羅臼町の大自然を楽しむためには、必ず「羅臼ビジターセンター」に立ち寄りましょう。北海道と言えば誰もが知っているヒグマの存在。その危険性は決してゼロではありません。
しかしながら正しい知識を持ち、適切な行動をしていれば必要以上に怖がる必要も無いのが熊なのです。日本国内だけでは無く世界中からも観光客が来て、中には自転車で北海道を周遊する人もいます。もし異常なまでにヒグマが危険なら、そんなことは出来ないのです。
どのような準備が必要で、どうすれば良いのかは、スタッフがとても丁寧にアドバイスをくれますので、最新の情報を知ることを含め、立ち寄って下さい。
また、羅臼ビジターセンターにほぼ隣接する「羅臼の間歇泉」の情報もこちらで入手出来ます。間歇泉が噴き出す時間帯が分かりますので、確認しておきましょう。
ビジターセンターでは観光に必要な備品やパンフレット類、お土産品等を扱っています。情報収集だけでは無く、旅の記念品も忘れずに。
羅臼ビジターセンターの左側に「羅臼の間歇泉(かんけつせん)」への入口があります。林道を5分程歩いて中に入ります。間歇泉の吹き出し口は周囲を大きな石で囲まれた場所。熱水を約8メートルの高さまで、時間は約15秒間吹きあげるのです。
静かな羅臼の林道を歩いていると、様々な草花、蝶やトンボを見ることが出来ます。
間欠泉の吹き出しは突然やっています。また、噴き出す間隔は50分から80分とバラツキもあるので、羅臼ビジターセンターで入手した時間帯を参考にして、見逃さないようにして下さい。
レンタカー等を利用している人は、羅臼ビジターセンターから約500メートル知床峠に向かって走行し、「羅臼温泉熊の湯」前の駐車場に車を止めます。ここから「熊越の滝」までは徒歩約20分。
知床横断道路である国道334号線を歩いていると、知床の大自然である青、緑が色濃く迫ってくることでしょう。
左にカーブした箇所の左側に「熊越の滝」の看板が見えてきます。
階段を下り、右に折れて道なりに進むことになります。
静かな森の中で彩り豊かな草花を眺め、右側に流れる川の音を聞きながら大自然を満喫しましょう。
山道を歩いて約20分で、「熊越の滝」に到着です。なぜ、熊越の滝と呼ばれるのかですが、その昔、熊の親子を追いかけていた漁師がこの滝まで来た時、母熊が子を助けようとして、子熊を滝の向こうに押して越させようとしていたという伝説が残されているからです。
熊越の湯から再び国道334号線を歩いて戻り、最後はのんびりと「羅臼温泉熊の湯」で汗を流しましょう。
建物は壁で囲われた女湯が手前で、奥側が露天風呂となった男湯となっています。
温泉を利用するコツですが、温泉源はかなりの高温となっているので、温泉そのものは高めの温度となっています。脱衣所に近い側が熱くなっていますので、お湯の利用は遠い側をお勧めします。
湯船に入る前には、足から順番に上側へお湯をかけていき、徐々に体を慣らすようにして下さい。もちろん、体や髪を洗っても問題ありませんので、山道を歩いた疲れを癒しましょう。
地元の方も多く利用している温泉ですので、観光地ならではの会話を楽しんでみてはいかがでしょうか。
住所:北海道目梨郡羅臼町湯ノ沢町6-27
電話:0153-87-2828
アクセス:羅臼市街地からウトロ方面行きバス約5分停留所「羅臼温泉」
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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