写真:根岸 早都子
地図を見る2018年で60周年を迎えたおたる水族館は、元々北海道博覧会の「海の会場」として1958年に建設されました。その1年後の1959年に「小樽市立水族館」として営業がスタート。1974年には現在の本館となる建物が造られ「おたる水族館」となりました。
水族館のエリアはいくつかに分かれており、多くの魚介類が展示されている本館、イルカやオタリアのショーが行われる「イルカスタジアム」、トドやアザラシが野生に近い状態で飼育されている「海獣公園」などがあります。
「海獣公園」のプールは海の入り江を仕切っただけの天然もの。海の魚やウニ、昆布などの海藻など多くの生きものが生息し、共存しています。更に、海獣公園に面した海岸線は国定公園に指定されいるため、野生のトドやアザラシが迷い込んでくることも。迷い込んだ生きものたちが、そのまま飼育された例もあるというから驚きです。
そんな野生に近い「海獣公園」ではトドやアザラシなどのショーが行われています。中でも、トドが最大6頭で同時に海へ飛び込むショーは迫力満点!ダイナミックなダイビングでお客さんを魅了します。
冬期営業では、「ぺんぎんの雪中散歩」が行われます。雪の上を並んでヨチヨチ歩く姿に癒されること間違いなし!時々列を外れてしまう姿も愛嬌たっぷりです。冬限定のイベントが行われるのも、北海道の水族館ならではですね。季節ごとの楽しみ方ができるので、何度も訪れたくなります。
写真:根岸 早都子
地図を見る水族館本館と繋がっている「イルカスタジアム」では毎日イルカショーが行われ、水族館の人気者たちを一目見ようと多くのお客さんで賑わいます。おたる水族館には現在5頭のバンドウイルカが飼育され、可愛い姿、ダイナミックな姿など、様々姿をショーで魅せてくれます。
目の前で繰り広げられるビッグジャンプは迫力満点!「あんなに大きな体でなぜこんなに高く飛べるの!?」と驚きの連続です。
写真:根岸 早都子
地図を見るアクロバティックなショーだけではありません。上からつるされたボールに向かって飼育員さんの合図でジャンプ!そして鼻先を上手に使いボールにタッチ!2頭の息はピッタリです。豪快さと器用さを兼ね揃えた演技はイルカならでは。芸達者なイルカたちのショーをぜひ目の前で体験してみて下さい。
写真:根岸 早都子
地図を見るショーでダイナミックな姿を見せてくれた後は、上手に整列し客席に向かってご挨拶。みんな揃って何かを話しているような鳴き声と、にっこり笑っているような表情に、こちらも思わず笑顔になります。賢くて可愛いイルカたちの姿を間近で見られる、魅力的な内容に大満足です。
広いイルカスタジアムでは、どの席からでもお楽しみ頂けますが、より一層ショーの迫力が感じられる前列での観賞がおすすめです。ショーの開始時間の少し前に並び、ぜひ良席で生きものたちの活躍を目の前でお楽しみ下さい!なお、イルカショーなどダイビングがあるものは、前列だと水しぶきがかかることがありますので、気になる方はご注意ください。
写真:根岸 早都子
地図を見るショーの主役はイルカだけではありません。イルカスタジアムでは、イルカショーの他に、「オタリアショー」が行われます。イルカショーが迫力満点なら、オタリアショーは愛嬌満点!可愛らしい姿とくりくりお目目の愛嬌ある表情に会場は癒されます。
2018年9月現在は、「オタリアの小学校」「お客様参加型のショー」そして、「オタリア2頭のショー」の3種類のショーが行われ、いずれも魅力的な内容。中でも参加型は、子供から大人までオタリアとコミュニケーションを取りながら楽しめるので人気です。
写真:根岸 早都子
地図を見るオタリアたちのひょうきんな表情や動きに客席からは笑いも!コミカルで可愛い動きはオタリアならではです。更には運動能力、バランス感覚抜群の姿も見せてくれ、観客を魅了します。
写真:根岸 早都子
地図を見るオタリアショーではセイウチも登場。大きな体に垂れたおヒゲはインパクト大!オタリアとはまた違った可愛さがあります。お客様参加型ショーではセイウチとキスや握手がしたい人を観客から募り、選ばれた人が前に出ます。目の前にいるセイウチの大きさに圧倒されながらも優しさが伝わるよな手と手のタッチ。セイウチを間近で見られて、接することができるとても貴重な参加型ショーです。
写真:根岸 早都子
地図を見るショーをメインでご紹介してきたおたる水族館ですが、館内も魅力たっぷり。館内で一番大きな水槽「海のパノラマ回遊水槽」では様々な生き物が共存しており、大きなエイやサメ、ウミガメが悠々と泳ぐ姿や、サバが群れで泳ぎ回る姿など、楽しめます。
写真:根岸 早都子
地図を見る最近人気急上昇中の「コツメカワウソ」も水族館の人気者。カワウソたちが生活している水槽には、面白い仕掛けがあります。メインの水槽とサブの水槽があり、それぞれが空中トンネルと水中トンネルで繋がっているので、トンネルを自由に泳いで行き来する姿を見ることができるのです。
活発に動く姿とは対照的に、ハンモックではお昼寝している愛くるしい姿も見られるなど、誰もが夢中になります。
写真:根岸 早都子
地図を見るおたる水族館では、寒い地域はもちろん、暖かい地域に生息する魚たちも飼育されおり、その数はなんと10000点以上にもなります。普段、北海道では簡単に見ることができない、暖かい地域の生き物や珍しい生き物が見られるのもおたる水族館ならでは。南の魚と北の魚を見比べて、特徴の違いを探してみるのも楽しいですね。
写真:根岸 早都子
地図を見るおたる水族館の楽しみは「水族館」だけではありません。敷地内には遊園地「祝津マリンランド」が入っています。昔ながらの小さい遊園地ではありますが、園内人気No.1の観覧車からは小樽の海が目の前に広がるオーシャンビューや、晴れた日には札幌のJRタワーまでも見渡すことができます!
写真:根岸 早都子
地図を見る観覧車の他に、ゴーカートやバイキングなども人気で、乗り物はすべて回数券が必要なチケット制になっております。おたる水族館の行きや帰りに、小さなお子供様から大人まで楽しむことができる遊園地へ足を延ばしてみませんか?
住所:北海道小樽市祝津3丁目303番地
電話番号:0134-33-1400
※営業日、営業時間、休園日などの詳細につきましては、公式サイトでご確認下さい。
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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