湿気の少なさ。体にまとわりつくような湿気がないので暑くても快適さがあり、日陰に入ると涼しさをちゃんと感じられます。

・雨季(冬)11月〜4月
日本の梅雨のように1日中雨が降り続けているというものとは違い、青空が一転するスコールの回数が増えます。そのためよく虹が出る時期でもあり、運がよければハワイ名物のダブル・レインボーが見られることもあります。気温は日中で25度を少し上回るくらいで、朝夕は20度を下回ることが多く少し肌寒く感じることも。海から出るとブルブルっと寒さを感じ、長い時間水に入ってるのは少々厳しい季節です。ただ雨季でもハワイには多くの観光客が訪れ街は人で溢れているので、閑散としていて賑やかさに欠けるということがありません。いつ行ってもバカンスらしい雰囲気がある、これがハワイのすごいところでもあります。

ハワイに行くならいつがベストシーズン?

ハワイに行くならいつがベストシーズン?

写真:木内 つばめ

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ハワイ旅行のベストシーズンは、ずばり乾季の5月〜10月です。海の青さが眩しいワイキキビーチ、明るい青空に明確な輪郭が映えるダイヤモンド・ヘッド……私たちが思い描くようなハワイの美しい景色が見られる時期です。ハネムーンとあわせてウェディング写真をハワイで撮影する場合も、この時期がぴったりでしょう。

また海やプールで泳ぐのもこの時期が適しています。年中温暖と言えども雨季の気温は水遊びにはちょっと物足りない暑さ。海やプールが大好きなお子様を連れての旅行、またマリンスポーツをメインに考えた滞在であればやっぱり乾季がベスト!

荷物の面でも乾季であればよりコンパクト。日本とハワイの夏の時期はほぼ重なっているので、薄着やサンダルで飛行機に乗って到着後もそのまま同じ格好で過ごせます。ハワイはホテルにチェックインできるまでの時間が結構あるので、着替えの必要がないと身軽でスムーズ。冬だと狭い機内に分厚いコートを持ってきて、ホノルル空港に着いたらゴソゴソとそれをスーツケースに押し込んで……冬の海外旅行でのあるあるですが、何度経験してもこの作業はなかなか虚しいですね。

目的別ベストシーズン

目的別ベストシーズン

写真:木内 つばめ

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総合的には乾季がベストシーズンでも、ハワイ旅行の目的は個人ごとに違いますね。ここでは具体的な目的ごとのベストシーズンをご紹介します。まずはおもな観光・アクティビティのベストシーズンから。

・ホエール・ウォッチング
冬の12〜3月はクジラがハワイにやってくる時期です。オアフ島でもホエール・ウォッチング・ツアーはありますが、「クジラの島」と呼ばれるマウイ島では陸から見える場合も。

・サンドバー(天国の海)
オアフ島のカネオヘ湾中で引き潮のときにできる現れる白い砂浜・サンドバー(砂洲)を楽しむなら4〜6月がおすすめ。雨にあたる確率も低く、日陰がない場所なので暑すぎる時期からも外れておりちょうどよいのがこの時期です。

・天体観測
ハワイで最高峰を誇るハワイ島のマウナ・ケア山は天文台も設置されている天体観測の名所。雲海やサンセット、そしてまさに星が降るような空を仰げる神秘的な場所です。さらに欲張ってきれいな天の川が見たい!という場合は夏から初秋がベスト。この時期がより濃く天の川を見ることができ、さらに幻想的な夜空を見ることができます。

・ゴルフ
ゴルフのオンシーズンは12〜3月頃。体を動かすにはちょうどよい涼しさです。ただ年末年始は地元の方も休暇に入るので、ゴルフ場が混み合うことも予想されます。

目的別ベストシーズン

写真:木内 つばめ

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ショッピングスポットの宝庫でもあるハワイ。買い物メインでハワイを訪れる方も多いことでしょう。その場合はやはりお得なセール時期を狙いたいですね。続いてはショッピングのベストシーズンをご紹介。ハワイのセール時期は夏と冬の年2回あります。

