日光湯元温泉「日光山温泉寺」開湯1230年の名湯がじんわりくる

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日光湯元温泉「日光山温泉寺」開湯1230年の名湯がじんわりくる

日光湯元温泉「日光山温泉寺」開湯1230年の名湯がじんわりくる

更新日:2018/09/19 10:55

フルリーナ YOCのプロフィール写真 フルリーナ YOC 絶景・感動探究家、旅する音楽講師

世界遺産を有する日光の奥座敷・奥日光湯元温泉は、1230年の長い歴史を持つ名湯。その泉質は日本で4番目に濃いと言われる良質の硫黄泉です。この温泉は日光開山の祖・勝道上人が発見し「薬師瑠璃光如来」をお奉りしたのが始まり。現在の「日光山温泉寺」は土砂崩れで倒壊したお堂を場所を移し再建したもので、庫裡では霊験あらたかな名湯「薬師湯」の日帰り入浴が可!入浴後はお茶と日光銘菓が出され、ゆったりと寛げます。

開湯1230年の名湯「日光湯元温泉」源泉“湯の平湿原”も必見!

開湯1230年の名湯「日光湯元温泉」源泉“湯の平湿原”も必見!

写真:フルリーナ YOC

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日光湯元温泉は2018年に開湯1230年を迎えた歴史ある温泉。この温泉を発見したのは、日光開山の祖・勝道上人。勝道上人は苦難と修行の日々の後、782年に男体山(当時は補だらく山)を極めました。日光湯元温泉も、その男体山の上から発見したと伝えられています。

勝道上人は、現在の「日光山温泉寺」から少し離れた温泉岳の上に<薬師堂>を建て“薬師瑠璃光如来”をお奉りしましたが、1966年台風で土砂崩れが起き巨岩に押しつぶされました。

開湯1230年の名湯「日光湯元温泉」源泉“湯の平湿原”も必見!

提供元:中禅寺立木観音

http://rinnoji.or.jp/precincts/cyuuzenji

しかし“薬師瑠璃光如来(写真)”は、その岩の上に鎮座し無傷であったことから、この奇跡に感動した人々の願いで再建、日光山輪王寺の別院「日光山温泉寺」が誕生しました。

開湯1230年の名湯「日光湯元温泉」源泉“湯の平湿原”も必見!

写真:フルリーナ YOC

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勝道上人が発見した温泉は「薬師湯」「瑠璃湯」と呼ばれ、奥日光湯元温泉の始まりとなりました。その後も弘法大師空海などが新湯を開き、それら<日光九湯>は療養延年の名湯として名を轟かせ、江戸時代には日光奉行の許可がなくては入湯できなかったと言われています。

源泉は、温泉寺横の木道から歩いてすぐの所にあり「湯の平湿原」と呼ばれています。この周辺は暖かく雪も凍らないため、冬には鳥や鹿、猿たちが暖をとる風景を目にすることも。

建てられている小さな小屋群はホテルや旅館へ配湯する源泉小屋。温泉好きに堪らない硫黄の匂いと湯煙が立ちのぼります。日本で4番目に濃い硫黄泉でメタケイ酸もたっぷりのお湯は、健康にも美容にも効果抜群!記事最後に動画がありますので、ぜひご覧ください。

由緒ある「日光山温泉寺」で日帰り入浴!

由緒ある「日光山温泉寺」で日帰り入浴!

写真:フルリーナ YOC

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この温泉を、日帰りでじっくり堪能できるのが、勝道上人が発見した日光湯元温泉の歴史を引き継ぐ「日光山温泉寺」。全国でも珍しい温泉のあるお寺、しかも日光輪王寺の別院です。この歴史ある名湯に500円で入れるなんて嬉しいですよね。

温泉寺の参道には風情ある石灯籠が建ち並び、左手に美しい森、右手に源泉が湧く湯の平湿原を見ながら進みます。秋には鮮やかな紅葉も楽しめます。

由緒ある「日光山温泉寺」で日帰り入浴!

