与論島の南東部で文化や歴史を学びながら、のんびり島旅を満喫

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与論島の南東部で文化や歴史を学びながら、のんびり島旅を満喫

与論島の南東部で文化や歴史を学びながら、のんびり島旅を満喫

更新日:2018/08/09 14:21

宮腰 由希子のプロフィール写真 宮腰 由希子 国際関係スペシャリスト、ロシア語通訳翻訳

与論島の中心部や空港がある島の西側の茶花地区と反対側の東側には百合が浜をはじめ、美しいビーチがいっぱいだが、与論の魅力が詰まった観光スポットが南東部に集中している。自然とふれあえ、歴史や文化が学べるだけでなく、のんびりとした島の良さが味わえるので、ぜひ泊まって過ごしてみたいエリアだ。

与論民俗村

与論民俗村

写真:宮腰 由希子

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美しいビーチやダイビングを目当てに与論島へ来た人も、きっと滞在するうちに、本土や沖縄とも少し違った与論島の雰囲気に興味がわいてくるだろう。リゾートの島として有名だが、かつて日本の最南端の島でもあった与論島の歴史や文化を知ることができるスポットが南東部にある。

与論島について知りたいなら、まずは与論民俗村に来てみよう。与論民俗村は、与論の文化と島人の歩みを伝えるために設立された野外博物館だ。ここには、円錐型の茅葺屋根が特徴的な与論の伝統的な民家と生活道具が多数展示されている。また、奄美地方特有の高床式の倉庫もある。

与論民俗村

写真:宮腰 由希子

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与論島からは鹿児島市よりも沖縄本島が断然近いため、琉球文化の影響が強かった。沖縄では今でも珍しくない赤瓦屋根は与論島内では現在ほとんど目にすることはないが、民俗村には再現された赤瓦の家も展示されている。

与論民俗村

写真:宮腰 由希子

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民俗村の中で、目を見張るものといえば砂糖車だ。島の農業はサトウキビ栽培が中心で、戦後に製糖工場ができるまで、砂糖車を牛に牽かせてサトウキビの汁を絞り、黒糖を作っていたのだという。体験教室では、この圧搾機を使って、黒糖作り体験ができる。

黒糖作り以外にも、民俗村の体験教室では、ソテツ葉虫かご、アダン葉風車、アダン葉髪飾りなどの郷土玩具作りや、芭蕉布コースター作り、与論伝統のくりぬき枕(一本の木をくり抜いて作るき枕)作りなど、与論島の文化を体験することができる。

ガイドによる案内が終わると、休憩所でお茶だけでなく、奄美名物のお茶請け味噌やパパイヤの漬物、与論の黒糖などをたっぷりと振舞ってくれる。お土産コーナーがあるので、試食した食品や与論の伝統工芸品が購入可能だ。

<基本情報>
住所:鹿児島県大島郡与論町麦屋693
電話番号:0997-97-2934
アクセス:与論空港から車で約20分

涼しい赤崎鍾乳洞

涼しい赤崎鍾乳洞

写真:宮腰 由希子

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与論民俗村の周りには、上城跡や黒糖工場に併設された島の駅くるまどうがある。島の駅くるまどうでは、サトウキビジュースが飲め、黒糖のお土産品も買うことができる。

涼しい赤崎鍾乳洞

写真:宮腰 由希子

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与論島はさすが南の島だけあって、夏でなくても日差しが強い。そんな時に嬉しいのが涼める観光スポットだ。与赤崎鍾乳洞はサンゴ礁から生まれた鍾乳洞で、与論民俗村から歩いてすぐのところにある。入口で懐中電灯を渡されるので、左右に広がる鍾乳洞を洞窟探検気分で歩いてみよう。サンダルでも入れるが、滑らないように足元注意だ。

<基本情報>
住所:鹿児島県大島郡与論町麦屋678
電話番号:0997-97-2069
アクセス:与論空港から車で約20分

美しい庭と満点の星空でプチ贅沢な民宿「マリナデルレイ」

美しい庭と満点の星空でプチ贅沢な民宿「マリナデルレイ」

写真:宮腰 由希子

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ここまで紹介してきた観光スポットに徒歩数分で行けて、しかも、ビーチまでも徒歩3分なのが民宿「マリナデルレイ」だ。民宿とは言っても、オーナーの住宅とは別棟がゲストの部屋になっており、各部屋に風呂とトイレがついているので、他のお客さんを気にする必要もなく、のんびり過ごすことができる。

美しい庭と満点の星空でプチ贅沢な民宿「マリナデルレイ」

写真:宮腰 由希子

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部屋を出ると、よく手入れされた広く美しい庭がある。珍しい綺麗な蝶が舞い、鳥のさえずりが聞こえ、ゆっくりと過ごすことができる。マリナデルレイで過ごしていると、まるで海外の島にやって来たかのような気分になる。それだけでなく、晴れた日の夜に庭に出れば、満点の星空が広がる。星を求めて、わざわざ夜中に出歩く必要がないのだ。

オーナーが港や空港、百合が浜への送迎も行っているため、徒歩で観光スポットやビーチにも行けるため、マリナデルレイ滞在中はレンタカーなしでもなんとかなる。

与論島を一望できるサザンクロスセンター

与論島を一望できるサザンクロスセンター

写真:宮腰 由希子

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サザンクロスセンターは与論民俗村から徒歩では行けないが、島内巡回バスを利用してアクセスできる観光スポットだ。与論島の一番高い所にあるサザンクロスセンターは、与論や奄美の歴史や自然、文化を紹介する歴史民俗資料館で、与論の歴史や文化について知りたいなら絶対に来るべきスポットだ。

展示は多岐に渡っているが、中でも、国指定重要無形民俗文化財の「与論十五夜踊り」については、祭りで使われるお面や衣装が飾られている。また、戦後の米軍占領下にあった与論や奄美についての資料は必見だ。今では、与論島がかつて米軍占領下にあった史実を知らずに訪れる旅行客もきっと多いに違いない。サザンクロスセンターは、旅行者が実際に当時の新聞や写真を見て、占領下の与論島や奄美諸島の様子を知ることができる貴重な場所だ。

与論島を一望できるサザンクロスセンター

写真:宮腰 由希子

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1階には、与論島でロケが行われた映画「めがね」で実際に使われた三輪車も展示されている。自由に乗って記念撮影してもOKだ。

与論島を一望できるサザンクロスセンター

写真:宮腰 由希子

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5階の展望台からは与論島を360度見渡すことができるだけでなく、隣にある与論城跡を見下ろすこともできる。晴れていれば、近くの島々や沖縄本島まで眺望可能だ。

<基本情報>
住所:鹿児島県大島郡与論町立長3313
電話番号:0997-97-3396
アクセス:バス停石仁駅から徒歩3分

与論島の歴史や文化を学び、じっくり与論島の魅力を味わおう

与論島の南東部には、ビーチだけでなく、島の歴史や文化、自然を学ぶことができるスポットが多い。また、徒歩圏内で海や観光スポットにアクセスできる民宿「マリナデルレイ」は、プライバシーを気にせずに美しい庭と満点の星空を眺めながらのんびり滞在できるとっておきの宿だ。与論島での滞在エリアに迷ったら、島の魅力が詰まった南東部をオススメしたい。

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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