・夏のセール
7月4日の独立記念日前から8月中旬までが夏のセール。皮切りとなる独立記念日当日には割引クーポンを配布するショッピングセンターなどもあります。

・冬のセール
11月第4木曜のサンクスギビングデー(感謝祭)翌日から正月までで、1年を通して盛り上がりを見せるのはこの冬のセール。まずスタートとなるサンクスギビングデーの翌日はいわゆるブラックフライデー。1年で1番黒字になるという日ですね。この日は深夜0時に開店するお店や、早朝からタイムセールを行うところもあるくらいの賑わい。クリスマス以降はクリスマスグッズのたたき売りっといった雰囲気も感じますが、元旦になると初売りや福袋が発売されまたフレッシュな活気が復活。サンクスギビングデーとクリスマス当日はほとんどのお店が休業となるのでご注意を。

GW、年末年始の気候

GW、年末年始の気候

写真:木内 つばめ

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旅行代金は高いけれど、やっぱりこの時期しか休暇がとれない!それがGWと年末年始。この2つの連休のシーズンの気候はどうなのでしょう?

・GW
5月から乾季ということで、プールや海に入れるくらいの暑さになってきています。またこの時期に行われるイベントといえば「ワイキキ・スパム・ジャム」。スパムを使って調理されたさまざまなB級グルメを味わえるイベントなのですが、GWと重なる可能性が高いです。オアフ島一番の賑やかなカラカウア通りがなんと歩行者天国になって行われるものなので、これは見逃せませんね。

・年末年始
雨季の時期にも関わらずたくさんの観光客が集い、クリスマスの余韻もまだまだ残っていてハワイの特別な雰囲気を体感できる時期です。ニューイヤーのカウントダウンではアロハタワーから上がる花火を見学するために、たくさんの人でワイキキビーチが大盛り上がり。また12月上旬から正月明けまではホノルルの市庁舎周辺がクリスマスツリーやイルミネーションで飾られる「ホノルル・シティ・オブ・ライツ」が開催されます。移動遊園地などが出現したり、普段とは違うハワイをローカルの人々と一緒になって味わうことができます。

乾季・雨季の服装や持ち物

乾季・雨季の服装や持ち物

写真:木内 つばめ

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最後に季節ごとの服装や持ち物についてご紹介。ハワイではアロハやボタニカル柄のワンピースを現地調達して、上手に気分を盛り上げている日本人旅行者をたくさん目にします。基盤となる衣服や小物は日本から用意して、あとは現地で買い足す楽しみにとっておくというのもショップが多いハワイだからこそ叶えられる旅行スタイルですね。

・乾季
半袖・半ズボンなど夏の格好を用意。その場の流れで足だけ海に入るというようなシチュエーションもよくあるので下は短いもの、足元は履き慣れたサンダルがあると便利。ただ屋内は冷房が効きすぎているところも多いので、カーディガンなど羽織るものはあると安心です。日差しが強いので帽子や日傘、サングラスがあると便利。

・雨季
朝夕は肌寒いこともあるので、夏の格好にプラスしてパーカーや薄手のアウターなどのご用意を。スコールが突然降ることも多いので折りたたみの傘、薄手のジャンバーなら撥水加工のあるものがあるとさらに便利でしょう。女性なら晴雨兼用の雨にも使える日傘があるのでこれは結構おすすめです。また海やプールに入る予定があるのならラッシュガードが1枚あるとかなり使えます。水中でも体の冷えを軽減できますし、日差しが強い場合は日焼け防止にもなります。

その時期ならではの過ごし方を知り、ハワイの旬を満喫!

実際には「行きたい時期に行く」という贅沢な選択はなかなか難しく、「この時期にお休みを取れるから行く」という方が大半だと思います。その時期に行って何ができるかを知っておくとプランも立てやすく、ハワイの旬をまるごと味わうような濃厚な時間が過ごせるチャンスにもつながります。そこまで興味がなかったことも、1番輝かしい時期に見たり触れたりすると、自分でも驚くような感動が待っているかもしれません。

※2018年8月現在の情報です

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/12/25−2018/01/12 訪問

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