タイのインスタ映えホテル「ザ・リムチェンマイ」はアジア雑貨だらけ!

タイのインスタ映えホテル「ザ・リムチェンマイ」はアジア雑貨だらけ!

更新日:2018/08/20 14:36

吉田 彩緒莉のプロフィール写真 吉田 彩緒莉 タイホテル専門家、海外旅行ライター、海外旅行媒体ディレクター
タイの京都と例えられる古都チェンマイ。重厚な城壁に囲まれた旧市街は寺院、古民家カフェや雑貨店が集まり観光拠点に人気の場所です。ワットプラシンまで徒歩約5分、他の旧市街の観光地もほとんど徒歩圏という立地が自慢の「ザ・リムチェンマイ」は、ランナー様式というチェンマイ独自の寺院風建築のデザイナーズホテルです。どこを切り取ってもインスタ映え間違いなし。客室に置かれた素朴な雑貨も女心をくすぐります。

プールを囲む古民家風邸宅の佇まい「ザ・リムチェンマイ」

プールを囲む古民家風邸宅の佇まい「ザ・リムチェンマイ」

提供元:ザ・リムチェンマイ

http://www.therimchiangmai.com/

ザ・リムチェンマイは、旧市街のお堀沿いに佇んでいます。とても精巧な寺院建築のためチェンマイ在住者も寺院だと勘違いしていたという話をよく聞きますが、見て「なるほど」とうなってしまうほど荘厳な建物です。

プールを囲む古民家風邸宅の佇まい「ザ・リムチェンマイ」

写真:吉田 彩緒莉

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チェックインを済ませ、重厚な回廊を進むとまず目につくのが中央にあるプール。大きくはありませんが、観光スポットの多い旧市街にあるとは思えないほどの静寂と、うっそうとした木々に包まれています。客室はこのプールを中心に配されています。

タイ北部とはいえ11月末から1月末以外は、ちょっと歩くと汗だくになるチェンマイ。暑い日や観光の後のクールダウンにぴったりです。このホテルを選ぶゲストは静寂を求める個人客が多いため、必要以上に騒ぐ人はいません。お気に入りの本を片手にのんびりと過ごすという贅沢な時間も作りたいもの。

プールを囲む古民家風邸宅の佇まい「ザ・リムチェンマイ」

写真:吉田 彩緒莉

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夜になるとランタン型の照明に灯がともり幻想的な雰囲気に!この時間を狙ってプールで寛ぐゲストもいるほどです。虫の声も涼やかに響き渡り、しばし日常を忘れさせてくれます。ただし、夜は少し蚊が多いのでデッキチェアで寛ぐ場合は虫よけ対策を忘れずに!

古き良きチェンマイそのもの!レトロなインテリアに心奪われる客室

古き良きチェンマイそのもの!レトロなインテリアに心奪われる客室

写真:吉田 彩緒莉

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客室に入った瞬間、思わず「わー!素敵!」と叫んでしまうこと間違いなし。日本を含む他の国はもちろん、タイ国内でもチェンマイだけの雰囲気が部屋を満たしています。木造建築に合わせた飴色の壁、木を基調にしたインテリア。シンプルだからこそ際立つチェンマイならではの装飾が施され、これからの滞在を思い胸がときめきます。

嬉しい事に冷蔵庫の中の飲み物は無料!これにはビールも含まれています。到着時にゴクッと一杯なんていう贅沢が許されますね。

古き良きチェンマイそのもの!レトロなインテリアに心奪われる客室

写真:吉田 彩緒莉

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プールを望むテラス付きの客室が特におすすめ!テラスの椅子に腰を下ろせば、木々の枝の間をリスが走リ抜けて行く光景に癒され、珍しい南国の鳥の声を聞きながらのティータイムも楽しめます。

古き良きチェンマイそのもの!レトロなインテリアに心奪われる客室

写真:吉田 彩緒莉

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木造建築ですが、最近のタイのホテルのトレンド「窓の付いたバスルームを開けると客室が見える仕様」が採用されています。日本人にはちょっと恥ずかしいのですが、ホテルでのバスタイムは開放的に!という事なのでしょうか(笑)。最新ホテルならまだしも、古民家風の造りでこれをやるのは大変なこと。しかもチェンマイの古い建物に見られるカラーのガラスをはめ込んだ可愛らしいデザインにしている所がさすがです!

まあ、お友達と一緒の時は扉を閉めて。そして一人のバスタイムなら思い切り開けて、客室の窓の向こうに見える木々を眺めながらバスタブに浸かると気持ちが良いですよ!

これ欲しい!客室の備品がチェンマイ雑貨!

これ欲しい!客室の備品がチェンマイ雑貨!

写真:吉田 彩緒莉

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客室にはタイのホテルでは大抵置いてあるコーヒーセットがあります。実はチェンマイはコーヒーの名産地。チェンマイ産の「ドイトゥンコーヒー」ブランドのインスタントコーヒーなので、ちょっとリッチな気分です。でも他のホテルと異なるのがレモングラスをはじめとしたハーブティーが3種類も置いてある事!美しいターコイズブルーとほっこりとした素朴な焼き物の風合いが人気の「セラドン焼」のティーセットでいただけます。

トランクが重くはなりますが、これを見ると当然買って帰りたくなるのが女心。

これ欲しい!客室の備品がチェンマイ雑貨!

