わんこ3段盛り噴水も!トロント観光おすすめフォトスポット

わんこ3段盛り噴水も!トロント観光おすすめフォトスポット

更新日:2018/08/17 12:55

松田 朝子のプロフィール写真 松田 朝子 トラベルジャーナリスト、ライター
道が碁盤の目のようになっているトロントの街は、初めて訪れる人にも歩きやすいところ。特にダウンタウンは、見どころも多いので、カメラを持って出かけましょう。今回は、わんこ・にゃんこ好きな人に熱烈オススメのスポットも!その他、トロントに来た!と実感できるところなど、おすすめフォトスポットを巡りながらついでに観光もしてしまおうという、欲張りなトロント1日街歩きのモデルコースをご紹介します

トロントにキター!という感じのTORONTOサイン

トロントにキター!という感じのTORONTOサイン

写真:松田 朝子

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トロントに行ったら、初めの一歩はここから!ダウンタウンのど真ん中で、ぽっかり開いたような空間は、ネイサン・フィリップス・スクエアという場所。その中心にある、カーブして寄り添うの2棟の建物は、トロントの市庁舎です。

1965年に建てられたこの建物は、カナダを代表する現代建築としても有名。その市庁舎の前には、ひときわ目立つ「TORONTO」のサインがあります。これは、2015年に行われたパンアメリカンゲームズのために建てられたもの。ゲームが終わった後も、写真映えがするのでそのまま残されたと言います。

ここはトロント屈指の観光地であるばかりか、地元の人の憩いの場。夏は、短い夏の太陽を慈しむように日光浴をする人たちで賑わい、冬はこの噴水池がスケートリンクになります。TORONTOのサインは、時間やイベントなどで様々に色が変わるので、訪れるタイミングによって違った写真を撮ることができます。

<基本情報>
住所:100 Queen St W, Toronto, ON M5H 2N2
電話番号:+1-416-392-2489

トロントにキター!という感じのTORONTOサイン

写真:松田 朝子

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ここで見落としてはならないのが、通りを挟んだ隣にある旧市庁舎の建物。重厚な佇まいは、19世紀に建てられた歴史的建造物です。現在の市庁舎ができるまでは、こちらが市庁舎でした。とはいえ役目を終えた遺構として残されている訳ではなく、今は裁判所として、バリバリ現役の建物なのです。

<基本情報>
住所:60 Queen St W, Toronto, ON M5H 2M3
電話番号:+1-416-338-0338

わんこ3段盛り!大人も子供も犬も大喜びのドッグ・ファウンテン

わんこ3段盛り!大人も子供も犬も大喜びのドッグ・ファウンテン

写真:松田 朝子

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バークジーパークは、ダウンタウンで働く人のオアシス的な小さな公園ですが、ここには大人から子ども、果ては散歩中の犬までが、園内の噴水目指してやってきます。この噴水は、ドッグ・ファウンテンといって、3層になった円形の噴水の中と周囲に、27匹の犬と1匹の猫の像があるのです。どの犬・猫も本物そっくりの大きさと色で、噴水は、そんな犬たちが吹き上げています。放たれた水の向かう先は、噴水のてっぺんにある金色の骨。みんなで力を合わせてこの骨を打ち落すぞ!みたいな感じです。

わんこ3段盛り!大人も子供も犬も大喜びのドッグ・ファウンテン

写真:松田 朝子

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噴水の外側から放水しているのは、ゴールデンレトリバーやバーニーズみたいな大型犬で、2層目、3層目と上に行くに従って、フレンチブルとかポメラニアンといった、中型犬〜小型犬になっていくのもユーモラス。そんな噴水の周りには、スマートフォンを構えた大人たち、犬にまたがって喜ぶ子ども、果ては本物の犬もやってきて大賑わい。

わんこ3段盛り!大人も子供も犬も大喜びのドッグ・ファウンテン

写真:松田 朝子

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噴水は単なるオブジェではなく、本物の犬のための水飲み場でもあり、時折周りをびしょ濡れにしながら水を飲んでいる犬も。

わんこだけではない!ここで見落としてはならないものは…

わんこだけではない!ここで見落としてはならないものは…

写真:松田 朝子

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噴水の縁に腰掛けて、1匹だけある猫の像は、放水している犬の傍で醒めた目線。いかにもツンデレな猫らしい雰囲気に、猫好きな人はキュンキュンしてしまいそうです。

わんこだけではない!ここで見落としてはならないものは…

写真:松田 朝子

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そして、噴水だけ見て満足して帰らないで!もっと醒めた目線の猫が、噴水を俯瞰するように、ちょっと離れた電気ボックスの上にいます。

わんこだけではない!ここで見落としてはならないものは…

写真:松田 朝子

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バークジーパークにはもう一つおまけがあります。それは、公園の東側、2本の通りに挟まれたアイロン型のビル、グレーターハム・ビルディングの壁画。だまし絵みたいなこの壁画には、よく見ると本当の窓も幾つかあります。

バークジーパークは、2017年の春に開園したばかりの新しい公園で、ホテルのコンシェルジュに聞いても、知らない人がいるくらい。公園ができる前ここは長いこと空き地だったそうです。その後この場所の再開発が進み、現在に至ります。まだ広く知られていないので、今のうちに訪れて、写真をたくさん撮ってきてはいかがでしょうか?

