写真:小野 浩幸
地図を見る藤河内渓谷とは、北川の支流である桑原川上流の観音滝を起点にした約8kmの区間の渓谷をさします。道中は道幅も狭く、駐車スペースも限られているので、初めて訪れるという方は「第一駐車場」というポイントに車を停めて、ここから沢へ降りていくと良いでしょう。
階段を下ると「千枚平(せんまいだいら)」と呼ばれる緩やかな流れの水遊びスポットに出てきます。ここはスペースも広く勾配も少ないので、小さなお子様でも安全に遊ぶことのできるお薦めポイントです。
写真:小野 浩幸
地図を見る千枚平から上流、下流には少し高さのある滝や深い淵、急流な流れのなど危険なスポットが続きますので、川の中を進むにはヘルメットやライフジャケット、ウェットスーツ、ブーツなどの装備と専門知識が必須になります。
アクティビティを楽しみたいのであれば、個人でチャレンジせずに、沢登りやキャニオニングのツアーを利用すると良いでしょう。道具も全てレンタル出来ますし、渓流のことを知り尽くした専門のインストラクターが案内してくれますので、安全・安心この上ありません。
但し、ツアーは河川水量の増減などで中止になることもありますので、事前に確認を取るようにしてください。
写真:小野 浩幸
地図を見る藤河内渓谷の8km区間には、沢沿いに遊歩道が整備されています。美しい景色や写真を愉しみたいという方には、渓谷を歩いてみることをお薦めします。遊歩道といっても、急な坂道や滑りやすい箇所もありますので、特に履物には注意してください。
写真:小野 浩幸
地図を見る藤河内渓谷の岩肌は、水の流れが長い年月をかけて形成した美しい大小様々な甌穴が特徴です。12箇所に名付けられた景観スポットがあり、絶景撮影スポットとして知られるのが、千枚平から5分ほど下ったところにある「ひょうたん淵」です。
写真:小野 浩幸
地図を見るひんやりと冷たく、青く澄みきった水は見ているだけで涼しくなりますね。滝壺からは霧のような水しぶきが舞い、茂った樹々や水苔からは澄んだ空気とともにあふれるマイナスイオンで、心身を満たしてくれそうです。
写真:小野 浩幸
地図を見るひょうたん淵から更に5分ほど下ると、「おおどいこどい」と呼ばれる細長くまっすぐな珍しい渓流を見ることができます。
このように水辺近くまで降りることの出来るスポットも多くありますが、くれぐれも足元にご注意くださいね。
写真:小野 浩幸
地図を見る沢歩きやアクティビティで疲れた身体は、温泉で癒しましょう。「藤河内湯〜とぴあ」は、渓谷から湧出する冷鉱泉を用いた入浴施設です。
<藤河内湯〜とぴあの基本情報>
住所:大分県佐伯市宇目木浦内1297
電話番号:0972-54-3938(受付時間 10:30〜17:00)
定休日:木曜
入浴料:大人 430円、小人210円
写真:小野 浩幸
地図を見る藤河内渓谷の下流域には、キャンプ場も併設されています。バンガロー8棟とテントサイト、トイレ、炊事棟のみのシンプルなキャンプ場です。
<藤河内渓谷キャンプ場の基本情報>
住所:大分県佐伯市宇目木浦藤河内
電話番号:0972-54-3938(藤河内湯〜とぴあ/木曜休)
住所:大分県佐伯市宇目大字木浦内
アクセス:東九州自動車道北川ICより車で約35分
2018年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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