写真:吉田 彩緒莉

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「部屋を掃除してくださいねー!」のお知らせは言葉ではありません。潔く絵です。わざとアンティークに仕上げた札がかわいらしいですね!帰国したら同じような木札を買って部屋に飾りたくなってしまいますよね。

これ欲しい!客室の備品がチェンマイ雑貨!

写真:吉田 彩緒莉

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ホテルの客室のスリッパランクって、安いホテルだとペラペラの紙風、中級ホテルだともう少し厚い使い捨て、高級ホテルだと分厚いワッフル生地・・・というイメージがあるのですがザ・リムチェンマイは違います!
見てください!イグサを使った畳地のサンダルです!これ欲しかったんだよなあ・・・。

これ以外にも「欲しい、買いたい」チェンマイ雑貨が客室の中にあふれているのですが、こっそりと持ち帰るのは厳禁!購入できるようプライスリストがあるので、フロントの人に申し出てくださいね。

ここ寺院?ホテルの概念を逸脱したチェンマイ風の造りに陶酔

ここ寺院?ホテルの概念を逸脱したチェンマイ風の造りに陶酔

写真:吉田 彩緒莉

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パブリックエリアはどこを切り取ってもインスタ映え間違いなし!
この階段の上にはまだまだ客室があるのですが、下から撮ると、まるで寺院の中にいるようです。敷地内でチェンマイの寺院風写真が撮れるホテルは、なかなかありません。

ここ寺院?ホテルの概念を逸脱したチェンマイ風の造りに陶酔

写真:吉田 彩緒莉

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オープンエアーのテラスにはバーカウンターがあり、ソファーでゆっくりお酒やコーヒーが楽しめます。神殿のような造りに、レトロな家具。アジアのリゾートってほんっとに素敵だなあとため息をつきたくなるような空間です。

ここ寺院?ホテルの概念を逸脱したチェンマイ風の造りに陶酔

写真:吉田 彩緒莉

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バーカウンターに誇らしげに立つ、大きな木彫りの猫。チェンマイは雑貨天国。早速ミニチュア版を見つけに出かけたい、と思ってしまうのは、雑貨好き共通の思いに違いありません。

夜はさらに幻想的。闇に浮かび上がるランナー様式の寺院のよう!

夜はさらに幻想的。闇に浮かび上がるランナー様式の寺院のよう!

提供元:ザ・リムチェンマイ

http://www.therimchiangmai.com/

夜の帳が下りると神秘的な静寂が「ザ・リムチェンマイ」を包み込みます。寺院巡りや夕食から帰った後、エントランスに立つと「ああ、私はこんなホテルに泊まっているんだなあ」と、ちょっとした優越感に浸れます。やはりチェンマイはチェンマイらしいホテルに泊まる事で、旅の印象が強くなると思うのです。

夜はさらに幻想的。闇に浮かび上がるランナー様式の寺院のよう!

写真:吉田 彩緒莉

客室までの回廊はオープンエア。荘厳な雰囲気の中、歩みを進めれば、聞こえるのはカエルの声、虫の音。旧市街といういわば町自体が名所にあたる場所にありながら、大自然の中にいるような音と、ほんのり灯るライトに包まれて客室に帰る至福の時は、このホテルでなければ味わえない贅沢です。

夜はさらに幻想的。闇に浮かび上がるランナー様式の寺院のよう!

写真:吉田 彩緒莉

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この静けさの理由は旧市街の中でもファストフード店や大型ホテルの集まるターペー門と反対側に位置するスアンドーク門に位置しているから。でも観光ではワットプラシン、サンデーマーケット、ウアライ通りで開催するサタデーマーケットまで徒歩圏。旧市街観光を考えている人には最高の立地です。夜遊び派には物足りないかもしれませんが、旧市街の夜は早く、22:00にはバーですら店じまいしてしまいます。賑やかなターペー門や、ニマンヘミンで食事して戻ってくれば、全く問題ありません。

エントランスを出れば、地元の人が集まる屋台が数件。そして、学生が下校時に食事をする食堂もあり、観光客向けとは真逆の地元の人たちのグルメが楽しめます。そんな日もありですよね!

チェンマイ旧市街観光に最適の寺院風ホテル「ザ・リムチェンマイ」

旧市街の城壁の前に建ち、ワットプラシン、ワットチェディルアン他名だたる寺院やサンデーマーケットが徒歩圏の好立地にして、荘厳な寺院を模したデザイナーズホテル「ザ・リムチェンマイ」。欧米人ゲストの中には「チェンマイの宝石を見つけた!」というリピーターが多数います。
旧市街に泊まるならまた「ザ・リムチェンマイ」に帰りたい、と戻る日を夢見てしまうことでしょう。インスタ好きも雑貨好きも、そして本当のチェンマイに触れたい人も、ぜひ宿泊の候補に入れてみてくださいね!

チェンマイには古都チェンマイだからこそ泊まるべき素晴らしい古民家ホテルやインスタ映えするお屋敷ホテルがいっぱい!他の記事に書かせていただいたので、関連MEMOからお読みくださいね。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/01−2018/05/03 訪問

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