写真:アシュ 飯田
地図を見る多民族国家のマレーシアは、マレー系の民族が約6,7割で、それ以外は中華系やインド系の人々が暮らしています。
そのため、街中を歩いているとしばしばモスクに出くわすことがありますが、正直モスクってどれも変わり映えしない外観だと思いませんか?石造りで殺風景なイメージを持っている方も多いと思います。
そんなイメージを覆すのが、クアラルンプールにあるプトラモスク。通称ピンクモスクと呼ばれている、フォトジェニックな美しいモスクです。
写真:アシュ 飯田
地図を見るプトラモスクの一番の特徴は、ため息が漏れるほど美しい、絶妙なピンクの色合い。淡く主張しすぎないピンク色をしたドームが、スカイブルーの空と鮮やかなコントラストを描きます。
ドーム部分をよく見てみると、完全にピンクで塗りつぶしているのではなく、ピンク色の幾何学模様が覆っているのが分かりますね。
写真:アシュ 飯田
地図を見る1999年に完成したプトラモスクは、人造湖であるプトラジャヤ湖のほとりに建てられました。
広場や公園、湖など周囲の景色に溶け込むように設計され、調和された風景の一体感もまた祈りに訪れる人々を癒してくれます。
写真:アシュ 飯田
地図を見るモスク内は土足厳禁のため、靴を脱いで上がります。また女性は肌を隠すためにローブの着用が必須。モスクへの入場ゲート付近で無料で貸りることができます。
中は15000人も収容できるほど、とても巨大な空間が広がっています。ムスリム以外の観光客は見学できるスペースが限られているので、残念ながら内覧自体は早く終わってしまいます。
写真:アシュ 飯田
地図を見るピンクのドームと外観が特に美しいプトラモスクですが、モスクの中の装飾も際立つ美しさ。特に丸天井の、植物と幾何学模様を反復したアラベスク模様は芸術的で、気づくと漏れるのはため息ばかり。
一つ一つの模様を食い入るように見ていると、その完璧な精緻さに「美しい…」という言葉しか出てきません。
写真:アシュ 飯田
地図を見るモスクの中の柱や、天井近くの梁にも精緻な模様が。
また、天井付近のステンドグラスから漏れる光により、モスク内は完全な暗闇ではなく少し薄暗くなっています。その淡い光により、モスク内部が薄ピンクに輝いているのも見どころ。
視界いっぱいに広がるピンク模様を、ぜひ写真に収めてみてください。
写真:アシュ 飯田
地図を見るプトラジャヤはクアラルンプール中心から政治機能を移すために、計画的に設計・開発された都市。計画的に造られているために、お散歩ができるコースや公園が整備され、地元の方々の憩いの場にもなっています。
風光明媚な景色も写真に収めたいところです。
写真:アシュ 飯田
地図を見るモスク前の広場の地下にはフードコートや船乗り場など、観光で寄りたいスポットが他にも点在します。
訪れた際には、そちらからの景色も堪能してみてはいかがでしょうか。
住所:Persiaran Persekutuan, Presint 1, 62502 Putrajaya, Wilayah Persekutuan Putrajaya
開館時間:
土曜日〜木曜日 9:00-12:30、14:00-16:00、17:30-18:00
金曜日 15:00-16:00、17:30-18:00
アクセス:KLトランジットのPutraJaya/CyberJaya駅から徒歩約40分。またはバスで約15分。
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/10/11更新)
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