写真:フルリーナ YOC

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参道の先に建つのは、日光山温泉寺と庫裡。写真左の庫裡で日帰り入浴ができます(冬季は休業)。御堂と庫裡の間につながる部分に、名湯「薬師湯」があります。

日光湯元温泉の名湯「薬師湯」

日光湯元温泉の名湯「薬師湯」

写真:フルリーナ YOC

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入浴希望者は、まず入り口右の呼び鈴を押し、管理人の方に入浴料を払います。タオルの貸し出しはありませんが、日光山温泉寺オリジナルの手ぬぐいが販売されています。

日光湯元温泉の名湯「薬師湯」

写真:フルリーナ YOC

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温泉は、勝道上人がお奉りした「薬師瑠璃光如来」が鎮座する御堂につながる部分にあります。こんな御堂のすぐそばで霊験あらたかな「薬師湯」に入る・・・、もうこれは、湯治に最高ですよね。

日光湯元温泉の名湯「薬師湯」

写真:フルリーナ YOC

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日光湯元温泉の泉質は硫化水素型の単純硫黄泉。弱酸性・乳白色の肌ざわりが良く、メタケイ酸も豊富です。泉温が49.3〜78.9度と熱いので加水していますが、もちろん完全かけ流し温泉です。

源泉のお湯は無色透明またはエメラルドグリーンですが、地上で空気に触れることにより乳白色に変わっていきます。そのため訪れる日や時間により、微妙にお湯の色が違うのもまた、楽しめるところ。

入浴後のまったりタイムがまた最高!

入浴後のまったりタイムがまた最高!

写真:フルリーナ YOC

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温泉を出ると、休憩室の廊下にお茶とお菓子が用意されています。畳の広いスペースなのでゴロンと横になって休むこともできます。

入浴後のまったりタイムがまた最高!

写真:フルリーナ YOC

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縁側にも座卓が並べられています。鐘楼を眺め、奥日光の清々しい空気に包まれてまったりしていると、体も心も癒されていくよう。

入浴後のまったりタイムがまた最高!

写真:フルリーナ YOC

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出されるお菓子は日光老舗・石田屋の「日光甚五郎煎餅」。バターの香りと塩味、軽い食感が、発売当時の昔から変わらず人気の日光銘菓です。

ところで、この石田屋のロゴマークの猫ちゃん、もちろん左甚五郎作「眠り猫」にちなんだマークなのですが、作者が誰かご存知ですか?何と、これ、若き日の手塚治虫が描いたデザインなのです。可愛いロゴマークもじっくりと眺めてくださいね!

御堂もじっくりお参りしよう

御堂もじっくりお参りしよう

写真:フルリーナ YOC

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御堂には、土砂崩れで薬師堂が押しつぶされてなお岩の上に鎮座しておられた「薬師瑠璃法如来」が奉られています。薬師如来は昔から、人々の病気を治す誓願を持った仏様。入浴前または入浴後に健康祈願もお忘れなく。

御堂もじっくりお参りしよう

写真:フルリーナ YOC

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日光山温泉寺では、9時から15時まで写経も体験できます(10名以上の団体は、事前に中禅寺に要予約)。写経するのは、薬師経第十大願の一節十六文字。納経した写経は、毎年8月8日に温泉寺で奉じられ、『薬師講』の際に、採燈大護摩供にてお炊き上げされます。

動画:フルリーナ YOC

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それでは、最後に動画で日光山温泉寺をご紹介!

暑い夏が過ぎ、これから日光は美しい紅葉の季節を迎えます。温かい温泉もますます恋しくなる季節、ぜひ1230年の歴史ある名湯“日光湯元温泉”を、由緒ある「日光山温泉寺」で楽しんでくださいね。

日光山温泉寺の基本情報

住所:栃木県日光市湯元2559
電話:0288-55-0013(中禅寺立木観音)
開館:4月下旬〜11月下旬
入湯時間:8時〜17時頃まで
参篭時間:1時間
料金:大人500円/小人(4歳〜小学生)300円
駐車場:奥日光湯元通り北駐車場。足腰の悪い方は、温泉寺参道を入って左の空き地に10台ほど車を置けるスペース有り。

2018年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/07/09 訪問

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