イギリスで全国展開をする「マークス&スペンサー(Marks & Spencer)」(以下、M&S)は1894年創業の老舗高級スーパー。衣料やインテリア雑貨も扱っていますが、近年は食べ物に特化したお店「M&S Simply Food」も多く、イギリス旅行でも目にすることが多いスーパーの一つです。
M&Sの多くがカフェを併設していますが、このカフェのスコーンセレクションがなかなか美味しいのです。観光の合間などで甘いものを食べながら休憩するにはもってこいの場所。クロテッドクリームやジャムを添えて、お手頃にクリームティーを楽しめます。
写真:藤谷 愛
地図を見るM&Sの食品売り場にあるスイーツはお土産にお勧めです。特にショートブレッドのセレクションも多く、写真のようにレモンクリームが付いたものもあります。イギリスの伝統スイーツ「ファッジ」(写真左)もクロテッドクリームをミックスしたものなどひと手間加えたスイーツが多く、お土産にお勧めです。
ロンドン観光の際に訪問しやすいのが、ハイドパークにほど近いマーブルアーチ店。1930年にオープンした旗艦店で、スーパーというよりはもはやデパートのような風格すら感じさせる品揃えの店舗です。
<M&S/マーブルアーチ店の基本情報>
住所:458 Oxford St, Marble Arch, London W1C 1AP
アクセス:マーブルアーチ地下鉄駅から徒歩2分
写真:藤谷 愛
地図を見るロンドンの高級エリアであるスローン・スクエアーとグロスター・ロードの2カ所のみにある「パートリッジズ(Partridges)」。1972年創業で家族経営の小さなお店にもかかわらず、扱う食材の品質の高さから1994年には王室御用達となりました。
写真:藤谷 愛
地図を見るおすすめは1枚目の写真のスローン・スクエアー店。品揃えがとても豊富でカフェエリアにあるパイの種類は特に充実。高級食品店といっても家族経営らしく店員さんもとてもフレンドリー。カフェでのイートインでは好きなパイやキッシュなどを温めて出してくれます。
写真:藤谷 愛
地図を見るお土産のおすすめは大きく分けて二つ。
一つは「自分土産」。日本では食べたことがない高級食材にチャレンジしてみてはいかがでしょう?特にパテの種類は群を抜いていてお値段も手ごろ。イノシシや雉などジビエのパテは日本ではなかなかお目にかかれないのでおすすめです。
もう一つはパートリッジズのロゴ入り商品。写真のように紅茶やショートブレッドなど、パッケージも高級感溢れています。お店のロゴ入りミニジュート(麻)バッグは特に人気。このバッグにいろいろな食材を入れて「友達土産」にどうぞ。
<パートリッジズ/スローンスクエアー店の基本情報>
住所:2-5, Duke of York Square, Chelsea, London SW3 4LY
アクセス:スローンスクエア地下鉄駅から徒歩3分
「セインズベリーズ(Sainsbury’s)」は全国展開している庶民派のスーパー。ランクとしては日本のイオンやイトーヨーカドーと同じようなイメージです。
英国第2位のスーパーだけあって品数は驚くほど豊富。日本ではなかなかお目にかかれない、セレブレティ―シェフがプロデュースした商品などもズラリと並びます。
写真:藤谷 愛
地図を見る品揃えが豊富だからこそ新しいものに出会う確率も高くなります。
例えば写真の「ベーコンジャム」。2015年位にイギリスでヒットした商品ですが、日本人にとっては味も食べ方も謎ばかりが深まります。
こういった商品が目白押しなので、まさに海外旅行の醍醐味「未知との遭遇」を楽しむことができる場所になることでしょう。
なお、ロンドン中心地にはコンビニタイプの「セインズベリーズ・ローカル(Sainsbury’s Local)」が多いのですが、比較的大きめなのがフィンチェリー・ロードにある「O2センター」というモール内にある店舗。こちらのお店ならきっと思いがけない商品と出会えるはず。
<セインズベリーズ/O2店のセンター店の基本情報>
住所:255 Finchley Rd, London NW3 6LU
アクセス:フィンチェリーロード地下鉄駅から徒歩1分
写真:藤谷 愛
地図を見る一時期はお値段が高かったオーガニックフーズ。現在ではお手頃価格でたくさんの種類が手に入るようになりました。特に人種のるつぼであるロンドンでは数年前から専門店が数多く存在しています。
中でもおすすめなのがロンドンに7店舗を構える「プラネット・オーガニック(Planet Organic)」。店舗の入り口で試食や試飲をたくさん行っており、「オーガニックフーズは味がイマイチ」という人たちに衝撃を与えています。
写真:藤谷 愛
地図を見る写真はインドカレーでお馴染みのターメリックを使ったラテ。なみなみと注がれたカップを前に誰もが「カレー味のラテ・・」と微妙な表情。しかし飲んでみるとその美味しさと、体がポカポカする感覚に驚き!店内のカフェでは常時販売していますし、その粉末をお店で購入することもできます。
写真:藤谷 愛
地図を見る健康志向やベジタリアンのお友達にピッタリのお土産もここで見つかります。
写真はラズベリーとビーツの入ったグラノーラ。ビーツとはイギリスでよく食べられる赤くて甘い大根のようなもので、日本ではこれを使用した食べ物というのはあまり見かけません。「イギリス色のあるお土産」として重宝します。
<プラネットオーガニック/トッテナムコートウォーク店の基本情報>
住所:23-24 Tottenham Court Rd, Bloomsbury, London W1T 1BJ
アクセス:トッテナムコートロード地下鉄駅から徒歩2分
王室御用達の高級スーパー「ウェイトローズ(Waitrose)」。その母体は英国老舗デパートの「ジョン・ルイス(John Lewis)」ですから、品質と価格には誰もが納得のスーパーなのです。
このスーパーでお土産にふさわしいのは、チャールズ皇太子プロデュース、王室感がビシバシ伝わってくる「ダッチー(Duchy)」シリーズです。ウエィトローズにしかない商品なので、是非ここで手に入れておきましょう。
写真:藤谷 愛
地図を見るロンドンで訪れてほしいウェイトローズは、オックスフォードストリート沿いという抜群の立地で、その母体である百貨店「ジョン・ルイス」の地下にあります。日本のデパ地下を彷彿とさせるチーズセレクションやワインコーナーなど、もはやスーパーとは呼べない貫禄。
食品以外にも可愛いハンドクリームセットなどがあるので、素敵なスーパー土産をここでゲットしてください。
<ウェイトローズ & パートナーズ ジョン・ルイス フードホールの基本情報>
住所:300 Oxford St, Marylebone, London W1A 1EX
アクセス:オックスフォードサーカス地下鉄駅から徒歩1分
ロンドン観光としても楽しめるスーパー巡りとそこで購入できるおすすめのイギリス土産のご紹介でした。日本と違い特徴が様々なイギリスのスーパー。様々な発見を楽しんで下さいね。
2018年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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