香港から深セン(Shenzhen)には、手軽に行くことが出来ます。MTRを使って約1時間で羅湖下車。MTRを降りた先にはイミグレーションがありますので、パスポートは忘れないようにして下さい。外国人出境・入境カードを書いて審査を受けることになりますが、特に心配する必要は無く、通常の外国への入国と同じと考えて下さい。
審査が終わったら地下鉄を利用となりますが、その前に人民元への両替を忘れずに。乗り方は目的地までのトークンを人民元で購入しゲートでかざすだけ。出る時はゲートに投入します。
なお、中国では地下鉄に乗る時にまるで空港のようなセキュリティゲートがあり、手荷物を機械に通す必要がありますが、何せ多くの人が利用するのであまり細かいことを調べられることはありません。
緊張する必要はありませんが、周囲の人の様子を観察してから通るとスムーズです。そして「華強北(かきょうきた Huaqiang North)」で下車しましょう。
他にも、香港空港からフェリーを利用して直接深センに行く方法やバスを使う等、交通手段はたくさんありますので、観光の仕方により都合の良い方法を選んでみましょう。
地下鉄内は香港のMTRとほぼ同じ。それもそのはずで、香港に本社がある会社が運営しているのです。
どこを見ても光の世界。それが中華人民共和国広東省にある深センの「華強北路」です。一時期は中国の秋葉原、そんな呼ばれ方をしていたのですが今ではたくさんのLEDを使った光によって、まったく違った雰囲気に変容しています。
もちろん世界最大の電気街と言われるだけあり、どこを見ても多数の電気店があります。欲しい電化製品は必ずある、と言われる通りを歩き、店を覗くのも楽しい観光となります。
駅周辺を歩くと、大手ブランドメーカーが多く出店していることも分かります。ナイキや日本のユニクロの看板が華強北独特の光の中にあるので、中国とは言いながらも、やや親しみのある雰囲気に感じるかも知れません。
LEDが使われているため、時間によって色が次々と変化する場所も多く、見ていて飽きることはないでしょう。
巨大な銀色のリンゴ。この辺りは華強路の九方購物中心と呼ばれる辺りです。華強北駅から約300mと近いのですが、旅行雑誌やツアーで取り上げられることはあまり無い穴場。
巨大なリンゴの先に、ハートが並ぶかわいい階段通りがあります。
あちらこちら美しい場所はありますが、この辺りで写真撮影する人が多いのも頷けるデザイン。フォトジェニックにはもってこいと言えるのでは。
ここから次に向かう「こうか駅」までは華強北駅ではなく、華強路駅を利用しましょう。乗り換え無しで行くことが出来ます。
<華強路駅の基本情報>
住所:深セン市福田区
アクセス:深セン地下鉄羅宝線(1号線)の駅
華強北から地下鉄を利用し「こうか(山へんに岡、がんだれに夏)駅(Gangxia)」までちょっと冒険。深セン地下鉄羅宝線(1号線)の駅となります。
ホテルやビジネス街、そして飲食店を中心とする商業施設が集まる場所として知られますが、こちらもまた美しいLEDを使ったライトアップの景観が広がっているのです。駅を降りたら、正面に見えるビルのライトアップを目指して歩きましょう。10分程の近い距離です。
ビルが立ち並び、その中心部は商業施設ですので自由に歩くことが出来ます。なお、ビルには金融機関が多くあり、日本のみずほ銀行も入っています。
のんびりと散策。そして納得のいく撮影をしてみて下さい。
方角を頭に入れておけば、周囲を歩くことで日本では見かけないような建物を見ることも出来ます。この中心城のように場所によっては煌びやかな雰囲気ではなく、落ち着いた中を散策。
飲食店の雰囲気もまた、中国らしいと感じられるのでは。
香港に戻る直前まで、ライトアップを楽しんでみましょう。
<こうか駅の基本情報>
住所:深セン市福田区
アクセス:深セン地下鉄羅宝線(1号線)の駅
光の世界を楽しむためには、当然遅い時間帯となります。そこから香港に戻ることは出来ますが、食事をしてゆっくりしたいとなれば宿泊がお勧め。
深センはホテルが多いことでも知られますので、観光に合わせて便利な場所にホテルを予約しておけば安心。どうせならじっくりと深センを楽しんでみませんか?
なお、深センへの入り口である香港はやはり見どころ多し。関連MEMOに香港間買おうでは外せない「尖沙咀」の魅力と、日本ではあまり知られていない珍しい「香港湿地公園」をリンクさせていますので、ご覧下さい。
2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/20更新)
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