ハイパーお手軽百名山!「蔵王エコーライン」で蔵王の頂へ

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ハイパーお手軽百名山!「蔵王エコーライン」で蔵王の頂へ

ハイパーお手軽百名山!「蔵王エコーライン」で蔵王の頂へ

更新日:2018/08/16 10:10

Yuma A.のプロフィール写真 Yuma A. 観光学修士、インバウンド観光推進施設代表

蔵王連峰は宮城県と山形県の境に位置し、エメラルドグリーンに輝く噴火口「御釜」で有名な押しも押されぬ百名山です。しかしながら、実はこの蔵王、ほとんど歩くことなくその自然景観を楽しめるよう開発されている「ドライブスポット」でもあるんです。今回はお手軽に蔵王の魅力を楽しむため、例年5月〜10月と限られた期間に通行可能な「蔵王エコーライン」を利用してクルマで百名山にアクセスしてみましょう!

蔵王エコーラインというありがたい道路

蔵王エコーラインというありがたい道路

写真:Yuma A.

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まず今回のドライブのキモになるのが、「蔵王エコーライン」という観光「無料」道路!有料ではなく無料です。

この道路は山形県側と宮城県側を縦断しており、どちら側からも蔵王にアクセスできるよう配慮されたすばらしい道路です。

ただし積雪のため、例年11月〜4月は閉ざされます。必ず交通情報は事前にチェックしてからアクセスしましょう。

まずは滝見台から

まずは滝見台から

写真:Yuma A.

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今回は宮城県側(遠刈田温泉側)から順にスポットを巡るとして、まず目に付くのが「滝見台」という看板。いきなり蔵王のシンボル「御釜」を目指すのも良いですが、せっかく途中に展望用の駐車場(10台程度)があるので寄っていきましょう。

・・・が、しかし遠い!左手に見えるのが日本の滝百選にも選ばれている「三階滝」、右に見えるのが不動滝。眺めは抜群ですが、これは双眼鏡を持っていったほうが良い距離ですね〜。

<滝見台の基本情報>
住所:宮城県蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有林地内
電話:0224-34-2725
アクセス:山形蔵王ICからクルマで約60分、白石ICからクルマで約30分

こっちが本当の滝見台!?駒草平

こっちが本当の滝見台!?駒草平

写真:Yuma A.

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さらに蔵王エコーラインを御釜を目指して走ると、車がたくさん停まりお店やトイレが設置された場所が見えてきます。それが「駒草平」です。

駒草平には360度の展望が楽しめる展望台も設置してあり、蔵王連峰の山々を一望できるスポットとあって、必ず立ち寄りたいところです。

こっちが本当の滝見台!?駒草平

写真:Yuma A.

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駒草平の名前の由来はもちろん高山植物の女王と呼ばれる「コマクサ」です。コマクサは高山帯の岩場に群生するので、火山岩でゴツゴツした岩場は大好物。

例年7月〜8月に咲くのですが、今年(2018年)は猛暑で前倒しになった模様。

こっちが本当の滝見台!?駒草平

写真:Yuma A.

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そして駒草平から見える「不帰ノ滝(かえらずのたき)」は大迫力。こちらの滝は近くに眺めることができるので、駒草平のほうがよっぽど滝見台ですね(笑)。

<駒草平の基本情報>
住所:宮城県蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有林地内
電話:0224-34-2725
アクセス:山形蔵王ICからクルマで約50分、白石ICからクルマで約45分または宮城交通バスで「駒草平」バス停下車

蔵王ハイラインで御釜へ

蔵王ハイラインで御釜へ

写真:Yuma A.

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蔵王のハイライトにしてシンボルともいえる「御釜」へは蔵王山頂レストハウスを目指します。このレストハウス前に大規模な駐車場があるのですが、この蔵王エコーラインからレストハウスまでの区間のみ「蔵王ハイライン」という有料道路(普通車540円)になっています。ここも4〜11月の間は通行禁止となりますので注意してくださいね。

到着したら早速、お釜を左手に見ながら刈田岳(標高1758m)山頂を目指しましょう。徒歩7〜8分程度ですので、ご年配の方でも問題なし。頂上に見える刈田峰神社が目印です。

なお通行料を払いたくない!という人は前述の駒草平と蔵王ハイラインの中間点にある「大黒天」登山口及びバス停にある駐車場にクルマを停めて自分の足で登ることもできますよ。ただし往復1.5時間から2時間はかかります。

蔵王ハイラインで御釜へ

写真:Yuma A.

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刈田岳山頂は遮るもののない大展望。こんなに簡単に百名山の風景を楽しめてしまっていいのか、と罪悪感に駆られるほど。

深田久弥が日本百名山を発刊したのは昭和39年。蔵王エコーライン開通が昭和37年、蔵王ハイラインが昭和39年開通なので、多分、深田久弥が百名山を決めたときは、これほどアクセスがよくなく、本格的に登山する山だったんでしょうね。

蔵王ハイラインで御釜へ

写真:Yuma A.

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噴火口に水がたまってできた頂上付近のカルデラ湖である「御釜」は空の雲の影を映し出す鏡でもあります。刻々と変化する水面を眺めていても飽きません。ただし、一応活火山なので、お出かけ前には噴火警報をチェックしておいてくださいね。

ちなみに、蔵王の御釜は富士山のお鉢めぐりのように巡れます。蔵王連峰(蔵王という名前の山はなく、一帯の名称が蔵王です)の一番高い山である熊野岳(標高1841m)まで往復1.5時間程度のハイキングですので、巡ってみても良いでしょう。

<御釜の基本情報>
住所:宮城県蔵王国定公園内
電話:0224-34-2725
アクセス:山形蔵王ICあるいは白石ICからクルマで約60分、または宮城交通バスあるいは山交バスで「蔵王刈田山頂」バス停下車

蔵王へのアクセス方法(バスの場合)

蔵王は蔵王エコーライン&蔵王ハイラインのおかげでドライブするにはもってこいの場所です。ただ山形県側からも宮城県側からもバスがでていますので、クルマの運転ができない方でもアクセスは容易です。

便数は限られますが、山形方面からは、蔵王温泉を経由して御釜(蔵王刈田山頂)まで行くバスもありますし、蔵王温泉から「蔵王ロープウェイ」で地蔵山頂駅まで行き、前述の熊野岳のピークを踏むお手軽ハイキング(往復1.5時間程度)という方法もアリです。

また宮城方面からは御釜(蔵王刈田山頂)に向かう途中に前述の「大黒天」の登山口にも寄りますので、そこから登山で刈田山頂に向かうなどバスならではの楽しみ方もあります。

蔵王は蔵王温泉と遠刈田温泉に挟まれた立地にありますので、百名山を登った(歩いた!?)後に温泉につかるのもいいですね。

それでは気をつけていってらっしゃいませ〜。

2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/08/01 訪問

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