あまんぼうがあるのは、隠岐諸島の中で島前と呼ばれる3つの島の一つ、「海士町」。人口2293人と小さな島ですが、ここ11年で移住者が人口の20%まで上昇し、注目を集めている一面もあります。
まずは、島の玄関口菱浦港にある海士町観光協会での受付をしましょう。定員があるので、先にネット予約をすると安心です。乗船場所は菱浦港からすぐそば。乗り場まで観光協会の方が案内してくださいます。
船内にはテーブルとイスがあり、そこでガイドを聞きながら目的地へ向かいます。海風を浴びながら、エメラルドグリーンの海を眺めるだけで大興奮!海の中だけではなく、西ノ島や隠岐の島が眺められ、それぞれの地形をさまざまな角度から観察することもできるのがあまんぼうの魅力の一つです。
目的地は大・中・小にそびえ立つ岩、通称「三郎岩」。大きいほうから太郎、次郎、三郎と呼ばれ、地元の人々から親しまれています。船だからこそ間近で観られ、一方向から観るのとは違って、新しい発見ができるかもしれませんよ。そんな三郎岩のまわりの岩場には魚たちが隠れる場所がいっぱい!この場所から、地中室に入って海の中を観察していきましょう。
船内にある階段を下るとそこはまさに天然水族館!両脇には、いくつもの窓が設置され海の世界が広がっています。魚があっちにもこっちにも!海藻があったり岩場があったりと目まぐるしく景色が変わり、目が離せません!
透明度の高い隠岐の海では、奥の魚までよく観ることができます。魚によっては、船にくっついて泳いできたりと、まるで一緒に泳いでいるかのようです。もちろん、天気や季節・時間帯によって海の状況は変わり、見える魚も違います。それもまた自然の楽しみ。何度乗ってもワクワクすること間違いなしです。そして、あまんぼうなら海で泳ぐことが苦手な方や子供から年配の方まで楽しめることが最大の魅力!隠岐に来たからには、ぜひ海の中をあまんぼうで覗いてみましょう。
あまんぼうから降りた後は、ぜひ港にあるキンニャモニャセンターへ。「キンニャモニャ」とは、隠岐民謡「キンニャモニャ節」から付けられた名前。1階にはお土産屋さん、2階には食堂があります。2階の船渡来流亭では、鮮度抜群の島飯が味わえます。オススメは全国ご当地どんぶり選手権で大人気だった「寒シマメ漬け丼」。歯ごたえ抜群の寒シマメが絶品です!
住所:海士町菱浦
アクセス:菱浦港内(キンニャモニャセンター2階)
電話番号:08514-2-1510
営業時間:9:00-15:00 ※ランチ 11:30-14:00
定休日:火曜日
その他にも、後鳥羽天皇崩御700年にあわせて、昭和14年に創建された「隠岐神社」や隠岐牛専門店「隠岐牛店」など見どころたくさんの海士町ですが、島民に聞くと一番の魅力は「人」だそう。「海士は人で遊ぶところ」そんな声を聞くこともありました。観光はもちろん、海士町では、島民に声をかけてみるのも良い旅の思い出になるかもしれませんね。
住所:島根県隠岐郡海士町大字福井1365-5
電話番号:08514-2-0101(海士町観光協会)
アクセス:菱浦港キンニャモニャセンター内、海士町観光案内所
料金:大人 2,000円 小人 1,000円
便:8:30〜9:20 10:00〜10:50 11:00〜11:50 13:20〜14:10 14:20〜15:10
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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