<基本情報>
住所:35 Wellington St E, Toronto, ON M5E 1C6
電話番号:+1 416-338-4386

ショッピングとランチを堪能!セント・ローレンス・マーケット

ショッピングとランチを堪能!セント・ローレンス・マーケット

写真:松田 朝子

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バークジーパークの近くには、1803年からトロント市民の台所として賑わってきた市営市場、セント・ローレンス・マーケットがあります。煉瓦造りのおしゃれな建物はサウス・マーケット。通りをはさんでノース・マーケットもあります。ノース・マーケットは、毎週土曜日にファーマーズ・マーケットが開かれることで知られています。

ショッピングとランチを堪能!セント・ローレンス・マーケット

写真:松田 朝子

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サウス・マーケットには地元産の野菜や肉、魚などの新鮮な食材から、買ってきてお皿に乗せれば食事の支度が完了しそうなデリカテッセンなど、あらゆる食品とキッチン用品を扱う店が120店ほど並んでいます。また、レストランも何軒かあり、写真の店、バスターズ・シーコーブはフィッシュ&チップスの有名な店。ランチタイムは長蛇の列です。

ショッピングとランチを堪能!セント・ローレンス・マーケット

写真:松田 朝子

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このマーケットでオススメのお土産は、ホームメイドのマスタード。コズリック・カナディアン・マスタードは、珍しいホームメイドスタイルのマスタード専門店。1948年創業のショップには、メープルシロップ入りなどの甘めのものから、激辛のXXX HOTという、35種類以上のマスタードが揃っています。試食もできるので、気になるフレーバーは味見してから買うといいでしょう。

ちなみにXXXHOTは、和からしのような味。トロントまで来て、和からしを選ぶのでは面白くないと思うので、辛さでなくガーリック風味などフレーバーで選ぶことをすすめます。それでも辛口のものは結構辛い!

<基本情報>
住所:93 Front St E, Toronto, ON M5E 1C3
電話番号:+1-416-392-7219

CNタワーの上からトロントの街を見下ろす

CNタワーの上からトロントの街を見下ろす

写真:松田 朝子

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そして、最後はトロントのランドマーク、CNタワーへ。1976年に建てられた電波塔は、高さ553m。東京のスカイツリー、中国の広州塔に次いで世界で3番目に高いタワーです。

CNタワーの上からトロントの街を見下ろす

写真:松田 朝子

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通常の入場料金でタワーの円盤型のところまで上がれます。ここには地上346mの屋内展望台と、その階下(地上342m)にある屋外展望台があり、トロントの街が一望のもとに。

CNタワーの上からトロントの街を見下ろす

写真:松田 朝子

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タワーの円盤部分には、72分で一回りするの回転展望レストラン、360 The Restaurantがあります。暮れなずむ空と、眼下のイルミネーションを360度楽しみながらのディナーはロマンチック!トロントの1日を締めくくるのに最高のロケーションと言えるでしょう。

<基本情報>
住所:301 Front St W Toronto, ON M5V 2T6
電話番号:+1-416-868-6937

様々なアングルから楽しむトロント街の顔

急いで回れば、このコースは半日でも巡れますが、写真を撮ったり買い物をしたり、のんびりと1日かけて巡ってみましょう。トロントの街は、スタイリッシュな大都会の顔と、イギリス植民地時代のクラシカルな顔が混ざり合っています。様々なアングルから見て、オリジナルなトロントの思い出を心に刻んで見たいものですね。

日本からトロントへは、アメリカ中西部を経由するデルタ航空で。成田/名古屋からデトロイト経由、または羽田からミネアポリス経由が便利です。詳しいフライトスケジュールは関連MEMOのデルタ航空公式サイトへ。先日発表されたカナダのウエストジェット航空との共同事業が実施されれば、アメリカ経由のカナダ行きがより便利に。コードシェアの拡大、マイレージプログラムの相互利用、米国−カナダ間路線の拡大、ハブ空港での施設の共用、乗り継ぎや預け入れ手荷物のシームレスな取り扱いなどが予定されています。

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

取材協力:カナダ観光局、オンタリオ州観光局、デルタ航空

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/07/17−2018/07/23 訪問

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